2021-03-24 第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
EGSには、人工涵養、高温岩体、超臨界地熱発電など複数の手法がございますが、この中でも、人工涵養技術につきましては、現在、福島県の柳津西山地熱発電所において実証試験を実施しているところでございます。 また、来年度の予算案には、深部の高温岩体を活用するEGSに関連した新規予算を計上しておりまして、この技術について具体的な調査を進めてまいりたいと思っております。
EGSには、人工涵養、高温岩体、超臨界地熱発電など複数の手法がございますが、この中でも、人工涵養技術につきましては、現在、福島県の柳津西山地熱発電所において実証試験を実施しているところでございます。 また、来年度の予算案には、深部の高温岩体を活用するEGSに関連した新規予算を計上しておりまして、この技術について具体的な調査を進めてまいりたいと思っております。
なお、三千キロワット未満の小規模な地熱発電所を含めますと、規制緩和以降で、国立・国定公園内で六十二件の案件が進行中で、そのうち六件については運転開始されております。
このため、経済産業省では、地熱発電の理解を深めるため、例えば、地質やリスクコミュニケーションの専門家などの地熱開発に係る有識者を自治体に派遣しまして地域住民向けの勉強会を開催、また、地熱発電の概要や地域の地熱発電所の情報などをまとめたパンフレット作成やその地域住民に向けた配布、更には、地域住民や温泉事業者を対象として国内の地熱発電所の見学ツアーの企画や実施、また、地熱発電所立地自治体や地熱開発事業者等
今回の調査の中で、ケニアのオルカリア地熱発電所に伺いました。ケニアでは発電設備容量に占める再生可能エネルギーの割合が約六七%ということで、火力発電所が約三三%なんですけれども、これを大きく上回っています。
その根拠となっておりますのは、地熱発電所、そしてメガソーラーによるものであるということでございます。二位は秋田県で、風力と、やはりこれも地熱発電所による取組によるものだというふうに思っております。この地熱発電につきましては、まだまだ今後伸びる要素が全国で大変ある発電源であるというふうに言われております。
翌三月に、調査結果を受けまして、国立・国定公園の第二種、第三種特別地域の中から垂直掘削と地熱発電所の設置が可能となるよう環境省に申入れをいたしまして、環境省も、風致又は景観の維持に著しい支障を及ぼさない場合という条件付ではありますが、これを受け入れてくれました。これにより、地熱発電の開発が一歩前進いたしました。
委員御指摘のありましたように、JOGMECでは、平成二十五年より、福島県の柳津西山地熱発電所におきまして我が国に適した人工涵養技術を開発中でございまして、事業実施に当たりましては、長年この技術の実施をしてきた米国の電力研究所、これは委員御指摘のガイザース、ここと技術の交流を行っているということで、この電力研究所と行うということでございますけれども、ここと共同開発事業を行って、米国の経験、知見を今取り
この資料の一番右にありますように、福島県の柳津西山地熱発電所において、人工涵養試験、外部から水を人工的に地下に注水する試験を開始しているとのことであります。 この人工涵養を実用化している米国カリフォルニア州のガイザース地熱発電所を、私は昨年八月視察してまいりました。 このガイザースでは、一九六〇年に地熱発電の商業生産を開始したそうです。
また、地熱の活用と地域活性化の観点から、ヘトリスヘイジ地熱発電所及びブルーラグーンラボを視察しました。 このほか、両国で活躍する在留邦人とも懇談しました。アイスランドは国連が発表する二〇一七年度の世界幸福度報告書で第三位に、スウェーデンは同四位にランクしており、両国における格差の実情や医療、福祉事情、男女共同参画の実情などについて生活者の視点に立った貴重な意見を聞くことができました。
もうあと時間がありませんので、ちょっと大臣に提言をしておきたいと思うんですが、実は、この地熱発電所を見に行ったときに、ニューメキシコ州のカールズバッドというところに行きまして、核廃棄物隔離試験施設、WIPPという軍の核廃棄物の隔離施設を見せてもらいました。
ことしの八月二十四日、アメリカ・カリフォルニア州のガイザースという地熱発電所を視察してきました。自費で行ってきましたので、これは強調しておきたいと思うんですが。 ここは、一九六〇年に世界最大の地熱地帯であるガイザース地熱発電所をつくったと。順調に地熱発電を行っていたんですが、一九八〇年代半ばから蒸気の減衰によって発電量が低下して、どうしようもなくなってきた。
そういういろんな現に支配している地域における第三国の企業の活動がどう評価を受けるのかという問題ですが、政府は、一三年の三月二十八日に、国後島で地熱発電所建設を行う米国系企業に対して抗議をしておりますけれども、なぜこれは抗議をしたんでしょうか。
その大きな原因の一つは、私、環境アセスメントの対象規模要件にあるというふうに考えておりまして、それが全てではありません、系統制約、様々問題はありますけれども、環境アセスも非常に長い時間を要する、かつ対象規模が、本アセスの対象規模というのが、火力発電所は十五万キロワット、水力発電所は三万キロワット、地熱発電所は一万キロワット、風力は一万キロワット、太陽光は対象外といったこういう要件になっておりまして、
それから、この交付金制度の中では、原子力発電所のみならず、水力発電所あるいは地熱発電所など、ほかの電源もその中で交付金の対象としております。 したがいまして、先生御指摘のような原発に投入された税金という整理はしていないために、今の御質問にしっかりとしたその総額というのをお示しすることは非常に難しいということを御理解いただきたく思います。
二〇一三年度現在の全国の地熱発電所の発電出力の合計は五百十五メガワット、発電電力量は二千六百五ギガワットアワーで、日本の電力需要の〇・三%を担っている状況です。また、賦存量、ポテンシャルというんでしょうか、資源は約二万三千四百八十メガワットです。利用率は約二%にとどまっており、この賦存の量の約八〇%が自然公園内に集中をしている。
間接的に補助するんじゃなくて、しっかり国の予算で大きく国営の地熱発電所をつくるというぐらいの気概を持って、国家事業として一度やってみる。それで成功した後はだんだん民間に移譲していくというようなことが、せっかくここの期待が大きいのにうまく進まないというところを打破していける一つの考え方ではないかなと思いますので、質問の最後に私のひとり言として提案をさせていただいて、質問を終わらせていただきます。
○山下政府参考人 まず、地熱発電の導入に当たっての課題でございますが、例えば、地下の地熱資源の分布を正確に把握することが難しくて掘削の成功率が低いとか、あるいは、地熱発電に用います井戸の掘削コストが高いとか、あるいは、地熱資源量の調査に着手してから地熱発電所の運転開始に至るまでに十年程度を要するなど、開発期間が長いといったような課題が存在をしてございます。
お尋ねのニュージーランドでは、例えば一基の発電能力が世界最大の約十四万キロワットの地熱発電所で富士電機社のタービン技術が使われていると承知しております。
今電力業界も再生可能エネルギーとして開発に力を注いでいる地熱発電について、私は去年の十二月、阿蘇のくじゅう国立公園の第二種特別地域に立地する九州電力の八丁原地熱発電所の問題について質問をいたしました。 二基の発電施設は、十一万キロワットの出力を出すために毎時千二百トンの蒸気と熱水をくみ上げて、蒸気でタービンを回して、毎時八百トンの熱水を地下に還元すると。
二〇一一年十二月に福島の柳津西山地熱発電所を視察し、福島で開催された地熱資源開発に関するシンポジウムで基調講演を行い、地熱発電が持っている大いなる可能性について強く訴えさせていただきました。 地熱発電の問題点は、開発エリアが国立公園と重なることです。環境省に働きかけて国立・国定公園内の開発要件を緩和しましたが、全て解除されたわけではありません。
九重町は、御存じのように、大岳とか八丁原とか有名な大きな地熱発電所がありまして、長年そういう再エネ導入に熱心に取り組まれているんですけれども、この小水力発電というのは、水利権を取得するのに物すごく時間がかかって、その後調査をし、本体設計に入って、どうしても四、五年はかかるんですね。
今般の熊本地震によって被害が大きかった熊本県、大分県には、八丁原、滝上、大岳という三つの大型の地熱発電所が立地をしております。九州電力からは、送電網のふぐあいにより数日発電できない日があった、ただし、地熱発電設備自体の損傷等の被害はなかった旨、報告を受けております。
さて、今回、九州地方、熊本、大分を中心に震災が発生したわけですが、九州には地熱発電所が多く立地をされておられます。今回の震災によって地熱発電所にどのような影響があったのか、お伺いします。
超党派で地熱議連というのをつくりまして、アイスランドに視察に行ったり、また、この委員会でも、実はニュージーランドで地熱発電所を見に行くこともありました。昨年、イタリアのラルデレロという、初めて世界で地熱発電を起こした、もうちょうど百年やっていますが、そこも個人的に見てまいりました。
先生御指摘の発電所事業に係ります土地の改変面積でございますけれども、これもこれまでの環境影響の対象となったようなものの実例からの概算推計ということで御容赦をいただきたいと思いますが、先ほど大臣御答弁申し上げました火力発電所十五万キロワット当たりで約五ヘクタール、地熱発電所一万キロワット当たりで約一から三ヘクタール、風力発電所一万キロワット当たりで約五ヘクタールでございます。
当時のアイスランドの首相にもお会いしましたし、外務通商大臣等にもお会いして、どんなふうに地熱利用をしているか、また、レイキャビクの地熱発電所も視察をさせていただきまして、アイスランドでどういった形で地熱開発がされているかを見てまいりました。
実は安倍総理が、去年の五月の三十一日、日本の地熱発電所で最大の出力六万五千キロワットを誇ります福島県柳津西山地熱発電所を視察されております。視察の後、総理はこんなふうに決意表明をされました。
実は昨年の十月、イタリアのトスカーナ州にありますラルデレロという地熱発電所を民主党の増子先生と一緒に視察してきました。当然自費で行ったんです。ここを強調しておきたいと思います。 このラルデレロの地熱発電所は、世界最古の地熱発電所です。一九一三年から発電を始めまして、当時二百五十キロワットの発電に成功した。今でもずっとやっている。
九州電力の八丁原地熱発電所を見てきました。このセンター長は、地熱発電を再生可能エネルギーとして使うには、地下水のバランスを見きわめるための詳しいモニタリングと綿密な運営が必要だというふうにおっしゃっていました。そこで心配されるのが乱開発なんです。 大分県九重町の観光協会の方にお話を伺いました。
私、先月、阿蘇のくじゅう国立公園の第二種特別地域に立地する九州電力の八丁原地熱発電所を調査してまいりました。二基の発電施設は、十一万キロワットの出力を出すために毎時一千二百トンの蒸気と熱水をくみ上げて、蒸気でタービンを回して、毎時八百トンの熱水を地下に還元しています。