2021-05-31 第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
それで、今も答弁にあったように、東京電力は、地下水バイパスによる地下水のくみ上げであるとか凍土壁などを切り札としてきました。凍土壁には三百四十五億円もの国費が投入をされたわけですけれども、凍土壁単独の汚染水抑制効果というのは九十五トンで、効果限定的になっているんですね。
それで、今も答弁にあったように、東京電力は、地下水バイパスによる地下水のくみ上げであるとか凍土壁などを切り札としてきました。凍土壁には三百四十五億円もの国費が投入をされたわけですけれども、凍土壁単独の汚染水抑制効果というのは九十五トンで、効果限定的になっているんですね。
この汚染水の発生量を減らしていくべく、これまで、地下水の流入量低減のための地下水バイパスや凍土遮水壁の構築、雨水の浸透防止のための建屋カバーの設置や敷地舗装、建屋の中の汚染水の水位低下と併せて、地下水位を下げるための凍土遮水壁による囲い込みとサブドレーンによる地下水のくみ上げなどの重層的な対策を着実に進めてきております。
その上で、先生御指摘の、仮にということでございますが、仮に海洋放出するとした場合のトリチウム濃度につきましては、これは二〇二〇年三月の処理水の取扱いに関する検討素案というものでお示しをしてございますが、地下水バイパス及びサブドレーンの排水の運用基準としてございます水一リットル当たり千五百ベクレル、これは法令で定める告示濃度の四十分の一というふうになりますが、これを参考に検討してまいりたいというふうに
また、先生が御指摘の海洋放出の場合に、海水中のトリチウム告示濃度限度である水一リットル当たり六万ベクレルに対して、福島第一における地下水バイパス及びサブドレーンの運用基準である一リットル当たり千五百ベクレルを参考に希釈することを検討していることをここの報告書の中に記載させていただいておりますが、あわせて、水蒸気放出の場合においても、大気中のトリチウムの告示濃度限度である空気一リットル当たり五ベクレル
その際、報道はもう決まったかのように書いているんですけれども、地下水バイパスやサブドレーンの基準にした一リットル当たり千五百ベクレルを基準にするということでしょうか。
○須藤政府参考人 検討素案においては、海洋放出の場合、現在、既に海洋に放出をしております地下水バイパス及びサブドレーン、井戸でございます、に適用している運用基準、これは水一リットル当たり千五百ベクレルでございますけれども、これを参考に検討するとされております。なお、水一リットル当たりのトリチウムの告示濃度限度は六万ベクレルでございます。
十一月十四日にも、東京電力は、第一原発の地下水バイパスでくみ上げた水に含まれるトリチウム濃度の公表データについて、二〇一八年の十二月十三日から二〇一九年十一月八日までに公表した資料のうち、十九日分、計九十二か所に誤りがあったと、こういう発表もしているんですね。
これにつきましてですが、汚染水の発生量につきましては、当然ながら降雨の状況等によりまして変動いたしますけれども、いわゆる凍土壁とか、サブドレーンと申しまして建屋に入る前の井戸、それと高台の地下水バイパスという高台の井戸の対策を講じまして、予防的かつ重層的な対策によりまして、対策前は日に五百トンぐらいありましたけれども、今は百七十トンになっています。
ただ、それまでの間は、したがいまして、その陸側遮水壁、いわゆる凍土壁とか、あるいはサブドレーン、それと地下水バイパス等の予防的かつ重層的な対策によりまして汚染水の発生を極力抑えるということを努めながら、それまでの間は、安全に貯蔵できる方法によりまして貯蔵を継続してまいるという方針でございます。 以上でございます。
それで、汚染水の発生量につきましては、現在、陸側の遮水壁、サブドレーン、地下水バイパス等、予防的かつ重層的な対策により発生量の抑制に努めているところでございますが、お尋ねのタンクが逼迫する時期ということについては、汚染水の発生量が各建屋に流入する地下水の量あるいは降雨の影響を受けて変動するため、今、一概にいつというふうに申し上げることはできません。 以上でございます。
汚染水の発生防止策としましては、凍土壁以外に、地下水バイパスの稼働であるとかサブドレーンの増強、フェーシング等の重層的な汚染水対策を講じた結果、汚染水発生量は、渇水期における評価ではあるものの、閉合前一日当たり五百二十立米であったものが、閉合後は一日当たり百四十立米と、四分の一程度まで低減しております。
ただいま御質問をいただきました凍土壁の効果ということでございますけれども、凍土壁は、サブドレーンとか地下水バイパスといいます、その井戸によるくみ上げと、構内の舗装をしておりますが、そういうことを組み合わせた重層的な汚染水対策の一つとして、汚染水の発生量を低減させる効果はあるというふうに考えてございます。
ただいま御質問いただきました凍土壁の効果につきましてですが、凍土壁はサブドレーン、それから地下水バイパス、構内敷地舗装を組み合わせた重層的な汚染水対策として汚染水の発生量を低減させる効果を発揮しており、効果はあったと考えております。 当社は、二〇一八年三月一日に、凍土壁の効果につきまして評価を取りまとめ、公表しております。
汚染水の発生量の抑制、これはもう大変重要な課題でございまして、中長期ロードマップに基づいて、現在、地下水バイパス、サブドレーンによる地下水のくみ上げ、さらには敷地の舗装、凍土壁など、さまざまな対策を予防的かつ重層的に今進めているというところでございます。
だから、地下水の流入量を減らすために、海側遮水壁、地下水バイパス、フェーシング、こういった、国と東電が切り札とする対策が次々にとられてきましたが、どれも決め手にはなっていません。しかも、汚染水地下処理場からの汚染水漏れ、フランジ型タンクからの汚染水漏れ、タンクの傾き、K排水路からの汚染水の海洋流出と、トラブルが相次ぎました。
先ほど来御答弁がございますように、凍土壁というのは、単体の対策ではなくて、地下水バイパス、あるいはサブドレーンによる地下水のくみ上げ、あるいは敷地舗装などの施策とともに、重層的、予防的にさまざまな施策を進めるということになっておりますので、その総合的な結果として、例えば先ほどおっしゃられたように、建屋内に流入してくる水の量が四百トンから百二十トンに下がってきているということが……(真島委員「次を検討
一方、汚染水対策、三つ目のリスクでございますが、これは、サブドレーン、地下水バイパスということでくみ上げてまいりますし、海側の遮水壁はもう既にできておりますので、港湾内にはこの汚染水は流れ込んでおりません。 一方で、凍土壁でございますけれども、昨年の十月に海側は完璧に凍結をいたしました。
これまで、近づけない一つの対策として、いわゆる地下水バイパス、また、サブドレーンの稼働とかしてまいりました。また、汚染水を漏らさない対策として、いわゆる海側遮水壁の閉合であるとか、取り除く対策としては、トレンチ内の汚染水処理、また、ALPSによる放射性物質の除去、こういったことがさまざま重層的に行われてきたわけでございます。
山側から毎日一千トンの地下水が海側に流れ込むよ、そのうちの四百トンは建屋に流れ込むんだ、燃料デブリに触れる、超高濃度の汚染水が生まれる、毎日四百トン新たに生み出される、建屋の燃料に触れる、この水量を軽減するために山側から流れてくる地下水をくみ上げて海に放出する地下水バイパスが造られたよ、一日五十トンから百トン高濃度汚染水を減らせるかもねって話なんですけれど、それが始動したのは二〇一四年の五月からなんですよね
この中の近づけない対策で、地下水バイパスの稼働、サブドレーンの稼働、また敷地の舗装、こうしたことでかなりの効果を生んでおりますが、最終的には、私は、今オペレーション開始の準備段階にあります凍土式の遮水壁の運用で、建屋への地下水流入量をぐっと減らすということが大事な大きな柱の一つだと考えております。
その後、地下水バイパスの稼働等によりまして日量約三百トンというところに減少しているところでございまして、さらにサブドレンという建屋周りのポンプを稼働させることによりまして、現在は日量二百トンまで減少をしているところでございます。
これは汚染水を漏らさないということからとられた措置ではありますが、これ、内側、つまり陸側の水位が上がるということは当然予測されたことで、それが地下水バイパスの水にどんな影響を与えるか。私は、高濃度の汚染も十分予測は可能だったのではないかなと思っています。 その上で、今後、凍土壁を稼働させるということになっていくわけですが、非常に心配なのが、水位のコントロールは本当にできるんだろうかと。
資料の二として、そのときに経産省からいただいた敷地内配置図というのをカラーでお示しさせていただいておりますけれども、地下水バイパスとかサブドレーンが本当にうまく機能して、流れ込んでくる水の量も半分ぐらいに減ってきた、また、凍土遮水壁も全部設置が完了していて、これから動かしていくんだというようなお話でした。