2017-04-07 第193回国会 衆議院 外務委員会 第9号
岸田大臣に伺いたいんですが、一九七二年から開始されたF4戦闘機の導入に際しては、戦闘行動半径の長さが他国に侵略的、攻撃的脅威を与えかねないということで、爆撃装置を外して、そして空中給油装置を地上給油用に改修した経過さえありました。
岸田大臣に伺いたいんですが、一九七二年から開始されたF4戦闘機の導入に際しては、戦闘行動半径の長さが他国に侵略的、攻撃的脅威を与えかねないということで、爆撃装置を外して、そして空中給油装置を地上給油用に改修した経過さえありました。
一九七二年から開始されたF4戦闘機の導入に際しては、戦闘行動半径の長さが他国に侵略的、攻撃的脅威を与えかねないとして、爆撃装置は外し、空中給油装置を地上給油用に改修した経過さえあるわけですね。
さらに、F4の空中給油装置についても、「これを地上給油用に改修した。」これぐらい神経を払い、慎重に装備の採用というのをやってきたということがこれまでの経過としてあるわけですね。
○政府委員(伊藤圭一君) 私どもは、ファントムの際に、空中給油装置を地上給油用に改修した夫は、野党がうるさかったからだというふうに理解はいたしておりません。あのときにはファントムが主力戦闘機として任務につく期間というものは、空中給油をするということができれば、これはベターであるけれども、現在F15に空中給油装置が必要になるほどの必要性はなかったという判断であるわけでございます。
四 F−4の空中給油装置については、昭和四十八年の国会における同装置の必要性に関する論議を踏まえて、これを地上給油用に改修した。
それからまた今後、たとえば昭和五十年度予算等におきまして計画しております数機、すなわちF4にしますと全機で百二十七機に四次防中なりますが、百二十七機全部にこの新しい地上給油用の受け口をつけるという方針で現在作業を進めております。
ただし、ここで制約がありますのは、地上給油用のパイプの大きさ、つまり給油車のほうの制約がありまして、これは現在自衛隊で持っているのは三百五十カロンしかない。いま空中給油のほうは六百ガロンの容量があると申しましたけれども、三百五十ガロンで、そこで制約されるわけであります。
現に、四月四日の予算委員会で、防衛庁長官は、この背中の受給口を地上給油用に改造できるものならばやりたいと言っておられる。しかも、金はそのほうが安くつくということも明らかになっておる。とすれば、少なくとも最低限——私たちはそれは賛成ではありませんが、少なくとも最低限、国民の疑惑にこたえるためにも、その分だけは直ちにおやりになることが正しい。
私どもの原則は反対だけれども、百歩譲っても、少なくとも二点給油の——認めませんけれども、その場合でも、最低限これを地上給油用にしか使えないというような構造上の問題、たとえば雌型でしか受け口がないとか、あるいはこれを封印するとか、最小限の隣国に対する説明力を十分に持つような措置をすべきだと思うんですが、これはまず防衛庁長官どうですか。
しかも第五に、国会にうそまでついてこの装置を残すということになると、これは実は地上給油用ではなくて、空中給油用の受油口を残しておくことをねらっている、つまりファントムの足を長くする、あるいは戦闘空中パトロール体制に入る、こういう疑念を消しようがないではありませんか。明らかにこれは除去すべきだと思うのです。
○上田哲君 地上給油用に空中給油装置を使うのだという結論はまだ出てないわけでしょう。そして今後直ちにそれが出るということを、実験もしないうちに結論を出すということはまだ早いわけですね。