1999-07-22 第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第19号
ただ、先ほどと同じでございますが、生食用に対策を講じる、ここを主力にするという必要があろうかということで、園地転換対策も充実強化をしておりまして、果実の需給バランスの回復を進めているところでございます。
ただ、先ほどと同じでございますが、生食用に対策を講じる、ここを主力にするという必要があろうかということで、園地転換対策も充実強化をしておりまして、果実の需給バランスの回復を進めているところでございます。
基本的な点で申し上げますと、高能率な園地への転換あるいは共同利用施設の整備、加工原料用果実の安定供給を図るための価格安定対策、こういうことを引き続き行うとともに、ウルグアイ・ラウンド関連果樹対策といたしまして、温州ミカンなどの園地転換並びに優良品種系統への改植、それから生果の需給調整のための高品質果汁への仕向けを促進する、さらには果汁工場の再編整備、新型設備の導入等に対します支援をする、それから需要拡大
したがって、これについては、本来の生果、生食用のミカンについても、その状況に応じて加工用に回し得る特別対策を今度の果樹、国内対策にも取り上げるとか、あるいは園地転換をさらにするとか、優良系統というか、需要の強い高い品種系統に転換するとか、それぞれ施策を行おうとしておるところでございまして、私は、見直しという強いお言葉がございましたけれども、それぞれの施策を強化することによって、新しい対策に踏み込む場合
生果につきましては、平成三年の自由化でございましたが、それに対応して生産、出荷に対するいろいろな措置、摘果あるいは園地転換、そういうもので備えましたので、自由化後はすぐには比較的需給調整がうまくいきまして、価格もよかったわけでございますが、その後やはり、まあ四年、五年が気象の関係で小玉であったという関係もあるようでございますが、市場価格が下落して、本年はようやく、干ばつの影響がございまして小玉でございますが
そういう意味で、今先生お話しのように、園地転換を進めていかなきゃいかぬというような考え方に立っているわけでございます。 適地適産の考え方を基本にいたしまして、他の果実あるいは他作物への転換等を緊急にこれからも実施してまいりたいというふうに思っている次第でございます。
○日出政府委員 ラウンド対策の中で、今先生お話しのミカンの関係でございますが、先ほど申し上げました生果の需給調整対策の創設、これはまさしく温州ミカンの対策でございますが、そのほかに、主として温州ミカンをねらいました対策といたしましては、一つは園地転換対策の実施がございます。
具体的に申し上げますと、国内の生産量は、温州ミカンがちょうど裏年であった、あるいは結果樹面積が、実をならす果樹園の面積が園地転換対策によって減少したというようなことがございまして、大幅に減少いたしました。一方で輸入量の方は、リンゴの果汁であるとかパイナップルの加工品の自由化であるとか、あるいはオレンジ果汁のIQ枠の拡大というようなことによりまして、それぞれ増加をいたしております。
そういうことで園地転換面積は目標の範囲内ではございますけれども、ただ助成単価の高い一年目に前倒し的に転換が行われたということが一つ、それからもう一つの理由といたしまして、やはり助成単価の高い廃園、植林というようなものが当初の予定よりも多かったことで予算の方が若干不足ぎみになっているというのが御指摘のとおりの事実でございます。
○吉國政府委員 ただいま先生お話ございましたように、この園地転換を進めるに当たりまして国内の温州ミカンの需給規模を百八十万トンというふうに想定をいたしておるところでございます。 まず生果につきましては、先生も今お触れになりましたように、果実消費がいわば少量多品目化しているという傾向がございまして、従来かなりの減退が続いてまいったわけでございます。
そうすると、この転換策というのは、園地転換というのは、ともかく適地適産で国際競争力を持つような立地条件なり、いろいろな技術を持っておるところはどんどんやらしていくべきである。どうしてもだめなところはかえた方がよかろう、これが基本でありますが、そういう方向に向かって進んでおるのかどうか、これが一つ。 それから、このために五百四十億の補正が組まれておりますね。
お話のございました搾汁施設の問題でございますが、私どもジュースにつきまして、これの将来展望ということでけさほどいろいろ御論議がございましたが、楽観的な見通しを持って臨むことは危険であるというふうに考えているわけでございまして一現在の園地転換を進めるに当たりましては三十万トン強のジュース仕向けというものを考えまして進めてまいっているところでございます。
そういった意味で、産地段階、まあ市町村段階でございますが、ここで園地再編計画を作成していただくに際しまして、園地転換についての適地、不適地の区分というようなこととあわせまして、産地の体質強化方策ということについてもできるだけ明らかにしていきながら、これを踏まえまして、将来ともに生産を継続すべき優良園地におきまして、先ほどのような諸対策が重点的に、有効に実施をされていくというふうに努力をしてまいりたいというふうに
それから第二点の、作業道等と園地転換との関連でございますが、御指摘のように、この作業道が傾斜地におきますミカン栽培において非常に重要な役割を果たしているというふうに私どもも考えておりまして生産対策の面で充実を図ってまいりますと同時に、先ほども若干申し上げましたが、産地ごとの園地転換計画の中で、残る園地の整備というものもできるだけ一体として計画に織り込んでいただくようにしたいと考えているわけでございます
○吉國政府委員 全体としてそういった作業道の整備と認定できるという性格のものであれば、そのために切った樹木につきまして、これを園地転換として扱えるのではないかという考え方に立って指導をいたしているところでございます。
まず、需要の動向に応じた生産体制ということで、先生よく御承知のように園地転換対策を進めてまいっておりまして、五十四年から五十八年度まで三万ヘクタールの転換を進めたわけでございますが、さらに引き続きまして五十九年度から六十一年度まで一万ヘクタールの園転を実施いたしてまいっております。また、最近の需給事情に応じまして、それに引き続く計画生産措置についても促進を図っているところでございます。
そんなことで、これに対処するため、需給均衡対策の基本というのは、先ほど言ったようなことで五十四年度から五十八年度までに三万へクタールの園地転換をするとか、あるいは五十九年以降は一万ヘクタールの転換を進めておると、こんなことでございます。
そういうことで、私ども、三年前から果樹につきましては樹園地転換という方策を、非常に積極的な強硬手段をとり出したわけでございますが、今後これによりまして、ミカンにつきましても品質、コスト面におきまして消費者の嗜好に即応して、また外国の品種にも負けない、そういう産地づくりをやっていく必要があろうと思っておりますし、また、生産調整という観点からは五十九年度からさらに六十一年度まで、従来の三万ヘクタールに加
そういうことに着目をいたしまして、現在園地転換を初めといたしまして、生産を需要に見合った規模に縮小をするというための転換対策を実施いたしておりまして、大体五十八年度をもちまして所期の十二万ヘクタールという目標を達成するつもりでございます。