1949-05-06 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
○飯島政府委員 國立公園に準ずる区域といたしまして、一應名称については、なお政令を制定いたします際に檢討させていただきたいと思つておりますが、現在考えておりまする名称といたしましては、準國立公園、あるいは國民厚生公園、あるいは観光公園というような名称を考えておりますけれども、これらはいずれも必ずしも実態を表現いたしておりません関係もございますので、なお十分関係各方面の意見を徴しまして、決定いたしたいと
○飯島政府委員 國立公園に準ずる区域といたしまして、一應名称については、なお政令を制定いたします際に檢討させていただきたいと思つておりますが、現在考えておりまする名称といたしましては、準國立公園、あるいは國民厚生公園、あるいは観光公園というような名称を考えておりますけれども、これらはいずれも必ずしも実態を表現いたしておりません関係もございますので、なお十分関係各方面の意見を徴しまして、決定いたしたいと
その中には昭和二十年に廃止されました産業設備営團、それからまた今度廃止される國民厚生金庫の損失審査会等がありまして、相当長期にわたつてこういうような機関だけが残つておる次第であります。
御指摘の産業設備営團損失審議会、國民厚生金庫損失審査会は、お話のように大体今整理の途中にあるわけでありまして、いわば清算中の委員会みたいなものとお考え願つてけつこうだと思います。これらの機関の存続の時期は、産業設備営團及び國民厚生金庫の清算が完了いたしますまで続くわけであります。
また國立公園法の準用地区を指定する規定を設け、これにより風景のすぐれた地域を國民厚生のための公園として指定し、國立公園法の一部を準用してその保護をはかり、将來國立公園になり得る地域のさしあたりの措置に万全を期するとともに、これら風景地の利用の促進をはかることとした。以上が今回の改正の主要な点である。 第十一番目が國民公園法案であります。
兒童の福祉増進のために制定せられた兒童福祉法を完全に施行する必要上誕生した厚生省兒童局を、今回の行政機構の整備によつて廃止する意向が行政管理廳から参考案として提示せられたのでありますが、かくては兒童福祉法に掲げられました立法精神は完全にその意義を失い、國民厚生行政に大なる禍根を残し、文化國家建設の將來に一大暗影を投ずることになるから、兒童局の廃止に絶対反対すると共に、これを存置して一層拡充強化の方策
又その当時、この期間中におきまして健康保險法とか國民厚生年金法とかいう法律の改正がございまして、法定の副利費が当然殖えたというようなこともございました。又一定目標増産を達成いたしまするためには、基準外労働が非常に殖えたというようなこともありますが、ここにおきまして政府といたしましては、責任上何とかして面倒見てやらなければならんということになつた次第であります。
その他國民厚生、民生安定の施策につきましては、授産関係では原料、資材の不足、消費生活協同組合は甚だ振わないので、現在できておりますのが、小が一、町村が二、引揚関係が一で、四つであつて、今切替手続中のものが三ということであります。
予防接種に因る災禍事件に関する決議 最近、不良医薬剤等による災禍事件が続出しつつあることは、國民厚生上由々敷き問題であるが、特に予防接種法施行にあたり、ヂフテリア予防接種の施行に伴つて京都市に発生した事件は、爾後日を追ふてその災禍を増し、去る十一月十四、五日の両日に亘つて、その接種をうけた者一万五千余名の中、十二月十九日現在に於て、死亡者五八名、重症者一二五名、中度症状者二〇四名、軽症状者四六〇
予防接種に因る災禍事件に関する決議案 最近不良医藥剤等による災禍事件が続出しつつあることは、國民厚生上由々しき問題であるが、特に予防接種法施行に当り、ヂフテリア予防接種の施行に伴つて京都市に発生した事件は、爾後日を逐うてその災禍を増し、去る十一月四、五日の両日に亘つてその接種を受けた者一万五千余名の中、十二月十九日現在において、死亡者五十八名、重症状者百二十五名、中等症状者二百四名、軽症状者四百六十名
現在住宅不足戸数は約四百万戸と推定せられますが、この状況に対し、政府は数次の建設計画の発表にのみ止め、今日においても依然として問題の解決策を講じておらず、國家予算には、その費目すら計上しておらないことは國民厚生の不安を一層助長せしめておりますことは甚だ遺憾であります。
國家の経費が國民厚生に投ずることが多い場合は、このパーセンテイジが重くともなお増税余力があるということになつておるわけであります。日本におきましては國家経費の種類が必ずしも國民厚生に関する費用が多いとはいえないのであります。
なかんずく戰災者、引揚者、傷病者、遺族、在外者家族等の外近時不幸にして相次ぐ自然災害等によつていわゆる援護、保護を要する者が激増し、國民厚生の事業は頓に混乱し、不安は日常累加して世上今や幾多憂慮すべき社会問題を惹起していることは、新日本建設の途上眞に危惧の念に堪えない。