1950-12-04 第9回国会 参議院 予算委員会 第6号
○佐多忠隆君 正確かどうか知りませんが、少くとも朝日新聞の七月九日に出た書簡の内容という中には、最後のほうに、これらの機構拡充に要する経費は國家予算一般会計の公債償還費のうちから計上されるべく、総司令部経理局においても従来通り技術士の忠告、助言を惜しまないであろう。
○佐多忠隆君 正確かどうか知りませんが、少くとも朝日新聞の七月九日に出た書簡の内容という中には、最後のほうに、これらの機構拡充に要する経費は國家予算一般会計の公債償還費のうちから計上されるべく、総司令部経理局においても従来通り技術士の忠告、助言を惜しまないであろう。
○小笠原二三男君 先ほど予算委員会で京都府知事の言われたのは、当初予算に地方税と見合つて平衡交付金を千五十億と考えたのは、これはその地方財政需要額の増減、そうしたものに伴うプラス・マイナス・アルフアーというものが國家予算で考えられることを前提として、千五十億というのが考えられるというのが正しい形じやないかというようなことを言つておられたのですが、従つてそれに伴つて考えるならば、地財委が八十三億なら八十三億
國家予算におきましてもその点については別途の予算措置は考えないで、既定経費の範囲内におきまして新たな解釈による級別推定表の適用をやるという方針でございますので、地方における財源の計算からこれを一応除いたということでございます。
それから藤田さんのおつしやるように國家予算以外の問題ではなくて、國家予算の問題だとおつしやるのは、これは少し違う。私どもの言つているのは國家予算で義務教員の教師に対する給與を半分受持つというその定数條例の範囲内のほかに、地方自治体が独自に自分の財政で教員を雇う場合に、それは地方財政法第二條第一項違反になるかならないかという問題だと思う。だからその点をやはりここではつきりしておく必要がある。
○立花委員 これは決して國家予算の問題ではない。國家予算のわく外に出たものを地方が自主権において処理したのがいけないか、いいかという問題でありまして、國家予算の問題ではないと思います。多少関連はあるかもしれませんが、國家予算の問題ではなしに、國家予算以外の、余分にはみ出た分の処理を地方が自主的にやつてもいいかどうか、地方自主権の問題だと思うのです。
それで結局一般平衡資金の予算の経帶化というのが問題になつて來ると思うのでありますが、これは先程申しましたように、地方團体でどれどれの仕事を行わなければならんか、地方團体でどれだけの税額がとれる、そうするとその差額は必ず一般平衡交付金として、國家予算に計上する。
たとえば現在の國民の生活費の指数なり、あるいは賃金指数というものをどういうように押えられて、賃金水準についてはどういう方針で——これは当然國家予算における行政費、人件費の算出にあたりましては、まず基本的に示されなければならぬ問題だと思います。現在物價水準と賃金水準との関係において、どういうように最初に申し上げましたところの國民生活の安定、ことに勤労階級の生活の安定をはかろうとするお考えであるか。
同時にまた、特別会計としてかくのごとき厖大な國家予算を使つて、薪炭の需給をする以上は、当然現物の確認から、あるいはまた生産、輸送、そしてまた配給に至るまで、單に特定の指定業者等にまかせるばかりでなく、これが指導、監督に当る十分なる木炭事務所の職員の充実を期して、この人たちの力によつてやるべきが至当だつたと思うのでありますが、その面におきましては、これだけの厖大なものを扱いながら、わずか二千人そこそこの
そのうち問題は運賃改正でありますが、五月一日から六割の運賃値上げを旅客面で実行いたしたわけでありまして、当初國家予算では運賃改正後は旅客の輸送数量は一割減る、定期外の旅客輸送数量は一割減るであろうとこういう前提で旅客数量を組んだわけでありますが、そのうち運賃改正直後の五月は一割よりも非常に上廻つた約二割五分方輸送数量が減るんだろうと、こういう予想を立てました。
○門司委員 税制の改革が行われましても、実際問題といたしましては、國家予算に変革を加えない限りは私は非常に困難だと思います。問題は税制の改革をして來年度からこういうふうにするとかいうことでは間に合わないのであります。
労働行政に関し、少くとも労働委員はその労働状態がいかようになつておるか、労働協約がいかように運用せられておるか、さらに賃金の遅配、欠配等に対して、会社当局はいかような誠意を持つて交渉しているか、これに対して労働関係各担当官は、どういうような御処置を講ぜられ、特に労働基準法の規定に從いまして、各基準監督はいかようになつておるか、というような具体的な資料を調べ、しかも現政府が行つておる労働行政なり、國家予算
それからホテルの建設の問題につきましては、直接國家予算でやることができなくなりまして、その中にも書いてはございまするが、対日援助資金の問題、これにつきまして、ぜひとも緊急なところへは充てたいということで案を練つておりましたが、最近の情勢では、閣議できまりましたのは、その中の十三ページ、十四ページにわたりまして書いてございますのが少しかわりまして、名古屋がそのままで一億でございまするが、神戸が四千三百万円
〔書記朗読〕 観光事業特別委員会運営方針並びに調査要綱案 方針 本委員会は観光事業振興方策樹立に当り、(一)國際観光事業の見地から、(二)観光事業構成の基礎的共通事項につき調査し、(三)國家予算、事業資金、融資等の問題を検討し、(四)関係当局及び業者又は主たる観光地区に対し報奨を要する事項については機宜の連絡を計り、(五)法的措置を要するものは法律案を作り、(六)基礎的共通事項の審議立案から
だからわれわれもまた國家予算の貧乏なもとにおいても、農業センサスといつて、隠し田をあばくために三十六億という予算を計上してやろうとしている。そういうことからいいましてこの隠し田それ自体は全國共通のもので、これは進駐軍、警察が問題にしないのと同じで、決して問題とすべきものではない。
○島村軍次君 只今の問題に関連しまして、よく言われております國家予算は、地方の財源を成るべく皆切つてそうして國の財政に合つたこういう地方財政の……地方行政の方から言いますと、非常に非難がありますが、先般も青森、秋田の地方税制問題を調査して見ますと、東北の二縣だけの問題ですが、もう殆んど地方の縣財政は行詰つて殆んど破産状態である、こう申上げてもいいと思います。
それから尚この費用は國家予算といたしましては、それぞれ内閣にも総理大臣の使われる食糧費というのがありまして、恐らく茶菓くらいは出されることだろうと思いますが、法律上の審議機関ではありませんので、從いましてその文教審議会というものに必要な経費を國家予算に計上するということはないと思います。
それから第二に、税率を軽減して所得の捕捉率を高めることによつて税負担の公平を図つて貰いたい、これはまあよく言われておることと同じことを経團連としても考えておるから、特に新らしいことがあるわけではございませんが、ただこの問題の具体的な実行の方法といたしまして、然らばどうしたらそういうことができるかということになるのでありますが、今の税率でも國家予算のバランスを合せるのが相当むつかしい状態にあるので、これを
たとえば國家予算がこれだけとするならば、当然一應の目標というものが考えられる、しかしないものに対する目標ではなくして、あくまでも実績に対する目標であると思いますが、言葉の上の宣傳から、ないものからとるような目標というものはわれわれは考えておりません。しかしあくまでも目標であり、割当というものは実績に対する課税である、こう考えております。
またそれが國家予算においてどれだけ予算化されておるか、お伺いしたいと思います。
飯野産業舞鶴造船所における昨年中の船舶修理実績は、復員船約三五%、参返還船約四〇%、一般船約二五%のごとくでありますが、仄聞するところによりますと、種々の事情によつて、復員船の修理は昨年ほどの期待は困難の上、明年度には一般船の修理工事も、あまり希望をつなげないなどで、このままでは諸工事量の五〇%以上が早晩休止の運命にさらされている上に、さらに車両部門においても、経済九原則の実施に伴う國家予算の削減によつて
そういたしますと、東京都の方ではどうしてま國家予算のちようだいができない関係上、これをやめてくれというような態度に出ておるのであります。そこで現在七百名の諸君は、戰々兢々たる状態でこの失業の苦しい立場に追い込まれておるのでありますが、これは全國大都市はもちろん、各町村におきましても相当の数があるのであります。
政府はこれらの地方公共団体に当然支拂うべき金の遅延することを防禦するといいますか、手続上遅れることを防ぎますることのために、國家予算の中に地方公共団体に支拂うべきものについては予備金を設けるということを、お考えになるかどうかということであります。これは地方の公共団体につきましては非常に重要なことであります。
逆に國家予算においては、千二百億円に及ぶ價格調整費を増額いたしました。 これらを見るならば、地方予算に対する犠牲の強要がだれのためであるかは、おのずから明らかであります。そして政府は、地方予算に対する犠牲の強要によつて生じた穴埋めを地方住民に対して強要し、地方公共團体の上に肩がわりさせ、まつたく限度に達している地方税を二倍に増徴せんとしているのであります。