2003-05-14 第156回国会 参議院 憲法調査会 第7号
そういうことで、市民の声が反映されるようになるということは、一般的には歓迎していいことでありましょうけれども、これが平和の方向に必ずしも動くものではないということもある程度肝に銘じておくべきだと思いますし、その意味でも本当に良識のある世論というものは必要でしょうし、マスコミというのが、非常に複雑な国際政局を単純化しないで、ゆがめないで伝えるということも非常に大事になってきていると思います。
そういうことで、市民の声が反映されるようになるということは、一般的には歓迎していいことでありましょうけれども、これが平和の方向に必ずしも動くものではないということもある程度肝に銘じておくべきだと思いますし、その意味でも本当に良識のある世論というものは必要でしょうし、マスコミというのが、非常に複雑な国際政局を単純化しないで、ゆがめないで伝えるということも非常に大事になってきていると思います。
このように激しく変動しております国際政局の中で、我が国は新しい平和秩序の構築に向かって最大限の貢献をしなければならないと考えております。これはまた、国際協調の中で平和を実現し、自由と民主主義を守っていこうという我が国憲法が求めておるものと考えております。私は、このような時代認識を基本として、国民の御理解と御協力をいただきたがら国政に取り組んでまいりたいと存じます。
えていまして、割と異色な出版記念会だったんですが、その中で、歯舞、色丹でなく国後、択捉のでっかい方の島二つ、もし返還ということになったら日本はどう対応するのかとか、そういう仮定のことを一つの物語のテーマにしているわけですが、金丸さんの発言といい、あるいはあれよあれよと変化をしているゴルバチョフのペレストロイカ、そして今米ソの首脳会談、韓国の大統領までゴルバチョフ大統領に会う状況、まさに予断を許さないような国際政局
一方、アフガニスタンからのソ連軍の撤退はいよいよ始まったわけでございまして、このようにこの半年ぐらいの間の国際政局は、私は明らかに米ソの緊張緩和、デタントの方向、そして軍縮の方向に動きつつあるというふうに判断をしているわけでございます。
去年の十二月の米ソ首脳会談とINF全廃条約の調印以来、私は、国際政局は確実にデタント、緊張緩和の方向に動いているというふうに思うわけでございます。今行われております戦略核兵器の五〇%削減の交渉が難航して仮に妥結しない場合でも、五月にはレーガン大統領のソ連訪問、そしてゴルバチョフ書記長との会談が行われるというふうなことで今日程が調整中だということでございます。
国内的な要因、国際的な要因、軍事的な要因、経済的な要因、いろいろあるんだと思いますけれども、やはりこれは時期が熟したとしか言いようがないので、米ソの国内における要因、特に先ほど申しましたソ連のペレストロイカというものに対するそういう近代化の欲求、これがやはり国際政局の安定なしには達成できないという計算がかなりあったのではないか。
それを考える前提といたしまして、ソ連のゴルバチョフ新共産党書記長の登場、あるいは十五カ月ぶりの米ソ軍縮交渉の再開など、変化の兆しを見せております国際政局について総理及び外務大臣は基本的にどういう判断をされておるか。
そういうことで、国際政局、これから大変流動的になってくると思いますし、経済面見ましても、我が国もそうですが、アメリカ、若干景気がよくなったといいましても、まだまだ不安な要素もございます。こういうことで、大変重要な事態を迎えておる。内政面とりましても、総理、いつもおっしゃっておるわけでございますが、教育改革、財政改革、行政改革、これ三本柱にされましてやっておられる。
今回のロンドン・サミットは、米ソを中心とする東西関係の悪化やイラン・イラク戦争のペルシャ湾への拡大など国際政局の緊迫した状況下で開催されたわけですが、軍備管理の宣言で東側との対話の姿勢を打ち出し、軍備管理交渉にソ連の復帰を呼びかけていますが、ソ連側からの反応をどう掌握しているのかをお伺いいたします。
私は、そういう意味で、このやり方というものは政治倫理にもとるのではないかということを申し上げるのであって、連立は私は一つのパターンだけじゃない、野党として政権をとることができないならば、政府みずからはこの激動する国際政局の中ではやはり安定せしめることが必要だということは思っておるのです。
○鈴木内閣総理大臣 まず第一は、激動する国際情勢の中におきまして世界の平和と安全を確保する、そういう国際的な平和と安全の中に日本の平和が初めて確保されるわけでございますから、そういう立場で国際政局に対処したい、そのためには自由主義、民主主義、自由経済の共通の価値観の上に立つ西側の諸国と緊密に連携をし、連帯、協調を強めていく外交を展開をしたい、基本的にはそのように考えております。
私どもは外交の国際的な分野におきましても、アフガニスタンに対するソ連の介入あるいはイランにおける米大使館の人質事件あるいは最近のイラク、イランの紛争、そういうように国際政局も、また軍事情勢も大変厳しい様相を示しておるところでございます。 また、経済の面におきましても、石油の高騰、またこれが生産の規制その他いろいろな戦略物資的な扱いによりまして世界経済が大変な打撃をこうむっておるわけでございます。
○説明員(大塚博比古君) 私どもといたしましては、現在の国際政局、これは非常によく言われておりますように、一方において国際的な相互依存関係が非常に深化している。しかし、他方において国際関係の多元化というものの傾向が非常に顕著になっていると思います。
このことがいかに重要であるか、そうしなければ日本は国際政局の中で孤立をしてしまうだろうという具体的な幾つかの動きがすでに出ているわけでありまして、このことは英語教育という視点の中でも必要なことには違いございません。
○石橋(政)委員 率直に私申し上げたわけですけれども、これからの政局、特に国際政局というものは非常にむずかしいと私は思うのです。総理大臣に相当やはり主体性、自主性を持って引っ張っていっていただかないことには、非常に危険なことになるのじゃないかという懸念も持っているわけです。
○国務大臣(福田赳夫君) いま、国際政局、これはいろいろ局地的に問題はあります。ありますが、各国に共通し、また世界政治で最大のテーマは、何といっても世界経済をいかにして安定させるかと、こういう問題だろうと思うのです。昨年もサミットが開かれましてそうして同じ問題に取り組んだわけですが、ことしはさらにもう一つ昨年と違った点は、通貨不安と、こういう問題が出てきておるわけです。
流動する国際政局の中で、新たに誕生した両国首脳が胸襟を開いて懸案事項を解決することは、国家的に意義深いことはもちろんでありますが、同時に、憲法に基づく本院の予算審議権を確保することも、二院制下の参議院としての使命であり、責務であります。
国際政局の中で、言ってみると、昨年あたりまでは米ソ協調が非常に表に出ておったのでありますが、最近冷たい気流が流れ込んでいるというようなことはもちろん御承知のことだと思います。
現に、米中ソの三極構造のパワー戦略は虚々実々に展開されて、国際政局は依然として不安定の様相をたたえております。このような国際情勢に対処して、わが国の外交並びに安全保障政策はいかにあるべきか、いまこそ政府は想を新たに決意を固めて、ここに当面する諸課題について、確固たる態度、方針を固め、自主外交を積極的に展開すべきであると考えます。
少なくとも激動する国際政局の中で、日中間で交渉を行い得る時間というものはそうたくさんあるわけではない。しかもそういう不安定要素、日本の外交が抱えている不安定要因というのはもうたくさんあって、いつどこがはじけてくるかわからないようなときに、日中平和の問題が少なくとも安定した要因にならないということは問題だと私は思う。