1992-05-14 第123回国会 衆議院 本会議 第23号
本案は、我が国経済社会の国際化、技術革新等、最近の計量をめぐる状況の変化に対応して現行計量法を全面的に改正するものでありますが、改正する主な内容は、 第一に、法定計量単位を、原則として今世紀中に国際単位系に統一すること、 第二に、製造、修理、販売事業者に係る登録制を届け出制とするとともに、計量器の検定については、型式承認制度の活用を図る等、計量器に関する規制の一層の合理化を図ること、 第三に、
本案は、我が国経済社会の国際化、技術革新等、最近の計量をめぐる状況の変化に対応して現行計量法を全面的に改正するものでありますが、改正する主な内容は、 第一に、法定計量単位を、原則として今世紀中に国際単位系に統一すること、 第二に、製造、修理、販売事業者に係る登録制を届け出制とするとともに、計量器の検定については、型式承認制度の活用を図る等、計量器に関する規制の一層の合理化を図ること、 第三に、
そこで、国際単位を何にするかということでありますけれども、これは、国際的に計量単位を統一する機関といたしましてメートル条約の加盟国が中心となりまして国際度量衡総会におきまして一九六〇年に国際単位系という単位系を決議したわけであります。つまり日本も含みまして世界じゅうで国際単位としてこれを使おうじゃないかと、いろいろな観点から考えてそういうものが決議されたわけであります。
○熊野政府委員 我が国におきましては、他の海外諸国と同様に、ただいま先生御指摘ありました一九六〇年の国際度量衡総会において決議をされました国際単位系を、計量法上の法定計量単位として既に昭和四十一年の法改正から導入をしております。したがいまして、それ以後、改正をいたしました際にも、その時点でSI単位系に追加されたもの等がございましたら、そのときどきに応じて順次導入を実はしてきております。
○熊野政府委員 先生よく御存じのとおりでございますけれども、一九六〇年の国際度量衡総会におきまして国際単位系、いわゆるSIが決議されまして、世界じゅうで国際単位系の導入をしてきているところでございます。ただ、アメリカ及びイギリスがヤードポンド法を依然としてとっておりまして、国際単位系の導入がおくれているということは御指摘のとおりでございます。
まず第一に、計量単位について国際的な整合を図るため、計量法上取引・証明に使用することが認められている法定計量単位を、原則として今世紀中に国際単位系に統一することとしております。
本法律案は、国際化、技術革新等最近の計量をめぐる諸情勢に対応するため、現行計量法を全面的に見直し、法定計量単位の国際単位系への統一、製造事業者登録制度の届け出制への変更等、計量器に対する規制の見直し及び計量標準認証制度の創設等の諸措置を講じようとするものであります。
○政府委員(熊野英昭君) 原則として法定計量単位というのは国際単位系ということで考えているわけでありますけれども、幾つかの点で例外的にいわゆるヤードポンド法の使用を許容しているところでございます。
○政府委員(熊野英昭君) 国際単位系につきましては、ほとんどの国でその採用を進めてきております。ただ、先生も御案内のように、日本は今回これで国際単位系への統一を本格的に進めるわけでありますけれども、英米において必ずしも進んでいない、いわゆるヤードポンド法がかなり使われていることは事実でございます。
まず第一に、計量単位について国際的な整合を図るため、計量法上取引・証明に使用することが認められている法定計量単位を、原則として今世紀中に国際単位系に統一することとしております。
キュリーとかレントゲンとかレムとかいった単位があったんですが、国際単位系に変更するということが、平成元年の四月からその国際単位系の新単位系で表示することというふうに決まったものですから、国際単位でいうとキュリーのかわりにベクレルということで、これは何か一ベクレルというのは一秒間に一個原子核が壊変する放射能の量というのだそうでございまして、私ども別に学者じゃない者についてはちんぷんかんぷんなのでございます
ICRPの新勧告の関係法令への取り入れということで、御指摘のとおり、放射線防護関係の単位について来年の四月から国際単位系を用いることに決まっております。実は本単位系は既に国際的に逐次採用されておりまして、我が国におきましてもこの国際単位系の導入は昭和五十三年より計量法における計量単位として採用されてきているところでございます。
政府といたしましては、従来から計量法の目的を実現するために、計量法の適切な運用等を通じまして、メートル単位系への統一と国際単位系の導入、計量にかかわる事業者、計量器、計量方法等に関する適正な規制と指導、助成のための措置を講じてきたところでございます。
これはどういうことかと申しますと、メートル系の単位の中におきましても複数の単位があるわけでございまして、国際的にもいろいろな分野で使われている、こういうことでございますが、ただ、最初の段階でお答え申し上げましたとおり、同じメートル系の単位におきましても幾つかの単位があるということは、国際的に大変困る問題が起こってまいりますので、いわゆる国際単位系、つまりSI単位というものが現在推し進められている、こういう
なお、国際動向の一つの方向づけとして考えられますことは、SI単位の、つまり国際単位系の導入という問題がございます。同じメートル系の中におきましても各種の単位が併存するわけでございますが、これだけ国際化が進展してまいりますと、どうしてもメートル系の中におきます国際単位の統一という動きが出てまいります。
政府といたしましては、従来から計量法の目的を実現するため、計量法の適切な運用等を通じ、第一にメートル単位系への統一と国際単位系の導入、第二は計量にかかわる事業者、計量器、計量方法等に関する適正な規制と指導、助成のための諸措置を講じてきたところであります。