2018-11-21 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
戻りますが、TPP11のオーストラリア向けに新設する米の輸入枠が国産米価格への影響があるのではないか、そういう懸念がある、そういう報道もされていました。
戻りますが、TPP11のオーストラリア向けに新設する米の輸入枠が国産米価格への影響があるのではないか、そういう懸念がある、そういう報道もされていました。
これだけSBS米の価格が低下すれば、国産米価格にも影響が及ぶと考える方が私は自然だと思います。SBS米の価格が業務用の国産米の価格を低下させる関係を指摘されております。具体的には、SBS米価格が一%低下すると業務用の国産米価格が〇・五三六%低下する関係にあって、さらに、業務用国産米価格が一%低下すると家庭用国産米価格は〇・四七六%低下する、そういう関係にあるとの研究結果でございます。
飼料用米の作付面積の増加が主食用米の作付面積の減少をもたらし、需要の引き締まり、民間在庫量の減少から国産米価格の上昇につながり、転作助成金の財政負担のみならず、消費者負担にもつながっているのではないか、こういう意見が出されております。
今委員御指摘のように、十一月四日の財政制度等審議会の資料におきましては、飼料米への支援は、多収品種を基本として、標準的な交付額を適用する単収を継続的に更新すべきですとか、収益性の低い転作作物に対して主食用米並みの所得を確保するように助成するよりも、野菜などの高収益作物への転換を支援していく方が望ましい、さらには、飼料米の作付面積の増加が国産米価格の上昇につながり、転作助成金の財政負担のみならず、消費者負担
国産米価格の下落局面などに政府売り渡し価格を下回る価格での販売が発生することは十分ございます。これは、卸売業者が、状況によっては、国産米を仕入れ価格を下回る価格で販売することがあるのと何ら変わりはありません。
農林水産省の資料の中に、逆はないと、国産米の価格に応じてSBS米価格を決めているので、SBS米価格が下がっても国産米価格に影響を与えることはないと言っていますけれども、そんなことはないんです。お互いになんです。当然なんですよ。
これを考えますと、SBS米の輸入によりまして国産米価格が影響を受けているということではなくて、むしろ八百万トン流通しております国産米の需給、価格水準の動向によりまして十万トンに限定しているSBS米の輸入量が影響されているということが分かるわけでございます。
こうした中、今回明らかとなったSBS輸入米の不透明な取引問題、価格偽装について、政府は国産米価格への影響はないと説明していますが、極めて不十分かつ不誠実な調査であって、TPP影響試算の正当性を根底から失わせるものです。農業者は、TPPによる米への影響はないとの説明も含めて、誰一人信じている者はおりません。
その上で申し上げれば、調査結果にありますとおり、SBS米の販売価格を決定する際の主な考慮事項として、国産米価格の水準と回答した者が四十二者中三十一者でございました。国産米の価格水準いかんにかかわらず、SBS米を調整金分だけ安く販売していると回答した者は皆無でございました。
また、今回の調査におきましては、買い受け業者に対するヒアリングにおいて、SBS米の販売価格を決定する際は国産米価格の水準を主な考慮事項に挙げています業者が四十二者中三十一者ございます。
毎月公表されております国産米の相対取引価格につきまして、SBS入札が行われた月と翌月との間で国産米価格はほとんど変動いたしておりません。現在はSBS米が小売店の店頭等で販売されることは極めて少ないものの、販売されているSBS米の価格は国産米の価格と同水準で販売されていることについても確認ができました。
特に、SBS米と国産米の価格の関係につきましては、買い受け業者においては、SBS米の価格が国産米価格に影響を与えるという認識はありません。関連データと照らし合わせてみましても、国産米の価格水準を見据えてSBS米の価格形成がなされていることが逆に確認できました。
○山本(有)国務大臣 まず、ヒアリングにおきまして、SBS米の販売価格を決定する際、国産米価格の水準を主な考慮事項に挙げていると回答された方々が四十二者中三十一者ございます。また、国産米の価格は需給状況によって決まるものでありまして、SBS米価格が国産米価格に影響は与えていないというように回答されたところが、大手米卸売業者四者でございます。
いわゆるSBS米と言われる問題について、あれはウルグアイ・ラウンド、ミニマムアクセス米ということで七十七万トン輸入、そのうちの十万トン、主に主食用の米ということでSBS米になっておるわけでありますけれども、いわゆる国産米が高いときは十万トンちゃんと落札されて、落札されておりますけれども、日本の国産米価格が低いとき、例えば一キロ二百二、三十円ぐらいのときは、去年の例でいうと二・九万トンの落札、おととしなんかは
特に、SBS米と国産米の価格の関係につきましては、買受け業者におきましてSBS米の価格が国産米価格に影響を与えているという認識はありませんでした。関連データと照らし合わせましても、国産米の価格水準を見据えてSBS米の価格形成がなされているということが明らかになりました。
また、この得た資金、これを直接値引きに使わずに一応プールした、会社にプールした上で他の米も含めて様々な経費に活用したという場合もございますし、また、入札後に国産米価格の低下等が生じた場合の調整財源に活用したという報告もございました。 以上、調整金なるものは多種多様でありまして、逆調整金と言われるものも卸から輸入業者に支払われているケースもあったということでございます。 以上です。
また、国産米価格が低いときは、SBS米に対する需要が大きく減少し、SBS米の輸入、消費が減少する実態にあります。 また、先生御指摘のように、主に業務用、特に、この流通量は二百から三百万トンでございますが、これに使用される代表的な品種銘柄の価格水準は国産米全体の価格水準とおおむねパラレルに動いているというように、私どもも業務用米についての品種ごとにこれをウオッチしているところでございます。
その上において、SBS米販売価格を決定する際、国産米価格の水準を主な考慮事項に挙げている、そういう情報をいただいたのが四十二者の中で三十一者ございます。 また、我々といたしましては、正確に全業者に問い合わせしておりまして、売り渡した金額についても全部調査をいたしました。
国産米価格が低いときはSBS米に対する需要が大きく減少しています。そして、SBS米の輸入、消費が減少する実態にあるというところでございます。
過去のデータから見まして、国産米価格に影響を与えるとは、なお、この時点では考えておりません、基本的に、価格は品質及び需給で決まっているというのがこれまでの経験則ですという答え。次に、この調整金が普遍的にSBS取引で行われているとするならば、これは価格への多大な影響があるだろう、私はそう思うところでありますとおっしゃっております。これは、どれなんですか、答弁は。
また、特にSBSの入札における外国産米、これにつきましては、国産米が高ければ、全量落札されまして、高い国産米価格で販売されていっております。また、国産米が低いときには、SBS米は落札しても消費者は購入いたしませんので、落札残が発生しているという状況にございます。 加えて、SBS米と国産米の流通構造を見てみますと、国産米の八百万トンの流通に対して、SBSは十万トンが流通しているわけでございます。
○緒方委員 農林水産省から出してきている資料の中には、調査について、SBS米の入札と国産米価格の関係の分析等を行っているところと書いてあるんです。今、分析しているはずです。その調査が出てきていないのに、影響がないと何で言えるんですか。大臣、矛盾しているでしょう。
これまでのデータなどから見まして、SBSが国産米価格に影響を与えているとは、なお、この時点では考えておりません。 基本的に、価格は品質及び需給で決まっているというのがこれまでの経験則でございます。国産米価格が高いときは、SBSは全量落札され、高い国産米価格で販売されております。国産米価格が低いときは、SBSは落札しても消費者は買わないので、落札残が発生しております。
国が輸入商社から米を買い入れ、その価格に上乗せをし、卸売業者に売り渡す仕組みにより、国産米価格を不安定にしないとしていたものが、商社が卸売業者にリベートを支払っていた、つまり国の公表する価格より実際は安く仕入れていたことで、安い輸入米が流通していた価格偽装はあったのでしょうか。教えてください。
米につきましては、国家貿易によるミニマムアクセスの一元的な輸入体制をとることにより、マークアップの徴収を通じて国産米価格体系との整合性を図ることができます。 次に、その販売に当たりましては、国産米で対応が難しい加工用等の需要を中心に供給することが可能であります。
そういう意味で、食糧庁が買いましたお米を幾らの値段で売るかということの差がマークアップであるわけですけれども、結局それは、国内産米との品質の差、評価の差、そういうものを比較的きちんと見ながら、おのずから国産米価格との関係でミニマムアクセス米の価格を設定していくという形をとっているわけでございまして、それなりに品質なり、それから卸売業者の方々の評価というものを踏まえたものとして、現在、売り出し価格を設定
SBS米は国産米価格を圧迫している、こう思うんですが、いかがでしょうか。
国産米価格の安定を阻害する要因になっているのではないかというふうに思いますけれども、御説明をお願いしたいと思います。