2010-03-11 第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
これまで、記録統合後の再裁定申請から年金支払までの期間の短縮化、国民年金特殊台帳とコンピューター記録の突き合わせ、迅速な被害者救済のための新たな回復基準の設定など、着実に進めてまいりました。現在、記録問題への取組状況について、毎週、数値を公表しているところです。
これまで、記録統合後の再裁定申請から年金支払までの期間の短縮化、国民年金特殊台帳とコンピューター記録の突き合わせ、迅速な被害者救済のための新たな回復基準の設定など、着実に進めてまいりました。現在、記録問題への取組状況について、毎週、数値を公表しているところです。
これまで、記録統合後の再裁定申請から年金支払いまでの期間の短縮化、国民年金特殊台帳とコンピューター記録の突き合わせ、迅速な被害者救済のための新たな回復基準の設定など、着実に進めてまいりました。現在、記録問題への取り組み状況について、毎週数値を公表しているところです。
今現在、今年度中には国民年金特殊台帳、この突き合わせを行いますとともに、市町村が保管する国民年金被保険者名簿の件につきましては、平成二十一年度以降の作業の具体的方法の検討や準備作業を今進めております。
今、優先順位として、とにかくコンピューター内で五千万件の名寄せをやっていく、そして、今、できたところから特別便でお知らせしているわけでありますけれども、紙台帳との突き合わせにつきまして、平成二十年度、まず、複雑で特殊な記録、これは通常の納付と異なる特例的な納付を行った方々のを、国民年金特殊台帳、これをまず突き合わせを行います。
しかし、これはきちんとやっていくということで、まず特殊な記録の国民年金特殊台帳の突き合わせは今既に行っておりまして、それから国民年金被保険者名簿については今具体的な方法について実施の準備をする、それから厚生年金被保険者名簿につきましては、今年度行いますサンプル調査の結果に基づいて、どういうふうにすれば効率的な作業ができるか、そして優先順位をどう付けるか、そういうことで着実に取り組んでいきます。
取りあえず、この優先度の高い国民年金特殊台帳の突き合わせをまず行うと。そして、これはサンプル調査を今年度行いまして、市町村が国民年金被保険者名簿については具体的なこの実施のための準備を行うと。
サンプル調査における国民年金特殊台帳とコンピューターのデータの相違が三十五件。厚生年金基金加入者のデータと社会保険庁のデータとの相違等々がこれからたくさん出そうな状況であります。 消えた年金記録問題は、本当にこれで打ちどめなのか、だれもが皆、まだあるのではと疑問を抱いています。まさに底なしの消えた年金記録問題と言うほかにありません。