2021-04-22 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
今後、具体的な出題基準の検討は医師国家試験出題基準の改定部会において行うこととしておりますけれども、これに先立ちまして、研究班において専門家による検討を行っているところでございます。
今後、具体的な出題基準の検討は医師国家試験出題基準の改定部会において行うこととしておりますけれども、これに先立ちまして、研究班において専門家による検討を行っているところでございます。
また、看護師につきましては、保健師助産師看護師国家試験出題基準におきまして、看護師が具備すべき基本的な知識及び技能について出題する範囲の具体的な項目といたしまして、リプロダクティブヘルスに関する倫理が示されております。
それから、保健師や看護師さんについても、国家試験出題基準の中にギャンブル等依存症対策に関する項目を追加する。そして、療養上の世話、診療の補助を行える者の養成をしっかり行っていくということ。 加えて、精神保健福祉士、社会福祉士につきましても、ギャンブル等依存症問題への支援を効果的に実施するという観点も含めて、養成のカリキュラムを見直していく。
直近の具体的な取組申し上げますと、今先生も御指摘になりましたコアカリキュラムというものですけれども、文部科学省の方で策定する歯学教育モデル・コア・カリキュラム、それから私どもが策定する歯科医師国家試験出題基準というのがございますけれども、この同時改定を行う際に互いの会議に参画をし、卒前教育と国家試験内容の整合性を図ってきたところでございます。
現在、医師国家試験の出題内容は医師国家試験出題基準に準拠することとされておりまして、かかりつけ医や総合診療専門医に必要な知識である主要症候、初期救急、地域保健、地域医療などに関する事項等も出題されることとなっております。 しかしながら、医師国家試験が地域の医療を担うかかりつけ医や総合診療専門医の養成により一層資するようになるように、今後さらに検討していくことも考えてまいりたいと考えております。
これは更に更に充実させていただきたいと思いますが、例えば薬学教育のモデル・コア・カリキュラムに、きちっと漢方医学の特徴について教えるということになっていますし、更に申し上げると、薬剤師の国家試験出題基準の中にこうした東洋医学あるいは和漢薬あるいは生薬について試験科目になっているわけです。
既に新しく医師となって国民の医療を担うという人たちの学校教育、さらには卒後の臨床研修というもののあり方が重要だということは論をまたないわけでございまして、「医師国家試験出題基準」というのも私どもでつくっておりますが、この中にもこの観点から項目として挙げております。また、卒後の臨床研修の目標につきましても、全人的な医療を担うということを卒後研修の項目として掲げているところでございます。
○政府委員(古市圭治君) 例示として、「医師国家試験出題基準」というものを年々改正してきているわけでございますが、その昭和六十四年版におきましては、項目の中項目の中で「医師と患者および家族との関係」、それからまた小項目では「対話と理解」、それから「医師患者関係の破綻」で何が起こるか、「ヘルシンキ宣言、ジュネーブ宣言」、そのようなものを出題基準の中にも挙げさせてもらっておりますし、また「説明義務と告知