1954-05-12 第19回国会 参議院 内閣委員会 第32号
即ち、行政機構の問題につきましては、林野庁の国土省移管の問題、或いは食糧庁、林野庁、水産庁の三外局の内局化の問題、或いは又農林統計の重要性から見て、重要な地位を占める統計調査局の部切替の問題、或いは畜産、蚕糸両局の統合問題、殊に今度の人員整理の部面で相当にもみました食糧、統計両事務所の一元化問題等がそ上に上つたわけでありますけれども、これは統計調査局の部切替を除いて委員各位の絶大なる御協力によりまして
即ち、行政機構の問題につきましては、林野庁の国土省移管の問題、或いは食糧庁、林野庁、水産庁の三外局の内局化の問題、或いは又農林統計の重要性から見て、重要な地位を占める統計調査局の部切替の問題、或いは畜産、蚕糸両局の統合問題、殊に今度の人員整理の部面で相当にもみました食糧、統計両事務所の一元化問題等がそ上に上つたわけでありますけれども、これは統計調査局の部切替を除いて委員各位の絶大なる御協力によりまして
われわれの主張が十分認められました結果、国土省移管ということはさたやみになりまして、依然として農林は一本で強力な治山治水と同時に、国土全体の土地生産力を向上発揮せしめるという一つの構想がまとまつて、今日の農林省設置法として出たわけであります。
まず林野庁の国土省移管問題について申し述べます。目下行政管理庁におきまして、林野庁を新設の国土省に移管する案が検討中であるやに聞くのでありまするが、われわれとしましては、農村と山村とは不可分離であるということ、林業は産業行政の一環であること、これらの二点をあげまして、端的に国土省移管案に反対の意を表明いたします。