1972-06-16 第68回国会 参議院 内閣委員会 第21号
○国務大臣(赤城宗徳君) 農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 わが国の農業及び農政は、最近の内外の諸情勢の激しい変化の中にあって、種々の重要な課題に当面しております。
○国務大臣(赤城宗徳君) 農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 わが国の農業及び農政は、最近の内外の諸情勢の激しい変化の中にあって、種々の重要な課題に当面しております。
○国務大臣(赤城宗徳君) たいてい官庁なんかでは官庁と利害関係の深い人などは、請負などを指名しないということになっておると思いましたが、林野関係では何かそういういまのような事態あるようですから……。たいへんどうも遺憾の話を再々聞いております。
○国務大臣(赤城宗徳君) 生牛乳で供給することがこれは理想的というか筋だと思いますし、また、その体制を整えるように、整えるのを待てば、それが一番いいと思うのです。
○国務大臣(赤城宗徳君) 私もかつて沼津なんかの種苗育成場見ました。なかなかよくやって、技術的というか学問的に研究して実際にやっているところもございました。また、お話のように民間で専門的にそういうことをやっている人もあるわけでございますから、一方的にだけはきめられないのじゃないか、こう思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、慎重に対処してまいる所存でございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 昭和四十六年度漁業の動向に関する年次報告及び昭和四十七年度において沿岸漁業等について講じようとする施策につきましてその概要を御説明申し上げます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 水産等につきましても、ほんとうに公害等が出てきまして、先ほどから話を聞いていましたが、十年前などとはだいぶ違ってきております。
○国務大臣(赤城宗徳君) 御意見私も同感でございますが、計画を立ててもだんだんおくれておって、漁港としての基盤としての位置づけ、あるいは最近水産部門の流通部門も地位が重要化している、その目的に沿いかねるということは、まことに残念でございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 補助率は多いほどいいと思いますけれども、やっぱり北海道全般として、漁港その他公共事業を進めていく、そういう関係から勘案の上、こういう数字にきまったように私も聞いております。でございますので、この負担は負担として、国の予算を効率的に使って、そうして、北海道の公共事業を、いま御指摘の漁港なども進めていくようにいたしたいと、こう考えています。
○国務大臣(赤城宗徳君) 私はもう特昇制度がなかなか話がいろいろ両方でまとまらないというのは、これはいままでのいきさつもあると思うのです。勤務評定制度をつくるときに、非常に反対がありました。
○国務大臣(赤城宗徳君) 縮小ということばがどうもあまり適当ではないのですが、何といいますか、前向きに、効率的、能率的な方向に沿わないものは結果において縮小する面も出てくるということになろうと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) お話のようにいたしたいと考えております。
○国務大臣(赤城宗徳君) 漁業資源というものが、日本全体から見て非常に少なくなってきているわけでございます。そこで北海道もその例であると思いますが、北海道の漁業等につきましては、いま一口で言えば零細といいましょうか、零細漁民というものが多いと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) 実はいろいろの事情、御指摘を受けましたが、私ども前に閣議できまっていたものを引き継いじゃったようなわけで、それほど主張もしないでここまできてしまったということなんですが、これからいろいろ検討してみたいと思います。これじゃなく、こういう問題を。
○国務大臣(赤城宗徳君) 法律によって中小漁業の定義がきまっていてはこれはまずいと思います。しかし基本法にあって、それを運用する政令によっては、目的によって金を貸すほうではこの辺までにしようとか、そういう何といいますか運用については幾分違うことがあってもしようがないですが、法制上はそれはおかしいんですね、ほんとうは、法制的には。
○国務大臣(赤城宗徳君) ただいま御決議のありました農林省関係の事項につきましては、御指摘の点を十分考慮し、警告の趣旨に沿うよう、指導監督にさらにつとめてまいる所存でございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 確かに入漁料というような問題、領海とかそういうところでとる場合に、そういう問題が起きるのでございますけれども、先ほど申し上げましたように何としても資源の開発が基本でございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) これは主務官庁が環境庁ですから、そこで統一して共同で研究するというのは、これは当然だと思うんで、農林省で稲の研究ばかりやって、科学的な研究やその他不十分なところがありますから、専門的な官庁が、あるいは専門的な技術がそれに参加してやるということが、これは官庁同士の関係でございますからいいと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) いまのお話しのように、四十七年度から関係省庁と共同して試験関係機関が参加して温排水の漁場環境への影響を調査促進しておりますので、おくれておりませんで、一緒にやっておりますから御安心ください。
〔国務大臣赤城宗徳君登壇〕
○国務大臣(赤城宗徳君) お答え申し上げます。
〔国務大臣赤城宗徳君登壇〕
○国務大臣(赤城宗徳君) お説のとおりで、私としては、まことにありがたい御意見だと思います。そういう意味でこれは農政ばかりじゃありません、時代の推移というものに対しまして——何も統制経済を私は主張するわけじゃございませんが、計画性というものはどうしても必要だと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) いまの御指摘のことは、大事なことだと思うのです。慣行水利権は大体農業同士の慣行なんです。いままでどこの村でどう取るとか、そういうことでずいぶん争ったり何かしていた慣行水利権が、農業者関係の慣行水利権、それが工業のほうにこれが転用するというようなことになると、これは性質が変わってくるわけです。
○国務大臣(赤城宗徳君) ただいまの附帯決議につきましては、その決議の趣旨を体し、十分検討の上、善処いたしてまいりたいと存じます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 担当局長からいきさつや現状は申し述べさせますが、私はこれは非常にほんとうに遺憾だと思います。こういう農協でなくて、プライベートの教育機関も相当あります、農業の。こういうのには農林省も補助を出して育成していって協力しているわけなんですが、どうも農協自体がやめるということは、私はこれは非常に遺憾に思っておるのでございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) この間の米穀管理研究会におきまして、算定方式を変えたらよかろうというまでは言ってないように私承知してます。ただ、いろいろ、世間やあるいは関係者で、方式も検討したらどうかということは言ってるようでございます。私の考え方から言うと、米価を押えよう押えようという意味で、何といいますか、算定方式を検討しようというような意見がしばらくあったと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) 関係している食糧庁長官から詳しく御説明申し上げようと思いますが、この研究会を設けたときの私のあいさつといいますか——は、食糧の米が少ないときと米の多いときでは食糧管理法の運用等においていろいろの考えなくちゃならぬ面もあるんじゃないかと、そういう面で研究をお願いしたい、食糧管理法を改正するあるいは廃止するというような意図ではない、それで、運用上からいってどうしてもある程度改善
○国務大臣(赤城宗徳君) 率直にと言われるから、率直に申しますと、大体、現在、農業・林業全体を国の姿勢として非常に軽視していると思うんです。日本の農業というのを見ますと、一つは経営者でありますが、実質は労働収入で農業をやっているというのが農業者だと思うんです。ですから、形は経営者でありますけれども、実は農業労働者みたいなものでございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 直営直用の問題と請負などは、これは問題外にすべきだと思います。 それから林野庁長官が答弁した、直営でないように言いましたが、部落共同体、そういうものを使わなくちゃならぬというこれは私は請負の範疇じゃなくて、むしろ直営の範疇に入っているんじゃないかと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) ただいまの御注意、またお考え方、正論だと思います。林野庁にしても、いろいろ重要な問題もありましょうけれども、少したるんでいるんじゃないか、こういう感じを受けます。御注意の点につきましては、十分私どもも心に置いてこれから厳正にやっていきたい、こう思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) 私どもとしては、現業をやっている、担当しているようなかっこうですから、北海道開発庁を督励しまして、いろいろ御批判を受けたような点を、受けないような方向で十分やっていきたいと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) いま私が答弁したのは、そのとおりに答弁したんです。ですから……。
○国務大臣(赤城宗徳君) 沖繩の北部の演習地内の立ち入り禁止区域を主体として、りゅう弾砲の実弾射撃を行ないたいという米軍の申し入れがあったということを、本年四月下旬に防衛施設庁から林野庁に口頭で連絡がありました。
○国務大臣(赤城宗徳君) さっきの話は、米軍が使用するという連絡がありましたから反対で、いま協議中であります、防衛庁と。
○国務大臣(赤城宗徳君) そのとおりでございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 別にそのつどそのつど名前を変えてやるというようなことじゃなくて、農業の本質から考えて、こういうあり方でいくべきじゃないか。ですから、いままでのいろいろ言われたことも十分含まれておる点も相当あります。たとえば農業基本法などに言われていることなどの要素も十分含まれて、農業団地構想というものを出しておるわけでございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 資金にはそれぞれ目的といいますか、使用目的があるのですから、できるだけその目的に沿うたように整理するということが、私は必要であろうと思います。また、いろいろ私も調査して検討さしてみたいと思います。
○国務大臣(赤城宗徳君) そういうように私は考えておるわけでございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) お答え申し上げます。 これは、一つのたてまえだと思います。国で学校を経営している場合には、国有地を無償で貸したりしておりますが、地方の義務教育その他の高等学校、いまお話のあれもそうですが、これは地方団体が教育をやっていく、教育する、こういうたてまえにある。
○国務大臣(赤城宗徳君) 八郎潟につきましては、二年ぐらい前でございますか、これは知事からの話じゃないのですが、あそこの選出の代議士の方から、米の生産を押えるというときに、あれは飛行場にすれば一番いいんだと、こういうふうなことを、私は党の役員をしている間でございましたが、そういう話がありました。
○国務大臣(赤城宗徳君) ごもっともな御意見だと思います。まあ国内的の問題と、国際的な問題がございますが、国内的では農林省としてはいままでやっていますように、需要に応じて効率的な繭及び生糸の生産を推進する。機械化するとか、繭糸価格安定制度の適切な運用によって繭及び生産価格の安定、一言で言えば生産性の向上でございます。
○国務大臣(赤城宗徳君) 非常にいい構想だと思います。それを着々と、何といいますか、地について具体化してまいりたいと思います。また、それには御協力を申し上げていきたいと思います。