1987-12-01 第111回国会 衆議院 本会議 第3号
四全総試案に見られる世界都市東京の強調、国土庁による東京オフィス床の過大な需要予測などはこの典型であります。 さらに、第三、第四には、政府が生活基盤投資、とりわけ大都市における公共住宅供給を救貧政策としてしか位置づけなかったこと、土地にかかわる不労所得の社会還元システムの確立を税制面で確立しなかったことであります。
四全総試案に見られる世界都市東京の強調、国土庁による東京オフィス床の過大な需要予測などはこの典型であります。 さらに、第三、第四には、政府が生活基盤投資、とりわけ大都市における公共住宅供給を救貧政策としてしか位置づけなかったこと、土地にかかわる不労所得の社会還元システムの確立を税制面で確立しなかったことであります。
先ほど来の四全総試案でいろいろポイントがあらわれたわけでありますが、まず第一に東京一極集中問題。これはもう長年言われておることでございますけれども、しかし、さりとて今東京の持っている世界的、国際的コスモポリタンキャピタルの性格というのは、これはだれしも否定ができないところでございます。それだけ機能、知識、情報が集積されている。