1983-01-28 第98回国会 衆議院 本会議 第4号
次は、わが国が西側の一員として防衛の責任を果たしていく上において特に重要なことは、アジア善隣諸国、わけても韓国との間に理解と協調を深めることにありと考えるが、総理の御見解はいかがでありますか。 総理は、日本の防衛は日米安保条約の堅持にありと述べられております。私どももそれに異論はございません。
次は、わが国が西側の一員として防衛の責任を果たしていく上において特に重要なことは、アジア善隣諸国、わけても韓国との間に理解と協調を深めることにありと考えるが、総理の御見解はいかがでありますか。 総理は、日本の防衛は日米安保条約の堅持にありと述べられております。私どももそれに異論はございません。
私は、アジアに関する限り、世界もそうでしょうが、善隣諸国に対するいわゆる親善の外交、国民をあげてお互いに国々が信頼し合う、親善によってのみ平和というものが確保される、武力を背景とした平和というものは、きわめて危険であると解しますが、いかがでありましょう。
また、善隣諸国、日韓関係その他についても一通り考えるところを申し上げたつもりでございます。さような方針によって進めていきたい、こう考えております。
金融機関の利益を擁護して、コスト切下げのための金利値下げを妨げる吉田内閣、アメリカに追随し、自主独立の気禀を失つて善隣諸国の白眼にさしぐむ吉田内閣、朝鮮動乱の特需という隣邦人の血肉の犠牲で三箇年の長きを惰眠した吉田内閣、かかる政権の存する限り、経済の自立はもちろん、輸出の振興など、とうてい思いも寄らないものでありますが、かかる状況下において、ここに輸出入銀行漢を改正し、貴重な国民の血税を冗長放漫に放出
(「どうやつて確立する」「孤立じやないか」と呼ぶ者あり)真に善隣諸国との友好関係を保ち、アジアの平和確立に貢献すべき日本の立場を明らかにせんとするものであります。(「アジアとはどこだ」「台湾か」と呼ぶ者あり)第三に、日本は今次の戰争によりまして実に四割の領土を失つたのであります。戰争の犠牲と申せばそれまででありますが、失いました領土の中には歴史的に見て日本領土の一環と考うべきものもあります。
歴史的にも経済的にもわが国と切り離し得ない中国、ソ同盟その他善隣諸国との貿易が禁止され、遠く米国その他の国から高価かつ平和産業その他に必ずしも緊急でない物資が押しつけられているような状態であります。これでは貿易が行詰まるのは根本的な点から行きまして当然でありませ。
日本の産業が平和産業として発展し、軍事基地が廃除され、警察予備隊が解散され、人民大衆の民主主義が徹底する場合、善隣諸国との平和友好関係が直ちに実現することは、火を見るよりも明らかである。このことを期待しているものはソ同盟であり、中華人民共和国である。この中ソ両国がこれを内容とした講和を直接に政府に提起した場合どう対処されるのでありましようか。総理大臣吉田君の御答弁を求めます。