2019-11-06 第200回国会 衆議院 予算委員会 第3号
萩生田大臣は、初年度は精度向上期間と言われましたけれども、そんな、学生さんを実験台のように扱う、しかも、民間試験を導入することで、今回、精度向上期間なんだというような軽々しい気持ちで民間の活力等々を考えるべきエリアではないんじゃないか。そこには、しかも、先ほど申しました、一定の業者さんに文科省が天下りしている、あるいは、そこの理事さんがこの会議のメンバーになっている。
萩生田大臣は、初年度は精度向上期間と言われましたけれども、そんな、学生さんを実験台のように扱う、しかも、民間試験を導入することで、今回、精度向上期間なんだというような軽々しい気持ちで民間の活力等々を考えるべきエリアではないんじゃないか。そこには、しかも、先ほど申しました、一定の業者さんに文科省が天下りしている、あるいは、そこの理事さんがこの会議のメンバーになっている。
もう一点、これは民放のそのテレビ局の話ではなくて、十月一日の記者会見の中で大臣が言われていたことですけれども、システムは当初の予定どおり二〇二〇年度から導入することにしますが、初年度はいわば精度向上期間と述べられています。これは一体どういう意味なんでしょうか。
大臣自身が、初年度はいわば精度向上期間と言っているんですよ。つまり、これは実験にするということじゃないんですか。実際にヒアリングをすれば、現役の高校生から、我々は実験台なのか、そういう声が上がっているんですけれども、この点についていかがお考えですか。
このシステムは二〇二〇年に導入するんですけれども、今後に向け、高校、大学の関係者間で協議をして、より多くの大学がシステムを利用できるように、受験生がより一層安心して受験することができるシステムに、利用の改善に取り組むとして、いわば精度の向上期間ということを表現しました。
大臣御自身が、今までと違う新しい試みですから、自分が胸を張って大丈夫だというところまでまだ来てはいないというふうに御発言されていらっしゃいますし、来年は精度向上期間だ、お試し期間だというふうに会見でおっしゃってもいらっしゃる。受験生を実験台にしてはならないということも大臣がおっしゃっていらっしゃることも私は存じ上げています。だから、一つ一つの言葉を取り上げてどうこうということではないんです。