1954-12-22 第21回国会 衆議院 予算委員会 第2号
しかし今日民主党を結党されている半数の方は、その改進党すら当時汚職事件と指揮権発動に憤激をして、吉田内閣不信任案に賛成したのにかかわらず、これに反対をされているという事実を、総理大臣は何とお考えになられるかと私はお尋ねをしているのであります。
しかし今日民主党を結党されている半数の方は、その改進党すら当時汚職事件と指揮権発動に憤激をして、吉田内閣不信任案に賛成したのにかかわらず、これに反対をされているという事実を、総理大臣は何とお考えになられるかと私はお尋ねをしているのであります。
○横路委員 総理大臣が知らないと言うのは——今日民主党の結党に参加されて鳩山総裁のもとにおられる国会議員の過半数近くの諸君は、当時好意的な欠席、あるいは吉田内閣不信任案提出に際しましてわれわれに反対、吉田内閣信任と、こうなつたのです。その事実を鳩山さんはどうお考えになられますかと私はお尋ねしているのです。
また民主党の結党はこの汚職事件と指揮権の発動と暴言によつて拍車をかけたものであると言われているのでありますそこで私は総理大臣にお尋ねしたい点は、この汚職事件というのは去る三月十六日の自由党の有田二郎八の逮捕許諾第一号に始まり、遂に四月十九日自由党当時の幹事長佐藤榮作氏の逮捕状の請求、四月二十一日指揮権発動となつて国民の憤激はその極に達して、遂にわれわれ社会党両派は四月二十二日吉田内閣不信任案を提出、
すでに本日衆議院においては両社会党並びに民主党の三派共同提案になるところの吉田内閣不信任案が提案の運びになる手続が完了しておるわけであります。これはおそらく明日の本会議においては成立するという確信をわれわれは持つておるわけであります。
われわれ日本社会党並びに労農党が共同提案した組みかえ動議は、現下の軍事予算によるデフレ政策によつてあえいでいる農民、漁民、中小企業勤労者にとつて、決してその要求を十分に満たすものではありませんが、しかし、吉田内閣不信任案の提出、解散、総選挙後における吉田内閣の瓦壊、われわれ社会党両派による政権の樹立、第二次の補正を確信して、これらの諸君の年末を控えての最低限の要求にかなえるものであります。
われわれ社会党は早ければ来る六日、遅くても臨時国会の終末において、断固国民の名において吉田内閣不信任案を上程するということが既定の方針でございます。そうして吉田政権にあきたらずして結成されました新党である日本民主党も、当然にわれわれの不信任案に同調するであろうということはもはや常識であつて、既定の事実であろうかと私は想像をいたしておる。
吉田内閣不信任案のときに、総理大臣は、みずから、自分の座席にステツキを置いて、いそいそと議席に帰つて投票をしたこの一事を見ても明瞭である。私は、吉田総理がみずから耐乏生活を国民に要求しておるがごときことはそれはどろ沼の中に飛び込んで、れんこん畑に飛び込んで衛生を説くようなものであつて、実に笑止千万だと言わざるを得ません。
(拍手) 汚職と反動の権化自由党と、本法律案を静かに考えてみまするときに、過般の吉田内閣不信任案の提出の際、理由説明の中にしばしば申されたる通りに、この暴虐きおまりなき狂人的な諸政策は尽きざるものでありますが、帰結するところ、無責任なる自由放任経済政策のもたらした政治の貧困はいたずらに社会不安のみを醸成し、その結果国民の不平不満を押えることができずして、ここに本警察法案を提出して、最後の手段として
この前の吉田内閣不信任案上程当時、傍聴席からビラをまかれた状況、あの際に私ども不吉な予感がいたしました。続いて吉田邸の暴漢闖入事件に相なつた。
なお、その他こまかいこともございますが、ただいまの議事進行の御発言の趣意によりまして、本日は荒木萬壽夫君逮捕許諾要求の件、吉田内閣不信任案、この二件のみを取扱うことにいたします。
○菅家委員長 改進党より出ました吉田内閣不信任案は、本日取扱うということに決定いたしました。取扱いにつきましての具体的な方法は、先ほど決定しておりますが、逐次上程ということになつております。これは社会党の百三十何名提出のものより順を追うて上程することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○鈴木茂三郎君 私はここに上程された両派の日本社会党提案にかかる吉田内閣不信任案に関し、両派の日本社会党を代表いたしまして、ここに提案の理由の説明を行いたいと思います。 決議案の主文はお手元に配付してありますから省略をいたします。
○三木武夫君 改進党を代表いたしまして、吉田内閣不信任案に対する改進党の立場を明らかにいたしたいと思うのであります。
○本多市郎君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました吉田内閣不信任案に対し反対の討論を行わんとするものであります。(拍手) そもそも内閣不信任案は、その内閣に政策上の失政があつたとき、または歴然たる汚職の事実が明らかになつたとき、あるいは与党が分裂などを起して政策の遂行が困難になつたとき、みずから政権担当の能力ある野党が提案することが憲政の常道であります。
衆議院において只今吉田内閣不信任案が提案されていると我々は聞いております。本院におきましては、その案文、内容それらについてははつきりまだしていないかも知れませんけれども、ともかく吉田内閣の今般の措置は甚だ遺憾である、叱りおくぞといういわば問責案になりますか、とにかくそういつた種類のものが多数を以て本院において成立する気運にあるように私どもは考えるのであります。
○淺沼稻次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました改進党並びに両社会党の共同提案による吉田内閣不信任案に対し賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手) 吉田内閣は、日本独立後初めて行われた総選挙のあとを受けて昨年十月召集され、現に開かれておる第十五国会において成立せる内閣であります。
○淺沼稻次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました吉田内閣不信任案に賛成の意を表明し、政府を彈劾いたしまして、即時退陣を要求するものであります。(拍手) ただいま、山口君から、時代離れをいたしましたところの反対演説を聞いたのでありまするが、吉田内閣は組閣をしてから三年六箇月になるのでございます。
○赤松勇君 私は、日本社会党二十三控室を代表いたしまして、ただいま議題になつておりまする吉田内閣不信任案に対しまして全幅的な賛意を表するものでございます。(拍手) まず私は、吉田内閣の総退陣を要求いたしまする第一点の理由といたしまして吉田内閣の外交政策について一言触れおきたきたいと思うのでございます。
野党としては、元来ならこれは当然外相不信任案、あるいはまた吉田内閣不信任案を出すべきであるが、諸般の情勢を顧みて、自主的な外交方針をせめてこの内閣にとらせたいという親心から出ておる提案であります。従つてぜひともこれは取上げてもらいたいと思います。
超党派外交は、過ぐる第七国会の終末にあたりまして、吉田内閣不信任案の提案理由説明に立つたわが党の苫米最高委員長が、吉田内閣の内政を糾襌しつつも、外交のことは政争の具に供すべからずとして、その超党派的取扱いを提唱したことに始まるのであります。
○小坂善太郎君 私は、自由党を代表いたしまして、ここに野党各派から提案せられましたる吉田内閣不信任案に反対いたしまして、不信任の言葉をそのまま野党の諸君に返上いたしたいと思うのであります。(拍手) まず、私は、この不信任案が一体どの程度の決意を持つて野党諸君によつて提案せられたものであるか、この点を第一に伺つておきたいのであります。
(拍手) かようにお考えになりまするときに、どの方面から見ましても、皆様方の吉田内閣不信任案の理由は、野党の諸君御自身にはおおかりでありましようが、国民全体に納得せしむることはできない。さらに諸君に申し上げます。
しかも前に述べた通り、民主党は第二次吉田内閣不信任案提出者であります。それが一緒になつて内閣を組織したことは、國民の了解に苦しむところであります。この憲政運用に対する総理大臣の考え方について、言明を得たいと考えるものであります。(拍手)このことは、野 党たるわれわれのみならず、全國民の聞かんとしておるところと存ずる次第であります。
そこで昨日來いろいろ運営委員会においても、議場の交渉係においても、本日の日程は吉田内閣不信任案以外には絶対に何ものをも上程させないということであつた。從つて私の方としても、必ず本日外崎君に出て來てそれをやれということに対しても、議長からも注意がありましたので、外崎君に注意をしておきました。外崎君はそれでは皆さん方に御迷惑をかけてもということで、実は今日は出ております。
○片山哲君 私はここに、野党提出、吉田内閣不信任案を説明いたしたいと思います。(拍手)しかしてこれは、政府を彈劾せんとするものであります。(拍手)これはもちろん、憲法第六十九條による衆議院の政府不信任の意思表明であります。
わが党は、変態的畸形内閣である吉田内閣に対して、一片の政策を実施することをも期待するものではないのでありますが、吉田総理が、なおかつ強引に院議を無視するならば、今日の提案者は再び立つて吉田内閣不信任案を提出するであろうということを信じ、かつ國会の権威を維持するために、本決議案に賛成する次第であります。(拍手)