2020-04-16 第201回国会 参議院 法務委員会 第7号
今回、延期を受けて多くの司法試験受験生、大変に不安な思いに駆られると思います。経済的にも本当に苦しい中、二回目、三回目の受験にチャレンジしている受験生がいらっしゃいます。私自身も受験生のことがありました。是非、そうした司法試験受験生のことにも全力で法務省は取り組んでいただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。
今回、延期を受けて多くの司法試験受験生、大変に不安な思いに駆られると思います。経済的にも本当に苦しい中、二回目、三回目の受験にチャレンジしている受験生がいらっしゃいます。私自身も受験生のことがありました。是非、そうした司法試験受験生のことにも全力で法務省は取り組んでいただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。 ありがとうございました。
論点ブロックを見るような、昔の司法試験受験生のようなことをやっていたら、いつまでたっても国民の信頼は得られませんよ。答えてください。また論点ブロックを見ないでくださいよ。
○柴山国務大臣 司法試験受験生が激減することが、まさしく今委員が御指摘のとおり、我々が緊急に解決しなければいけない問題であったというように考えております。
ことしはとうとう司法試験受験生は五千人を切りました。十五年ほど前には五万人ほどいた受験生が十分の一に激減であります。 対策は単純。志願者激減の原因を見つけて、それを除去すればよいだけです。 では、激減の原因は何か。法科大学院であると認識します。これができてから志願者が激減いたしました。法科大学院がスタートした二〇〇四年には四万九千九百九十一人、約五万人いた出願者が翌年から減少を始めます。
そしてまた、司法試験の中立性ということもあるかと思いますが、何よりも司法試験の問題の疑義、これは、その当時の司法試験受験生だけでなく、司法試験の過去の問題に疑義があって、それを現時点で把握していない、そうかわし続けることは、これから司法試験を受ける、今勉強している皆さんも、これが国会で議論になって、憲法解釈、政府解釈が変われば問題の答えは変わるのかなと。
それと、大臣は司法試験受験生のことを思っていないよ。それこそみんな命懸けで、人生懸けて受けているんですよ。何だ、この態度は。 この青柳、司法試験考査委員に任命したのは誰ですか。
総務省に、しっかり法律家養成していますから、自治体の法務室みんな司法試験受験生ばっかりじゃなくて、ちゃんとした法曹を採用してくださいよと、そういうふうにやっていただいているんですか、具体的に。企業にも、例えば経済団体に、こういう優秀な人材いっぱい輩出していますから、そういう働きかけしているんでしょうか。単に水が流れるがごとくいくように思っておいでになりますか。
ところで、今、現に司法試験受験生の人たちもたくさんおります。
例えば、ことし、とうとう司法試験受験生は四万人を超えました。それに対して合格者は千二百人です。三%です。三%で人生をやり直そうと思ったら、これはかけである。ところが、七、八割で受かれば、おれはどうも銀行員に向いてないぞとさっさと転身する。そういう意味で、ロースクールというのは、本来ならば門戸を広げる、多彩な人材を法曹に呼び込むコースであると思います。
しかし、今日、例えばことし、司法試験受験生は四万五千人を超えています。恐らく合格者の数は法務省の考えですと千二百人であろう。すさまじいわけです。大学法学部の学生も、法学部だけでは到底合格できないというのでほとんどの方々が予備校に行かざるを得ない。そして本当に、法律、判例の、その狭い勉強のために青春を三年、四年、五年、六年とつぎ込んで辛うじて合格する。
憲法、民法、商法、民訴法、刑訴法、刑法、現行司法試験受験生はそれを徹底的に勉強して、四万数千人が受験しているわけですから、それに行政法と一般教養科目が入るだけですよ。だから減らないですよ、これは。
今、司法試験受験生の人たちが非常にたくさんいるわけですが、一体ロースクールというのがどうなるのか、皆さん、この間も佐々木委員の方からもありましたが、不安を感じています。
そして、司法試験受験生の中には本当に人生をかけている人がいるわけで、これはやはり法務省としてのディスクローズをぜひお願いしたいんです。受験したときに、合格した人はいいんでしょうが、落ちた人は、私は何点で落ちたんだろう、どうして落ちたんだろうという理由が知りたいですね。
そこら辺のところ、どうして司法試験受験生が一般の企業、行政官庁で嫌がられるかという理由、何かあるものを見たら、司法試験受験生は理屈っぽくて視野が狭い、独立心がないという先入観がある、精神異常だというレッテルを張られてしまう、司法試験を何回も受けているとちょっとおかしいんじゃないかというような目で見られてしまう、司法試験受験生というのは無為徒食のやからだ、誇大妄想だというような理由づけが業者、企業の中
しかし、このごろ司法試験受験生の能力というものも上がっております。これは次第次第に自然に合格者がふえていくと思います。それに、そういう将来のことを考えまして、ただいま建設中の司法研修所の収容能力を、少なくとも現在の倍ぐらいは、ちょっと無理すれば入れるということを念頭に置いてやっておりますので、そういう面から、法曹人口の増加という点をはかっていきたい、かように思います。
私はまたこの司法試験受験生及び司法官修習生、この常識問題についても後ほど申し上げますが、とにかく今回の案は、在学生をもう少し採りたい、いや、もう少しではない、もっと採りたいということで、いろいろ紆余曲折を経て、結局専門科目の範囲を限定するというところに落ちついたようであります。