1995-06-08 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
一方、受け取りました金額は、不具合のございました「あやめ」という衛星、それからゆり三号aという衛星のいただいた保険金、それから、無事故であった場合に払い戻しか若干参りますので、それを含めまして、受け取りました保険金の総額は六十八億円ということでございます。
一方、受け取りました金額は、不具合のございました「あやめ」という衛星、それからゆり三号aという衛星のいただいた保険金、それから、無事故であった場合に払い戻しか若干参りますので、それを含めまして、受け取りました保険金の総額は六十八億円ということでございます。
○政府委員(沖村憲樹君) 今、先生御指摘のゆり二号aの電波トラブルでございますが、これはゆり二号aに積んでございました電波中継器、トランスポンダーが三本ございましたが、そのうち二本の電源が切れてしまいまして、送信電波が停止をしてしまったというのがそのトラブルでございました。
昨年の夏に打ち上げました放送衛星3号aにつきましては、実は太陽電池の一部にちょっと調子の悪いところがございまして、そのため発生電力が特に夏至の前後あるいは冬至の前後に低下するというような状況になっております。
○船川参考人 放送衛星ゆり三号aにつきまして大変不測の事態が起きまして、関係の皆様に御心配をかけておりますことを事業団としまして深くおわびいたします。
それは放送衛星ゆり三号aの太陽電池が性能が劣化して衛星放送に支障が出るということが原因で打ち上げに臨んだわけでありますが、そう考えてみますと、既に宇宙の世界では太陽電池というものが不可欠であって、そしてこの太陽電池の開発や耐久性というものが 我々の生活にも物すごく影響しているということが明らかになったわけであります。
○近江委員 これは宇宙開発事業団が昨年の十一月二十二日に発表されているのですけれども、ゆり三号aは少なくとも平成三年夏に打ち上げられる放送衛星三号bの運用開始時期までは三チャンネルの運用に支障がないものと考えておる、こういう発表をされているのですね。今二チャンネルしか使えない。これはどういうことですか。
したがいまして、3aそのものの原因究明をやりながら、事実関係をきちっとして対応していただくということと同時に、つい先般宇宙開発委員会から「放送衛星3号―a(BS―3a)の打上げ結果の評価について」という報告が出されております。
さらに、昭和六十一年から、ロケットも自主開発を中心にいたしまして、HI型ロケットと申しておりますが、これは現在使っておるわけでございますけれども、これで通信衛星のさくら三号a、bを打ち上げました。ことしの八月には、先ほど申し上げました気象衛星の四号を打つ予定にいたしております。
それから、新しいニューメディア関係につきましては、ちょうど五十九年度に放送衛星二号aの事故等がありまして、その後を受けまして、関係機関による徹底的な究明が行われ、二号bはその結果を生かして是正措置が講ぜられたとしながら、今後本格的な衛星放送の実現のために、技術的信頼性を確保して、放送サービスの確実な提供を行うよう慎重に計画を推進するよう要請するという監事の指摘でございました。
まず通信衛星でございますが、五十八年の二月の四日に通信衛星の二号a、CS2aというのを上げまして、その後五十八年の八月六日に通信衛星の二号bというのを上げました。この両衛星はおかげさまで大変順調でありまして、現在までほとんど支障なくユーザー、これはNTTその他若干小さいユーザーさんおられますけれども、そちらのユーザーさんの方で順調に通信に用いられていると伺っております。
衛星が果たして、六十五年、六十六年に打ち上げられる「ゆり」の三号a、b、これがもう間違いなく放送大学用に確保できるんでしょうか。
○参考人(中村有光君) 先生、衛星放送または放送衛星というものが実用化に対してまだ未熟だったんじゃないかという御指摘でございますけれども、私どもは二十年近くの研究開発をしまして、私どものみならず、宇宙開発事業団等々と放送衛星に関しましては実験用の放送衛星という段階を踏み、先ほど御指摘の放送衛星二号aの事故を十分生かして、次の放送衛星2bというものの試験を強化しまして打ち上げたものであります。
最後に、通信衛星のことについてお伺いしたいと思いますが、さくら三号aは一応打ち上がっておるわけでございますけれども、これが打ち上がってしばらくいたしましたら、NTTがこれを後継の衛星には使えないということを言っておる。理由は何か、コストが高過ぎるということなんですね。JC・SATとかSCCの総合費用に比べてさくら三号というのは本当にすごい高いのですか。
○塩谷政府委員 放送衛星についてでございますが、目下のスケジュールといたしましては、先生御存じのとおりでございますが、放送衛星三号a、bを昭和六十五年から六十六年にかけて上げる、そしてその六十六年に上げる予定の放送衛星三号bについて、予備のトランスポンダーを一部機構に持ってもらってハイビジョンの普及推進に当たるということでございます。
次に、宇宙通信については、通信衛星二号に続く第二世代の実用通信衛星として、通信衛星三号aを過日打ち上げたところでありますが、同三号bを本年夏に打ち上げる予定であり、その諸準備に万全を期してまいる所存であります。
次に、宇宙通信については、通信衛星二号に続く第二世代の実用通信衛星として、通信衛星三号aを、過日、打ち上げたところでありますが、同三号bを本年夏に打ち上げる予定であり、その諸準備に万全を期してまいる所存であります。
○政府委員(川崎雅弘君) 私の方は、現在宇宙開発利用の一環といたしまして、ロケットと並んで衛星の開発を進めておりますが、今郵政省の方から御答弁がありましたように、通信衛星につきましても、現在種々の高度化ということでの研究を進めておりまして、明年二月のさくらの三号a、bというのを上げる予定にしております。
当年度末資産総額を前年度末と比較しますと、四百三億八千万円の増加となっておりますが、これは主として、当年度の建設計画に基づく放送衛星二号aの整備、テレビジョン放送網の整備、放送設備の整備等により固定資産が二百九十七億一千百万円増加し、また、受信料前受け金等の増加により、流動資産が八十五億六千八百万円増加したためでございます。
ただ、その理由でございますけれども、冒頭申し上げましたと同じことの繰り返しになるかと存じますけれども、具体的に申し上げますと、一つは、海洋観測衛星一号a、「もも」一号と命名されたものでございますが、これが六十一年度まで建設費を計上してまいりましたところ、今年の二月に打ち上げを行いまして、したがいまして、それに伴う建設費の減額だけで五十二億というような減少ということになっておるわけでございます。
当年度末資産総額を前年度末と比較しますと、四百三億八千万円の増加となっておりますが、これは主として、当年度の建設計画に基づく放送衛星二号aの整備、テレビジョン放送網の整備、放送設備の整備等により固定資産が二百九十七億一千百万円増加し、また受信料前受け金等の増加により流動資産が八十五億六千八百万円増加したためでございます。
また、ゆり二号aで中継器の故障などがありまして大変御心配をかけたわけでございますが、こういう故障に対しましては、ゆり二号bで所要の対策を施しまして打ち上げましたので打ち上げ後も所定の機能を発掘していることを確認しております。七月十二日以降は通信・放送衛星機構によって良好に運用されているというところでございます。
まず原子力船「むつ」は、佐世保の修理に当たって、係船料を支払う際に相手の言いなりに支払い、その額は、運輸省の所管する公共港湾の係船料の何と六十六倍にも上り、一方、放送衛星ゆり二号aについては、宇宙開発事業団、通信・放送衛星機構、日本放送協会で故障の責任をなすり合い、最終的に受信料支払い者に転嫁をして事足れりとしているのであります。まことに無責任体制と言わざるを得ません。
○政府委員(内田勇夫君) ただいまの放送衛星三号がおくれた理由につきましては、ただいま御答弁申し上げましたように、二号aのトラブルを踏まえまして、特に中継器につきましては十分な手当てを行いましてこれを信頼性のあるものにするという方針で、そのために所要の研究開発及び試験のための時間が要るということで打ち上げ年度を六十五年度にいたしたということでございまして、放送衛星につきましては、二号aの経験を踏まえまして
さらに、放送衛星二号aの故障によりまして二号bの打ち上げ時期を延期せざるを得なくなったことに伴いまして、予備用のHⅠロケットの試験機、放送衛星三号aの打ち上げ用HⅠロケット三号機について、これらの打ち上げ目標年度を変更するといった点を変更いたしたところでございます。
ただ、最後に申し上げました放送衛星二号aのトラブルによります二号bの打ち上げ、それに伴います他の衛星の打ち上げ時期の調整、これは先ほど申し上げましたように、二号aのふぐあいに対しまして十分な対策をとり、このようなことが二度とないように十分な信頼性のあるものをつくるという観点から調整を行ったものでございます。