2006-11-29 第165回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
これはやっぱり、参議院地方区の選挙は確かに小選挙区ではないんです。しかし、実質的にはもう二十九の選挙区で一人だけ当選することになっている。したがって、地方議会の二十人、三十人、大きいところは六十人もいる、そのような市の選挙区のない選挙で一人亡くなったから一人が繰上げ充当されると。
これはやっぱり、参議院地方区の選挙は確かに小選挙区ではないんです。しかし、実質的にはもう二十九の選挙区で一人だけ当選することになっている。したがって、地方議会の二十人、三十人、大きいところは六十人もいる、そのような市の選挙区のない選挙で一人亡くなったから一人が繰上げ充当されると。
もう一つは、やはり実際に参議院地方区、比例、それぞれどちらかというと衆議院主導で選ばれてくるというシステムになっているわけですね。だから、そういうものを何とか変えようということで、三十年前ですか、河野謙三議長が参議院改革の三原則ということを言っておられます。 一つは、正副議長の党籍離脱ということであります。
そうしたことを申し上げて考えてみますと、現行の衆議院小選挙区及び参議院地方区選挙につきましては候補者個人の名前を投票しますが、衆議院の比例代表並立制及び参議院の全国区比例制は政党名を書いて投票する、個人名を書いた場合は無効になる投票方法であります。まさに、政党名を書いてしか有効にならない。したがって、比例区については明らかに憲法四十三条の「選挙された議員」、こう書いてありますね。
参議院選挙区選出議員の定数の配分につきましては、昭和二十二年に参議院地方区選出議員選挙として制度が創設されて以来、昭和四十六年の沖縄県復帰に伴う定数二人増の改正を経て、今日に至っておりますが、その後の大幅な人口変動により、議員定数は各選挙区間において著しい不均衡を生じ、平成二年国勢調査人口によりますと、議員一人当たり人口の格差は、最大で一対六・四八に達しております。
参議院選挙区選出議員の定数の配分につきましては、昭和二十二年に参議院地方区選出議員選挙として制度が創設されて以来、昭和四十六年の沖縄県復帰に伴う定数二人増の改正を経て今日に至っておりますが、その後の大幅な人口移動により議員定数は各選挙区間において著しい不均衡を生じ、平成二年国勢調査人口によりますと、議員一人当たり人口の格差は最大で一対六・四八に達しております。
(拍手) 私は、昭和四十年に参議院地方区で当選、昭和五十五年衆議院に当選をし、国会議員として二十五年の長きにわたり、国政に参画させていただきました。これもひとえに諸先輩、同僚議員各位の御指導、御鞭撻はもとより、我が郷土、宮城県の多くの方々のぬくもりのある励ましと御支援のたまものであります。ただただ感謝の念でいっぱいであります。ありがとうございました。
その後、この両院の案の調整が行われたわけでございますが、その際、参議院地方区、現在は選挙区と申しておりますが、当時は地方区選出議員の補欠選挙につきましては、衆議院案では任期のいかんを問わず同一選挙区を通じて二人以上の欠員を生じたときに行う。つまり、現行の衆議院議員の補欠選挙事由と同じというふうに見てよろしいかと思いますが、そういうものでございました。
私は、これまでに、衆参両院の選挙に十四回立候補し、うち衆議院選挙で二回、参議院地方区選挙で三回、合計五回の落選をしましただけに、この度の受彰は、ことのほか感慨深いものでございます。 顧みますれば、大戦に際し、フィリピンの戦場で文字通り九死に一生を得、私がモンテンルパの収容所から母国に帰国してから、早や三十九年が過ぎました。
参議院地方区の定数是正についてどういう方針をお持ちなんでしょうかね。一言。
衆議院の定数是正については衆議院にお任せするといたしまして、参議院についてもいわゆる一票の重みについて逆転現象が出ているわけでございますが、総理として参議院地方区の定数是正問題についてどういうお考えを持っておられるか。 私は、選挙区改正や定数是正問題は、議員や政党の利害損得が絡んでまいりますのでなかなか合意は得られない。
現在裁判で争われているところではありますけれども、お挙げになったうち、たとえば最近の例で申し上げれば、参議院地方区の件に関しましては、つい最近も判決がありましてそのことが示されたところでございますが、そういうように一定の幅の中において選挙の公正を害していないというように考えております。
私はそのときから、逆だ、地方区だとか衆議院が先じゃないかと、こういう主張者でありましたが、そこで、この参議院地方区や衆議院の比例代表制、その辺についてどういうふうにお考えになりますか。
そこで、衆議院の定数につきましては先ほどお話がございましたので省略するとして、参議院地方区の定数是正問題でございますが、五十五年国調で、人口比でいきますと神奈川県と鳥取県では五・七三倍、これはもう異常な格差というところへ来ております。
いま公職選挙法の改正について言うならば、何よりも参議院地方区及び衆議院選挙区における定数不均衡の是正であり、選挙活動自由の拡大であります。同時に、参議院の全国区制については、主権者である国民の意思が真に民主的に反映する比例代表制の導入であり、一切の差別を排除するということであります。
こう考えてみますと、これまで参議院でともかく定数をふやしてはならぬという考えで、もちろん沖繩の問題は別の扱いを受けたわけでありますが、これまで終始一貫してきているのでありますけれども、特にまた自国党の方では定数是正は増減なしでやりたい、こうおっしゃっておるわけでありますが、この参議院地方区というのは、沿革のスタートが人口をもとにして配分をしておるにもかかわらず、現在逆転区と言われるものが生じておることは
そういう意味で参議院地方区というものを見ますと、現在政党化が非常に進んでおります。参議院におきましても、全国区制が、無所属議員や職能代表あるいはタレント議員などユニークな政治家のわずかに残された窓口でありました。
従来の選挙ですと、たとえば参議院地方区に出て、その中でも衆議院のそれに該当する選挙区だけで徹底して選挙戦を行って、次の衆議院にそのまま出馬をして当選をしたケースというのは、幾つかの政党に現実に見られるわけですから、このことはぜひ御注意くださればと思っております。
○大林政府委員 ポスター掲示を公営でやっておりますのが、現在、衆議院、参議院地方区あるいは知事選挙、この三つに限られておるわけです。いま政党用の公営掲示板という非常に貴重な御意見でございます。従来からもあちこちでそういう御意見を承ったこともございます。
しかしながら、同時にまた、多数の主権者であるべき国民の参政権、そういうものが憲法上その出発点になりまして、今日、議会制民主主義の発展に寄与してきたと申しましょうか、形づくってきたと申しましょうか、でありますから、申し上げたいことは、今回の公選法、参議院全国区選挙制度、これを改革、改正しようとするならば、政治資金規正法もあわせて検討すべきでありましょうし、同時に、大変発展いたしますけれども参議院地方区
そこで発議者の方々は、これまでもいろいろ話が出てきておるのですが、衆議院もしくは参議院地方区の定数是正の問題ですね、これはやはり相当緊急を要することで、是正しなければならぬと思っておられると思うのですが、その点いかがですか。
今回は政党の要件というのがございますから、一番安くいこうと思っても、参議院地方区に九人を立てて全国区が一名という形でやって二千二百万ですか、それぐらいのお金が要るということであります。このような形で高い供託金にした、あるいはまた、おっしゃる政党というものを信頼しておるのだ、そしてその信頼をしておる政党にしかも要件をつけてやるんだ、その上また供託金を取る、こういう発想はどこから出てくるわけですか。