1994-12-07 第131回国会 参議院 厚生委員会 第10号
お手元に配付いたしました資料「日本被団協原爆被害者調査結果から読みとったこと」、これは被団協の編集、出版になります「ヒロシマ・ナガサキ 死と生の証言」というものの一部でございます。その読みとったことを私なりにまとめてお手元にお配りいたしました。これから述べる原爆被害の概要についての資料に御利用いただければありがたいと思います。
お手元に配付いたしました資料「日本被団協原爆被害者調査結果から読みとったこと」、これは被団協の編集、出版になります「ヒロシマ・ナガサキ 死と生の証言」というものの一部でございます。その読みとったことを私なりにまとめてお手元にお配りいたしました。これから述べる原爆被害の概要についての資料に御利用いただければありがたいと思います。
○岩佐委員 被爆者の皆さんが原爆被害者調査を行われました。これは、国が原爆被害を我慢をしろ、こういうことを言った、これに対して、本当に人間にとって我慢できるものだったかどうかということを事実で明らかにしようという、そういうことからこの調査に取り組まれたというふうに伺っています。
先般、昭和六十二年六月に厚生省が昭和六十年度原子爆弾被爆者実態調査の報告、さらには六十一年十二月に日本被団協が原爆被害者調査第一次報告、さらには六十三年の三月に原爆被害者調査第二次報告、原爆死没者に関する中間報告、その他のことをいろいろ発表いたしまして、被爆者の戦後四十年にわたる実態というものがいろいろ明らかにされてきておるわけでありますが、先ほど前島先生も御指摘になりました昭和五十五年の基本懇の答申
○内藤功君 次に、厚生省の調査の直後でありますが、一九八五年の十一月から八六年三月までの五カ月間にわたりまして、日本被団協が全国一万人の方を目標に原爆被害者調査を実施されました。目標を上回る一万三千百六十九人の方から御回答をいただいたと承っております。
○古川委員 この厚生省の行いました被爆者実態調査とともに、日本被団協が独自で行いました原爆被害者調査、既にその内容が発表されておりますけれども、この両方を踏まえて被爆の実態というものがますます明らかになってきております。
きのうも被爆者の代表の方々から私ども民社党に要請がございまして、日本原水爆被害者団体協議会が本年三月十日付でまとめました原爆被害者調査第二次報告を持ってこられたわけですけれども、この中には厚生省の調査には今までなかった死没者に関する具体的な調査の結果が報告されていたわけで、私どもそれを見させていただいて感慨無量だったわけでございます。
片や被団協の約一万三千人を対象といたしました原爆被害者調査第一次報告、これは昨年の十二月六日に公表されております。 この二つの調査を見ますときに、大臣もこれは当然目を通していらっしゃると思いますけれども、二つの調査の間に基本的な性格の相違、取り組みの相違、したがって、その内容、解析、分析、そういったことに相違点が出てきているのではないか。実態は一つ事でありますけれども、これはどうしたことなのか。