2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
今御指摘ございました米菓に使用される原料用米の状況について見ますと、米菓メーカーが製造、販売する製品の品質や、あるいは表示の問題なども踏まえまして、一般論として申し上げますと、品質を重視する製品には国産米が、そして、価格を重視する製品にはMA米が、輸入米が主に選択されているものと考えておりますが、実態を見ますと、原料用米の約七割は国産米が使用されている状況でございます。
今御指摘ございました米菓に使用される原料用米の状況について見ますと、米菓メーカーが製造、販売する製品の品質や、あるいは表示の問題なども踏まえまして、一般論として申し上げますと、品質を重視する製品には国産米が、そして、価格を重視する製品にはMA米が、輸入米が主に選択されているものと考えておりますが、実態を見ますと、原料用米の約七割は国産米が使用されている状況でございます。
私どもとして、この米粉・飼料用米の助成水準につきましては、まずは主食用米と同じ栽培体系で栽培できるというような農家にとってのメリット、あるいは新たな農業投資も要らないというメリット、こういうものを踏まえまして、今取り組んでいただいています原料用米である加工用米並みの収入が得られる水準ということで五万五千円を設定したわけでございます。
すなわち、同じ原料用米である加工用米並みの収入が得られるという水準にいたしたいと思っておるものでございます。 これ、同じお米ですけれども、用途が米粉でありえさ米ということであって、この助成水準というものを更にどんどん上げていくということにはならないのだろうと思っております。
○本川政府参考人 昨日も何度も答弁させていただきましたが、米粉用米に対する支援水準につきましては、同じ原料用米として既に定着しております加工用米の収入、大体これは九万円程度でございますが、それを確保するということで考えております。
私ども、五万五千円の支援を行うということで設定をいたしておりますが、これは、同じく原料用米として既に定着をしております加工用米並みの収入が得られるということを勘案して設定をいたしております。 米粉用米につきましては、支援水準五万五千円を加えますと、私どもとして、大体九万円を超える水準、加工用米は今約九万円ぐらいの収入でございますが、それを超える収入が得られるのではないかと考えております。
○本川政府参考人 先ほど来お答え申し上げていることの繰り返しになりますが、現に原料用米として既に定着をしております加工用米につきましては、助成なしで約九万円程度の収入を確保して取り組んでいただいているわけでございます。私どもは、それに見合うようなものになるように五万五千円の支援をさせていただこうと思っております。
○本川政府参考人 先ほども今村委員にお答えを申し上げましたが、基本的に私ども、既に同じ原料用米として長く生産をされてきております加工用米並みの収入を確保するというようなことで、単価を設定させていただいておるところであります。それによりますと、いろいろな試算はございますが、所得の面でも加工用米並みのものは確保できるのではないかと思っています。
御案内のように、新食糧法におきましては政府の買い入れは備蓄というふうに限定されておりまして、そういう意味で国民の皆様に主食として食べでいただくということになりますので、食管時代のように政府米としての買い入れということはできませんが、今御指摘のように、主食用には該当しませんが加工用に供給し得るという米穀につきましては、これは加工原料用米という形で生産者団体と実需者団体の話し合いに応じまして流通し得る道
これは国内流通とは切り離しましてそして息長くこれを処理する、そういう基本方針でございまして、実需がありますれば受け身の形で低価格米としてあるいは加工原料用米として出す、最後は主食に向かなければ飼料その他主食以外の用途に回すということで取り扱っていきたいと思うわけでございます。
というのは、現実の問題として沖縄の泡盛の原料用米はタイから輸入をいたしております。国貿品目としての米でございますけれども、毎年一万二千トン程度輸入をしております。そういう中にあって私が一粒もと言えるわけはないのであります。しかし、米を自給する方針には変わりない、これは竹下総理も私もしばしば答弁をいたしておりますので、どうかそれをそのまま受けとめていただきたい、こう思っておるわけでございます。
そのうち消費純増策につきましては生産者団体が主体的に取り組んでいただきまして、これまでに取りまとめられておりますのは、農協等による備蓄一万二千トン余り、生産者団体等による学校給食千五百トン、あるいは純米酒等についての原料用米の供給及び製品の引き取り、さらに米菓についての原料用米の供給、製品の引き取り、米加工食品等についての原料用米の供給、製品の引き取り、その他、ほかにも各地域の実情を踏まえまして努力
清酒の原料用米といたしましては、六十二年度から純米酒等の増加を図りましてアルコールの添加を減らし、米の使用量を増加させるという目的でまず他用途利用米三万トンが導入されたところでございます。
お酒の原料用米につきましては、これは先生御案内のとおり六十二年度から酒造用の他用途利用米を導入したところでございます。これは純米酒等の増加を図ること、アルコールの添加を減らしまして米の使用量を少しでも増加させることが目的でございますし、酒の品質向上といった観点も含めまして他用途利用米三万トンの導入を行ったところでございます。
○政府委員(後藤康夫君) 経団連が提言をいたしました米に関する提言の中で、米の輸入につきましては、加工原料用米について一部輸入を認めたらどうか。それからもう一つは、将来の米の管理、米の政策のあり方としまして、段階的に、部分管理という言葉を使っておりますが、そういうところを目指すべきではないか。
○政府委員(田中宏尚君) 他用途米の生産につきましては、水田の持っております高い生産力、これを有効ならしめるということと、それから他用途米でございましても、作付規模の拡大ということで稲作そのもののコストを低減できるというメリットがございますので、今御指摘ありました加工原料用米につきまして他用途米制度といいますか、仕組みをスタートさしているわけでございます。
私たち原材料の方を担当いたしておるわけでございますが、昨年からことしにかけての現象は、一つは、御承知のように昨年の醸造量が少したまっておりまして、ことしは石数自身を下げるということで原料用米も少し落としたわけでございますが、酒の世界の原材料は、従来は、一番最初から申しますと、お酒は主食と同じもので、しかも新米でということでございましたので、政府がコストも全部償っていただいて、要するに逆ざやなんか持たないでお
次に、これもまたちょっと気になることでありますが、他用途利用米について政府は希望者について主食転用を認め、それに伴って不足する加工原料用米については農協がその自助努力によって農家保存米を集荷してそれに充てる、こういうことでありました。
○石川説明員 御指摘のように、水田の生産力をフル活用して、生産ができるような条件をつくりたいと私ども思っておりますけれども、例えば価格水準の面で申しますと、今年初めて実行し、生産者の方々にもようやく受け入れていただきました加工原料用米の水準がトンで申しますと十九万円程度の水準でございます。
各県からいただいておりますが、私の地元だから出しますけれども、ここで、他用途利用米の生産については、「当面必要な加工原料用米確保のため、(他)米新規格の設定、現行奨励金水準の確保、超多収品種の育成促進を図ること。」こう言っています、当面は。しかし、「備蓄制度の確立によりこれを廃止すべきもの」だと、こうおっしゃっているのです。私もそう思います。
それから「これに伴い不足する加工原料用米については農協がその自助努力によって農家保有米等を集荷することにより充当する。なお、その数量等については今後政府・農協間で協議の上決定する。」ということが生産者組織の代表と与党の方々との間の確認事項として決められたわけでございます。
その後、九月十一日に全国農業協同組合中央会の理事会で、それから九月十二日に全国農業協同組合連合会、全農の理事会で五十九年産の加工原料用米の取り扱いに対する決定が行われたわけでございまして、それをもちまして各県で現在やり方について方針を決めている段階でございますが、九月二十七日現在でまず四十一県ばかりは方針を決定いたしております。
しかし、それでは相手方はどういうふうに見ているかというと、五十九年八月二十九日の全国農協中央会及びその農協米穀対策本部の「昭和五十九年の加工原料用米の確保対策について」という中では「加工原料用米の不足問題は、政府の米需給計画の錯誤に原因があり、その責任は挙げて政府が負わなければならない。」と述べているわけですね。
○説明員(石川弘君) 最初に申し上げておきますが、決まったときに、買ってもらえるということで喜んだというお話でございますが、私どもが生産者団体と長い間いろいろな形で交渉しました結果、決まりましたことをまず口頭で確認いたしました際には、五十九年産他用途利用米については希望者につき主食用に転用するという項目、それからそれに伴い不足する加工原料用米については、農協がその自助努力によって農家保有米等を集荷することにより
八月二十九日、全国農協中央会がお決めになりました昭和五十九年の加工原料用米の確保対策、その中身なのですが、一つは、他用途米の主食転用に伴う加工原料用のお米の確保の問題として、まず数量は二十万トン、次にそのお米の規格は主食になり得る品質規格としての三等米、そして集荷の方法は三通り。一つは、奨励金のつく一万八十円で買う他用途米。二つは、奨励金のつかない六十キロ五千八百八十円の農家保有米。
○石川政府委員 主食のみならず、いわば原料用米についても、食糧管理制度のもとで私どもは供給責任があるわけでございます。したがいまして、そういうことを私ども何度もお話し合いの上で、現在そういうことを前提にした生産者団体との話し合いをやっているわけでございます。私どもは、当然主食のみならず加工原料用についても供給責任があると考えております。