2021-03-17 第204回国会 参議院 予算委員会 第12号
今後とも、我が国の優秀な博士人材が研究者として自立し、様々な場で活躍することができるよう、若手研究者のキャリアパスの確保、充実にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
今後とも、我が国の優秀な博士人材が研究者として自立し、様々な場で活躍することができるよう、若手研究者のキャリアパスの確保、充実にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
国の機関でもそういう博士人材、積極的に採用しておりますが、先ほど御紹介しました卓越研究員事業では、大学、企業のほかに国の研究機関からもポストを提示いただきましてマッチングをするといったような取組も行っているところでございます。
また、博士人材を採用する側のニーズにつきましては、平成三十一年一月に中央教育審議会でまとめられた提言におきまして、博士課程のカリキュラムと社会や企業等の期待との間にギャップが生じているという課題が、若手研究者ポストの確保の困難さなどと相まって、進路に対する不安を招いており、博士課程への進学をちゅうちょされる原因となっているという指摘もございます。
また、海外からの学生を含め、博士人材の産業界へのキャリアパスの構築に向けて、企業との連携による博士後期課程学生の長期有給インターンシップの促進、企業と大学による優秀な若手研究の発掘事業、アントレプレナー教育、スタートアップエコシステム形成のための取組強化等も推進をしております。
文科省といたしましては、今後とも、内閣府を始めとする関係省庁と連携の上、博士課程への進学者を増やし、日本人の博士人材の育成を推進することに向けて引き続き取り組んでまいります。
この博士取った後どうするかということですが、やはり大学以外の民間企業などに拡大をしていくということが大事でございまして、そのために、各界各層で活躍できる博士人材の育成が重要であるということで、文科省としても、平成二十三年度から始めておりますが、博士課程教育リーディングプログラム事業ということで、例えば各大学院における長期的なインターンシップとか、それから実務家教員による講義などの取組を進めてまいりました
まず一つは、世界トップレベルの大学との交流、連携を実現し、加速するためのスーパーグローバル大学創成支援、二点目は、国際的な競争環境の中で世界の有力大学と伍していくための指定国立大学法人制度、三つ目は、世界の学術研究を牽引し、様々な分野で活躍する高度な博士人材を育成するための卓越大学院プログラムなど、着実な実施に取り組んでいるところであります。
このため、文部科学省では、教育再生実行会議の提言や日本再興戦略なども踏まえ、大学の自発的な国際競争力の強化やイノベーション創出を促す世界トップレベルの大学との交流、連携を実現、加速するためのスーパーグローバル大学創成支援、そして、国際的な競争環境の中で世界の有力大学と伍していくための指定国立大学法人制度、さらには、世界の学術研究を牽引し、様々な分野で活躍する高度な博士人材を育成するための卓越大学院プログラム
化学産業の若手人材の育成、活用につきましては、研究開発力や技術力を有する高度理系人材が国際競争力の強化に貢献するものと産学官で共通認識を持っておりますので、化学業界は、化学人材育成プログラムを平成二十二年に創設いたしまして、大学において産業界が求める博士人材像の発信、化学分野で将来活躍するために今何を勉強すべきかを考える機会とする化学産業論講座の開設、また、奨学金給付や人材育成、確保に積極的に取り組
また、新たな知の創造と活用を主導する博士人材を育成するため、卓越大学院プログラムの検討が進められております。 世界トップレベルの研究拠点プログラム、WPIなど、我が国が国際的な頭脳循環の中核となるような取り組みも重要だと思います。 今後とも、初等段階からトップレベルの段階まで総合的に人材の輩出ができるよう、ありとあらゆる施策を総動員して取り組んでまいりたいというふうに思います。
昨年、文科省の科学技術・学術政策研究所が博士人材追跡調査というのを行っています。その調査で、博士課程修了者のうち、大学、短大、高専、公的研究機関等に就職した人がどれくらいいて、その人たちの任期制雇用の割合がどうなっているか。また、民間に雇用された人の雇用形態がどうなっているか、お答えください。
文部科学省におきましては、これまで、若手研究者が自立的に研究を推進できる環境の整備、博士人材の、産業界も含めた多様なキャリアパスの整備などの取り組みを進めてきたところでございます。
世界水準の研究を行う特定研究大学や、新領域や新産業を創造できる博士人材の育成を行う卓越大学院を創設するというものです。国策に沿って産業振興のため世界で戦える大学や分野を国が選別して、そこに予算を含む重点化を図るということになるんじゃないんですか。端的にお答えください、時間少ししかもらえないので。
○国務大臣(下村博文君) 未来の産業、社会を支えるフロンティアを形成する観点から、産業競争力会議の議論を踏まえ、特定研究大学、仮称でありますが、あるいは卓越大学院、ここが御指摘のように新領域や新産業等を創造できる博士人材の育成をする、こういうことについて文科省として検討を進めていくことを考えております。現時点で、運営費交付金の重点配分と直接結び付けて考えているものではありません。
これは、世界で活躍する博士人材を育成しよう、それで、大学で工学部と医学部がありますので、それの両方の技量を身につけた人材を海外に派遣する。トビタテ・ジャパンとかそういう制度が今度ありましたので、三重大学の学長先生も大いに期待しております。 それから、右は北大の例です。