2021-05-27 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
国民医療費が巨額化し、医療保険体系も非常に複雑化する中、九十年近く前の二次関数式を参考指標にすることは構いませんけれども、ほかに代わる新しい指標はないんでしょうか。厚生労働省としてそうした研究は行っていらっしゃるんでしょうか。
国民医療費が巨額化し、医療保険体系も非常に複雑化する中、九十年近く前の二次関数式を参考指標にすることは構いませんけれども、ほかに代わる新しい指標はないんでしょうか。厚生労働省としてそうした研究は行っていらっしゃるんでしょうか。
いわゆる混合診療と言われておりまして、今の医療保険体系では、いわゆる保険給付と保険外負担の併用というのは一切ない、認められないはずなんですね。なのに、例えば差額室料等、こういうのはございますね。あるいは、皆様方が歯科医院に行かれますと、ここから自費にしますか保険にしますかという局面がございますね。
○坂口国務大臣 先ほども申しましたとおり、日本の医療保険体系というのは一つのでき上がったものがございますが、そこにはさまざまな要素が入っておりますが、入っていないものもあるわけです。今までの保険体系の中で考えると、今お示しになりました問題というのはなかなか入りにくいんだろう。率直に言って、今入っていないということは、入りにくいんだろうというふうに思います。
さて、御指摘の尿中の砒素の濃度検査につきましては、今の診療体系の中では、技術的な問題がございまして、ほとんどそういう可能性がないものですから、医療保険体系の中で支払いができませんでした。しかし、これはやはり考えてみますと、砒素中毒ということでございますから、これを取り入れ、即刻対応いたしました。
○冬柴分科員 平たくいえば、国民健康保険という医療保険体系と国民健康保険組合という医療保険体系がありまして、保険料も組合の方が押しなべて安い、そして、医療にかかった場合でもその負担は組合の方が安い、そういうふうに一般的に言えると思うのですが、そう考えていいですか。一言で結構です。
したがいまして、公的介護保険の検討にあわせまして、ぜひ医療保険体系と拠出金制度の抜本的な再検討をしていただきたい。この順序が場合によっては逆になるかもしれないというようにも思われます。 それから、昨年の十二月九日、老人保健福祉審議会が全員一致で厚生大臣に意見書をお出しをしております。その中で、拠出金制度は必ず三年以内に見直すということになっています。
ただ、国保の問題はきわめていろいろと大きな問題を含んでおりまして、国保のみならずいまの被用者保険等を含めた全体の医療保険体系の中でどうあるべきか、また、どういうふうにしたらうまく運営できていくかというようなことは、相当広範囲に勉強していかなければならないと思っておりますので、ちょうど懇談会ができて検討をされていく機会に、私どもとしても、機会があればわれわれのそういった気持ちを申し述べたいと思いますけれども
そこで私は、医療保険制度の抜本改正を行いまして、たとえば老人医療を別の医療保険体系で組み立てていきますとか、さような根本処置をいたさなければ、市町村の国民健康保険はじり貧の状態になる、かように考えられてならないのでありますから、要は医療保険制度の抜本改正、このことに大きな期待を持っているところであります。
○田中寿美子君 結局今度の老人医療無料化というのは、医療保険体系の中での自己負担分を国が見てやる、公費負担してやるということにしておきながら、その医療保険体系にない制限をつけているということで非常に複雑になっておる。それから独特の老人医療という、これは老人の福祉とか老人の医療を扱っている部分は厚生省でやるのですから、それで保険の部分との間が事務的にも複雑になる、こういうことだろうと思うのです。
今後医療保険体系というものはどういう方向に持っていきたいという構想をお持ちなんでしょうか。
(拍手) 現在の医療保険体系では、薬や注射を使えば使うほど医者がもうかる出来高払いの仕組みであり、良心的な医師がかえって収益が少なく、長い経験を持つ医師も、なり立ての医師も、同じ扱いを受けているのであります。
抜本的な医療保険体系の基本的な検討に待ちまして、われわれ共済組合におきましては長期給付とともに短期給付をやっております。その短期給付は、いわば職域における健康保険でございまして、健康保険の諸般の基本的対策とともに、われわれ、短期給付あるいは負担、その他基本的体系の問題について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。