2021-05-31 第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
これだけの医療技術、創薬技術がありながら、ワクチンが国内でいまだにできていない、これも仕組みの問題だと思います。私は、今回、先生から御指摘のあった様々な原子炉から派生する医療素材というものは、国内で、メード・イン・ジャパンで持つべきだと思います。そのことが国民の健康を守る上でも極めて重要だと思います。
これだけの医療技術、創薬技術がありながら、ワクチンが国内でいまだにできていない、これも仕組みの問題だと思います。私は、今回、先生から御指摘のあった様々な原子炉から派生する医療素材というものは、国内で、メード・イン・ジャパンで持つべきだと思います。そのことが国民の健康を守る上でも極めて重要だと思います。
その上で、現在、政府の健康・医療戦略推進本部の下に設置された会議体では、メッセンジャーRNAタイプを含めたワクチン開発を支える新たな創薬技術の国内製造拠点の形成に向けた課題と対応策について議論を行っており、経済産業省としても積極的に参画をしているところであります。
当該コンソーシアムに参加している製薬会社あるいは学術機関は、これに関連する製薬成分とか創薬技術などの知的財産を世界の研究者に対して使用料無料で提供すると、こういったような試みをしているところでございます。
二〇一五年度までにiPS細胞を用いた創薬技術の開発、二〇二〇年度までにiPS細胞技術を活用して作製した新規治療薬の臨床応用と、達成目標を設定しております。 今申し上げたとおり、日本というのは、世界に先駆けて、再生医療分野の環境設備を確かに整え始めております。ただ、山中教授を初め再生医療に携わる人の大きな悩みというのは、再生医療に関する人材育成でございます。
医療や介護技術あるいは看護技術、さまざまな創薬技術、再生医療もあるでしょう。これは、ただ利益を上げる、産業分野ということで考えるのではなく、まさに国民がその成果を享受できるんですね、病から健康な体を取り戻すことができるわけであります。 そしてまた、例えばクリーンなエネルギーをつくっていく、クリーンなエネルギーにあふれた社会をつくっていく。これもまさにあるべき社会像なんだろうと思います。