1991-09-26 第121回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
○政府委員(鶴岡俊彦君) 御指摘のように、噴火活動に伴いまして観光客が減少するなどによりまして水産物に対する需要が減少し、価格が安くなる、あるいは交通が不完全であるというようなことによる出荷難等から漁業者の操業意欲が減退しているという傾向が見られるという報告を受けています。
○政府委員(鶴岡俊彦君) 御指摘のように、噴火活動に伴いまして観光客が減少するなどによりまして水産物に対する需要が減少し、価格が安くなる、あるいは交通が不完全であるというようなことによる出荷難等から漁業者の操業意欲が減退しているという傾向が見られるという報告を受けています。
さらに、観光客による需要がなくなったことによる漁価安、交通の途絶による出荷難等の影響が生じている模様でございます。 今後、漁場への火山灰等の流入が進めば、水質の汚濁、漁場の埋没等の漁場に対する各種の影響が生ずることが懸念されるところでありまして、長崎県では漁場環境影響調査を実施することを検討していると承知しております。
それから第二番目に原糸の不足と製品の出荷難でございますが、これにつきましては、たとえばあの地区に原糸を供給しております原糸の生産メーカーにおきましても非常に協力的でございまして、それぞれ非常な困難を宿して原糸の輸送をやっております。もちろん満足のできるような状況ではございませんが、そういう点で非常にお互いに協力をしてやっておるという状況でございます。
これらの業者は原料糸の入手難や、それから製品の出荷難に見舞われて操業度の低下に悩んでおるようでもあります。繊維局長は雪害状況調査のために先週来福井県下を視察されたようでありますが、この際その状況並びに当面の緊急対策としてどのような手を打たれていかれるお考えか、この点ちょっとお伺いしたいと思います。
におきましては、これは繊維だけでございますけれども、一応滞貨金融というふうな、あるいは損害を補てんするための金融の量といたしまして、たとえば福井県におきましては四十八億円、石川県は四十六億円、富山県は四億円、合わせまして大体百億程度の金融をやってくれというふうな数字が出ておりますが、この辺は、御承知の通り、面接の被害はあまり大きくはございませんので、この滞貨金融の算定につきましては、原糸の入荷難と製品の出荷難
しかも他面、これらの状態が長期にわたりましたために、生活必需物資とか産業用の原材料の枯渇、また製品の出荷難、操業度の低下、また決済資金や操業資金の調達難、家畜飼料の欠乏、小中高等学校の長期休校によります学力の低下、また屎尿処理の遅延、その他各般の問題が深刻化する様相を呈しまして、生活上、経済上から、きわめて憂慮すべき現象が現われているのであります。