1982-01-27 第96回国会 衆議院 本会議 第3号
総理は、一方で減反を強いられ、他方農業では食えないために家族と離れ離れの出稼ぎ生活を送っている農民の嘆きをどうお考えですか。農業を貿易摩擦の犠牲にし、農民の生産意欲を失わせては、食糧自給率の向上は望めません。 こうした状況のことごとくは、わが国の保守政治が、政治の原点である日本国憲法の理念に背き、国民と時代の要請から遊離してきたことの帰結と言わなければなりません。
総理は、一方で減反を強いられ、他方農業では食えないために家族と離れ離れの出稼ぎ生活を送っている農民の嘆きをどうお考えですか。農業を貿易摩擦の犠牲にし、農民の生産意欲を失わせては、食糧自給率の向上は望めません。 こうした状況のことごとくは、わが国の保守政治が、政治の原点である日本国憲法の理念に背き、国民と時代の要請から遊離してきたことの帰結と言わなければなりません。
従つてできまするならば失業者を集めて、この区域外の暖い方面で出稼ぎ生活ができるような方法は考えられませんか。実際六万石払下をやつてみても、もうそろそろ山から下り来ておる。只今でも奥山では雪が降つておる、こういう状態であります。