2021-04-21 第204回国会 衆議院 法務委員会 第16号
これは二〇一六年のことなんですけれども、出稼ぎ労働者が日本で働くために難民申請制度を利用している側面が大きいということで、今、難民申請されなかったとしても、こういう優秀な人を何で採用しないんだろう、そういう問題提起があったかと思うんです。これが入管庁の設立によって解消されたのかどうかということもあるんですけれども。
これは二〇一六年のことなんですけれども、出稼ぎ労働者が日本で働くために難民申請制度を利用している側面が大きいということで、今、難民申請されなかったとしても、こういう優秀な人を何で採用しないんだろう、そういう問題提起があったかと思うんです。これが入管庁の設立によって解消されたのかどうかということもあるんですけれども。
技能実習制度と並んで、今や低賃金の人手不足分野への出稼ぎ労働と人材ビジネスの抜け道、温床となっているのが留学生の資格外活動です。この二つの在留資格は本来労働を目的としないはずなのに、この間急速に増加し、厚生労働省の把握で昨年十月末時点百二十八万人に上る外国人労働者の何と四割を超えるに至っています。総理、異様だとは思われませんか。
例えば前の部分、これはちょっと確認させていただきたいんですが、「失踪技能実習生の現状」という中に、「技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉え、」という文言があります。これは、技能実習制度は出稼ぎ労働の機会と捉えてはいけないという趣旨なのかどうか。こういったところからちょっとスタートしたいと思っているんです。こういったところを確認していかなきゃいけないと思っているんです。これはいかがでしょうか。
なぜならば、この聴取票は、一方的に言っているだけであって、事実と違うわけですから、そういう意味では、「失踪技能実習生の現状」、この現状という表現、あるいは、失踪の原因のところに、「出稼ぎ労働の機会と捉え、」という文言、あるいは「より高い賃金を求めて」という文言、あるいは、前回の部分では、人権侵害行為等が存在しているという文言、これは、どういうふうな裏づけでもってこのようなことを言えるのか。
それはなぜかというと、技能実習制度固有の役割を果たしているのではなくて、出稼ぎ労働の役割、価値として、出稼ぎ労働をすると、帰ってからそれが必ず地域の産業やそういうものに役立っているんです。
○串田委員 今後もこの票を使っていろいろな質問があると思うので、正しくちゃんと説明できなければいけないと思って聞いているんですが、前の部分は、「出稼ぎ労働の機会と捉え、」という表現は、何を根拠にしてこのようなことを書き記されたんでしょうか。
○串田委員 今ちょっと、捉えたのではないかという推測が入ったんですが、フリーハンドで書かれているということで、出稼ぎ労働のために来たんだと書いてあったんですか。それとも、そういうふうに推測したんでしょうか。
その点について質問されていらっしゃる人がいるんですが、前の部分には「出稼ぎ労働の機会と捉え、」というのが1に書かれている。今回は1にそれが抜けているんですが、これは、現在も「出稼ぎ労働の機会と捉え、」というのは同じであるという理解でよろしいですか。
九〇年代の研修生に始まって多くの技能実習生が出稼ぎ労働、人材ビジネスの対象とされ、そこにブローカーが暗躍して若者を食い物にしているということを私は繰り返しこの委員会でただしてきたわけです。 その技能実習生とともに近年急増しているのが留学生です。
○仁比聡平君 同じような出稼ぎ労働の実態があるのではないのか、人権侵害があるのではないのか、そのことを示しているんだと。そのことをしっかり認識して、私たち議論していく必要があるということを申し上げて、質問を終わります。
配付資料の一を見ていただきたいんですが、これは個票ではなくて一部を取りまとめたものでありまして、失踪の原因というところがえらく強調されているわけですが、これを見ますと、1技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉え、より高い賃金を求めて失踪するものが多数と。2は、人権侵害行為等、受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在したと。
私たち船員は出稼ぎ労働者です。私は沿海地方の村が出身地で、給料を家族に仕送りしています。ロシア極東には、中国人労働者の大量流入で、ロシア人のつける仕事は激減しています。 この船員の話によれば、花咲港に寄港した日の夕方に択捉島に出航するまでの時間、バスまたは徒歩で根室市内のスーパーに向かい、食料品や日用品を買い込んでいるようです。私が根室市の印象を尋ねると、船員は困惑の表情で答えてくれました。
また、原因というところでございますけれども、失踪の動機としまして、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉え、より高い賃金を求めて失踪したケースが大多数でありました。 このような技能実習制度におけます不法就労の状況を踏まえ、今般、特区における農業分野での外国人材の受入れに当たりまして、この失踪等の問題が生じないように適切な対策を講じる必要があると考えております。
○政府参考人(佐々木聖子君) これまでに失踪した技能実習生及び、あるいは関係者から事情を聴取するなどした調査におきまして、失踪の動機としては、まず、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉え、より高い賃金を求めて失踪する者が多数であること、また、少数ではありますけれども、技能実習生に対する人権侵害行為等、受入れ側の不適正な取扱いによるものもあるということが判明をしております。
衆議院の審議では、農閑期に仕事がなくなるから複数の農業経営体等への派遣を想定していると説明していますが、特区をまたいだ派遣や農作物加工工場への派遣も可能となり、これでは一年中農繁期、土地や工場を転々とする、まるで出稼ぎ労働ではありませんか。 また、政府は、日本人と同等額以上の報酬とすることを指針で示すと言いますが、農業従事者の平均所得は作物、地域、規模によって大きく異なります。
いずれにせよ、農業外国人は様々な農業経営体で就労しますが、雇用主である派遣事業者は通常は一定であり、出稼ぎ労働などということはありません。 次に、外国人材のための報酬基準についてのお尋ねがありました。 受け入れる外国人材の報酬額については、日本人と同等額以上を求めることとしております。
労働者を世界に輸出して、そしてそこで、出稼ぎ労働者から、要は本国にお金を送金させている。これが外貨の獲得の有力な手段になっているんですけれども、今ロシアに北朝鮮の労働者はどれぐらいいるのか、外務省は把握していますでしょうか。
ふだんつき合っている先方の国の局長さんたちがビジネスクラスに乗っているのに、日本の大使や日本の大使館員、ODA担当者も全部そう、皆さん含めてですけれども、その方たちが、言っちゃ悪いですけれども、中国からの出稼ぎ労働者が一緒にいるようなところで待っているのでは、それは下手したらステータスにかかわるというか、侮蔑の目で見られかねない。そういう危惧を感じる次第でございます。
この結果から、実習先から失踪する技能実習生は、技能実習を、技能等を修得して母国に持ち帰る機会というよりも、出稼ぎ労働の機会として捉え、より賃金の高い就労先を求めて失踪する者が多いと認識をしております。 また、失踪した技能実習生の中には、いわゆるSNS等を利用して、より賃金の高い就労先の情報を収集したり、ブローカーによるあっせんを受けたりしていた者も少なくないことが判明をしています。
○佐々木政府参考人 平成二十六年三月以降で私どもがこれまでに失踪技能実習生及び関係者から事情を聴取するなどした調査では、失踪の動機といたしまして、技能実習生に対する人権侵害行為等、あるいは受け入れ側の不適正な扱いによるものもありますけれども、一番は、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉え、より高い賃金を求めて失踪する者が多数であるという調査結果になってございます。
あるいは、仁比委員の表現によれば、これは私も同感しますけれども、実態ではやはり出稼ぎ労働になっているという現実がある。 だけど、答弁を聞いておりますと、やはりなかなか、説明があるんだけれども、抽象的な言葉、これから検討させていただきます、あるいは、前回の議論を聞いていて、答弁の中では、適切な対応を取ります、検討する、適切な対応を取る、その現実と皆様方の方針との間で物すごく乖離がある。
多くの人たちがそういう思いで出稼ぎ労働、実態としての出稼ぎ労働をしてきている。今は、ベトナムが、前にも御指摘しましたけれども、年間の所得というのは平均すると約三百六十万ドン、日本円にすると月に一万六千円から一万七千円ですよ。だけど、日本に来れば二十万円もらえるんだといって、多くの特に勤勉な人たちが日本に希望を持ってやってくる。
連合審査の折に我が党の東議員も同じことを申しておりましたけれども、そのとき井上局長からは、失踪の動機といたしましては、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉えてより高い賃金を求めて失踪する者が多数であるということが判明してございますと、そういった御答弁がございました。
私は、素直に物事を見れば出稼ぎ労働なんだと思うんです。
せんだって、十一月の八日に法務委員会で技能実習生を受け入れていらっしゃる実習実施先を視察をさせていただきまして、入管局長も御同行いただいたわけですけれども、それぞれ立場は違っても委員の皆さん取り上げておられるように、私は率直に申し上げれば、出稼ぎ労働だという実態が、政府・与党の皆さんが適正な受入れになっているとおっしゃる事業所でもはっきりしたというふうに思うんですね。
このような増加傾向に鑑みまして、平成二十六年三月以降、失踪した技能実習生の退去強制手続におきまして本人及び関係者から事情を聴取するなどして失踪の原因に関する調査を行ってきておりますが、その結果、失踪の動機といたしましては、実習生に対する人権侵害行為等、受入れ側の不適正な扱いに起因するものもございますが、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉えて、より高い賃金を求めて失踪する者が多数であるということが判明してございます
○政府参考人(井上宏君) 入管当局といたしましては、これまでに、失踪した技能実習生が摘発された場合は本人から、あるいはその失踪した技能実習生を出した実施者側の関係者等から事情を聴取するなどして調査しておるところでございますけれども、失踪の動機といたしましては、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉えて、より高い賃金を求めて失踪する者がかなりの多数いるということが一点と、また、技能実習生に対する人権侵害行為があったなど
○政府参考人(井上宏君) 失踪に対する対策の前提としての原因の把握でございますけれども、これまでに失踪した技能実習生や関係者から事情を聴取するなどして調査したところ、失踪の動機といたしましては、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉えて、より高い賃金を求めて失踪する者が多数であるということ、また、少数ではありますけれども、技能実習生に対する人権侵害行為等、受入れ側の不適正な取扱いによるものもあることが判明しております
○高木かおり君 今御答弁いただきましたように、年々数が増えている、失踪者の数が増えていっているということでございますけれども、この失踪理由といたしまして、法務省の方では、これまで失踪した技能実習生や関係者から事情聴取をしますと、動機として、技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉えて、より高い賃金を求めて失踪する者が多数であると、あと、少数ですけれども、技能実習生に対する人権侵害等、受入れ側の不適正な取扱いによるものがあるということが