2020-01-30 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
あのときは円高がちょっと問題になっていたので、円高対応ファシリティーといったんですよね。その後は海外展開支援ファシリティーといったんですよね。で、もう名前が飽きたのか、今度は成長投資ファシリティー。何か看板はいろいろ変えるんですよ。結局やっていることは同じで、必要があるかないか分からないところの海外MアンドA支援なんですね。
あのときは円高がちょっと問題になっていたので、円高対応ファシリティーといったんですよね。その後は海外展開支援ファシリティーといったんですよね。で、もう名前が飽きたのか、今度は成長投資ファシリティー。何か看板はいろいろ変えるんですよ。結局やっていることは同じで、必要があるかないか分からないところの海外MアンドA支援なんですね。
○政府参考人(山崎達雄君) 円高対応緊急ファシリティーをスタートした際に、これは先ほど御指摘あったとおり、円高メリットによる国富の増加、それから民間による円から外貨への転換誘発による為替相場の安定というものを目的として、日本企業の海外における資源確保やMアンドA等を対象分野としたわけでございます。
○政府参考人(山崎達雄君) 国際協力銀行による海外展開支援融資ファシリティーは、二〇一三年の四月に、日本企業の海外展開支援を強化するために、さきに創設しました円高対応緊急ファシリティーの支援対象分野を拡充の上、改編したものでございます。
○大門実紀史君 これ、今おっしゃったように、一昨年ですね、円高対応ファシリティーというところから。で、ファシリティーの意味は、要するに何なんですか、これ。
一昨年、二〇一一年の八月に開始をいたしました外貨準備を活用したJBICの円高対応緊急ファシリティ、これ融資でありますけれども、これでは本年三月末で三百九十二億ドルの支援実績が上がっているところでありまして、民間による対外投資の促進に大きく貢献しているものと、このように思っているところであります。
円高対応緊急ファシリティを発展的に改編する形で本年四月に新しく創設されました海外展開支援融資ファシリティ、これがございますが、これの下に日本企業の海外展開を引き続き積極的に支援したい、そういうように思っております。
○参考人(奥田碩君) この円高対応緊急ファシリティでございますが、これは一昨年、二〇一一年の八月に創設されたシステムでございまして、本年三月末までに、日本企業による海外における資源獲得あるいはMアンドA、こういった分野を対象にいたしまして、計六十四件、三百九十二億米ドル、これは三兆九千二百億円だと思いますが、の実績が現在上がっております。 以上でございます。
それでは、また話は変わりますが、今度は円高対応緊急ファシリティという制度についてお聞きしたいと思います。 今は百円ちょっと切るぐらいで推移しておりますが、当時、円高が非常に高止まっているときに、この円高対応緊急ファシリティというのをJBICにつくりました。この活用状況をお伺いしたいと思います。
具体的には、為替変動等のリスクに、基本的にはそれを乗り越えるというか、負けないような強靱な経済というものを構築するために、例えば、次世代技術の研究開発等による製造業の非価格競争力の強化ということ、さらには、今後成長が見込まれる新たな分野での積極的なビジネス展開への支援を行い、また同時に、円高もメリット部分がありますから、その円高メリットを活用するため、円高対応緊急ファシリティということにより、外為特会
デフレの克服、円高対応ということがしっかりしないと、なかなかいざとなると上がりませんよ。今、民主党も自民党も支持率下がっているんですよ。私は、やっぱりこの法案と関係がないことはないと、こういうふうに思いますよ。 そこで、今の税法の附則の十八条ですか、あそこに一、二項、三項とありますよね。一項は、十年間、名目三パー、実質二パーの経済成長をやると書いてあるわけです。
私もそのときうさんくさいなと思っておりましたけど、もう半年近くたって、実際に中西先生や私が危惧した方向になってきておりますので、具体的に質問をしたいと思いますが、そもそも、これがなぜ円高対応なんでしょうか。これはなぜ円高対策に資することになるのか、もうちょっと具体的に説明してくれますか。
円高対応緊急ファシリティーでございますが、これは円高を攻めの観点でとらえ、円高のメリットを最大限活用して、海外企業の買収や資源エネルギーの確保などの日本企業の海外事業展開の積極的な支援をすること、及び民間円資金の外貨への転換の誘発による為替相場の安定を企図したものでございます。
国際協力銀行、いわゆるJBICは、融資をいたしますときに民間と協調して融資を行いますことから、今回の円高対応緊急ファシリティーが呼び水となって、民間企業や民間金融機関等の幅広い主体による民間資金の円売り外貨買いを誘発し、為替への円高是正方向への効果を有するものと期待しております。
また、地域の雇用対策や円高対応、地域における温暖化対策、住民生活に光をそそぐ事業等の充実を図るため、歳出の特別枠として地域経済基盤強化・雇用等対策費が計上されたことは評価します。 公庫債権金利変動準備金については、地方の意見を十分に聞きながら活用を進めるべきであります。 年少扶養控除の廃止に伴う地方増収分についても、子供以外のものに化けてしまうことへの違和感が残ります。
さきにまとめました円高への総合的対応策の中での、例えば円高対応のための外為ファシリティーなど、まさに民間の海外でのMアンドAとかそうしたものをやりやすいような、そういういわば呼び水にするような形の政策をとっております。
○前原委員 その御認識は私も共有しているわけでありますが、だからこそ、去年は、八月二十四日に円高対応緊急パッケージというものが出された。そしてその後、これは野田政権になってからでありますけれども、円高への総合的対応策というものが出されているわけであります。十月二十一日に閣議決定。
総理の言葉でなかったわけでありますが、私は、中小企業の資金繰り支援、七千四百十三億円が改めてついておるというところも、これは円高対応といいましょうか、日本の中小企業のみならず大企業も利益をとっていくのがなかなか苦しいところへ来ている、日本の世界に誇る中小企業が資金繰りでおかしいことにならないように、さらに七千四百十三億円、資金繰り支援のためにつけたということだろうと思います。
円高対応策では相場に影響しなかったんですよ、影響しなかった。介入で少し影響したんですね。だから、更なる即効的な対応策が私は必要だと思うんですよ、円高対策に対する具体的な。 そういう政策をやはり打ち出さなければいけないと思いますが、総理、どうですか。
政府は八月にも円高対応緊急パッケージを発表していますが、円高を止める効果は全くありませんでした。いずれの対策も対症療法にとどまっていることを市場に見透かされているからであります。 円高に伴う企業の痛みを和らげるというだけでは、円高自体への対策にはなっていません。円高を脱却するには、根本的なデフレを克服するしかないのであります。
円高対応策についての御質問をいただきました。 先ほど申し上げたとおり、急速な円高の進行等による景気の下振れや産業の空洞化を防ぐため、先般閣議決定した円高への総合的対応策に基づき、あらゆる政策手段を講じてまいります。為替市場においては、一方的に偏った円高の動きが続いています。為替市場の過度な変動は、経済、金融の安定に悪影響を及ぼすものであります。
このままでは円高対応策も同じ結果に陥るだろうと想像せざるを得ません。
○中西健治君 このJBICを通したMアンドA資金供給は、八月二十四日に発表された円高対応緊急パッケージでは民間資金の外貨への転換、いわゆる円投の促進による為替相場の安定化が目的とされていましたけれども、今回の総合的対応策では円高メリット活用の文脈でのみ言及されているということになっています。円高是正から円高活用へと宗旨変えしたということでしょうか。
○副大臣(五十嵐文彦君) 実は、この円高対応緊急ファシリティーは、一つには民間の円資金を円投資にという形で使って為替相場の安定に資すると、これはもう外為特会の本来の役割だと思いますが、もう一つはやはり今大臣がおっしゃったように、日本企業によるMアンドAやあるいは資源の確保ということに使うことによって日本全体の国富を増大を図るという政策融資の側面を一方で持っていると。
ですから、やはりそこの、いわゆる行政のPDCAサイクルをどうつくっていくか、これが政府に対する信頼をきちんと獲得するためにも大事なことであって、これも、私は、この円高対応策はまさにこれからが一番の正念場だと思っています。
JBICの円高対応緊急ファシリティの話。これは細かくは通告していなかったんですけれども。 八兆円規模ですか、七十五円とすればもうちょっと小さくなっていますけれども、八兆円規模で海外の資産を買う、MアンドAに使う、こうした予算を用意していただいているわけですけれども、これも、もっと大胆に海外の資産を買いまくったらいいと思うんですね、今こそ。
円高対応緊急ファシリティ、八月二十四日の発表の資料によりますと、急激な円高の進行に対して、民間円資金の外貨への転換の促進による為替相場の安定化ということを目的として、いわゆる外為特会のドル資金を、国際協力銀行、JBICを経由して活用するということが円高対応緊急ファシリティの政策として発表されておりまして、この政策目的の中には、中小企業の輸出や海外事業等を支援するファンド成立、あるいは中小企業の海外進出
まず一点目は、冒頭安住大臣にお願いしたことと内容としては同じでありますけれども、中小企業の経営者はやはり現場の中で日ごろ没頭しておりますので、例えば、円高対応緊急パッケージと言っても、なかなかすっとは入ってきません。
また、円高に対する政策対応としては、八月二十四日に、外為特会のドル資金を活用する円高対応緊急ファシリティーを発表したところでございます。これを迅速に実行し、民間円資金の外貨への転換を促進することにより、円高メリットを活用しつつ、為替相場の安定化が図られるものと考えます。
円高に対する政策対応としては、八月二十四日に、民間円資金の外貨への転換の促進による為替相場の安定化を図るため、外為特会のドル資金を活用する円高対応緊急ファシリティーを発表したところであり、迅速に実行していく所存でございます。 また、市場において投機的な動きがないか注視し、あらゆる措置を排除せず、必要な場合には断固として行動するとの考え方に変わりはございません。
○舟山康江君 この円高対応に関しては、為替介入だけではなく、金融緩和とかいろんな様々な施策を総合的に講じることによって対応しなければいけないと思いますけれども、事この為替介入に関しては、確かに海外市場で一時八十円台に下落いたしましたけれども、その後すぐに元の水準に戻っています。
続いて、円高対応についての御質問をいただきました。 最近の為替市場では、経済のファンダメンタルズから離れた一方的に偏った円高の動きが見られます。