1984-08-01 第101回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会 第9号
対立が生ずるのは、資本主義対社会主義という経済組織の対立からではなしに、複数意見と複数政党とが存在し、市民的、政治的自由を認める開放的なオープンな国家群と単一の意見と単一の政党しか認めない一党独裁の閉ざされた共産主義国家群との対立てあります。しかも、ソ連の国是であるところのマルクス・レーニン主義は、世界の共産化は歴史的必然であり、その必然性を促進する行動は正義であるということを教えております。
対立が生ずるのは、資本主義対社会主義という経済組織の対立からではなしに、複数意見と複数政党とが存在し、市民的、政治的自由を認める開放的なオープンな国家群と単一の意見と単一の政党しか認めない一党独裁の閉ざされた共産主義国家群との対立てあります。しかも、ソ連の国是であるところのマルクス・レーニン主義は、世界の共産化は歴史的必然であり、その必然性を促進する行動は正義であるということを教えております。
実は今の共産主義国家群の教育は、あるいは戦前の日本の教育といった場合には、普遍的な概念よりも個々の国家の国民ということを大変強く訴えてまいったわけであります。
そうすると、大体、自由世界、共産主義国家群、そういうところで、人間自然の情である身近なところからスタートして、それがだんだん広がっていくという方向をたどっておるものと私は思うのです。
宮澤外務大臣は、大臣に就任されまして初めての記者会見でいろいろなことを発言しておられるのでありますが、その中で、これからのわが国の外交の大きな柱は、自由主義国家群と共産主義国家群、社会主義国家群との間のいろいろな調整の問題等が一つの柱となる。それからもう一つは、先進国と資源を持った開発途上国との間の問題というものがさらにもう一つの大きな柱になる、こういうふうに思う。
いわば二つの——いまは二極時代から多極時代というふうなことばをいわれておりますが、実際的には、軍事的にはやはり二極時代から、共産主義国家群の中では中ソが二つに分かれておりますが、実際は三極になったにすぎないわけであります。
七〇年代に突入をして、世界は自由国家群と共産主義国家群と、二つの潮流によって今後お互いが進んでいくだろうと思うのです。地球の距離が非常に狭くなって、どの国も、その国だけの繁栄で、そして他の国を顧みずしていくことのでき得ない世界情勢になったことは大臣お認めになるだろうと思う。
そういった場合の国際監視団というものがどういう性格、使命の監視団になるか、あるいはその参加国の構成が、たとえば自由主義国家群も共産主義国家群も多くの国が入って、そうしてほんとうに平和を維持するための限定された純粋の目的によってつくられる場合、あるいはそうでない場合というような、いろいろ想定いたしますと、それぞれによって答案が違うんじゃないかと思うのです。
そこでわれわれは、こうした身近なところに地球を破壊してしまうような兵器が存在をしておる、またこれはもう中共のみならず、ソ連にしても、核は持っていないけれども北朝鮮にしても、そうした共産主義国家群というものがわれわれの情勢というものを絶えず監視をしておるわけです。
共産主義国家群にもポンドを使っている国がございます。したがいまして、その国の通貨としての価値の問題と、また国際通貨、決済通貨としてどういう地位を持つか、その二つに分けて考えなければならない、かように私は思います。 そこで、ポンド自身の切り下げというものが及ぼしておる影響、これはたいへんなものだと思います。さらにまた、英米等が利子の引き上げをした、こういうこともまた影響がございます。
それは、さっき申しましたように、共産主義国家群と自由主義国家群の対立の中にも、非同開国、中立主義を推進する新興国家の起こりつつあることであり、また、勢力の拡大されていることであります。
これはそこまでまいりますと、やはり自由主義国家群と共産主義国家群と言いますか、米ソの関係、中共との関係、いろいろ起こってこようと思うのでありますけれども、私は素朴な意味において、そういう問題が必ずここ一、二年の間に起こってこようと思いまするので、衛星は、いまは試験的にアメリカのNASAですか、やっておるとして、将来はどうなっていくのかということ、したがいまして、日本といたしましては、国際通信でありまするから
特に最近、低開発の国々は、資本的な援助あるいは技術的な援助を先進国に求めていることは明らかであり、このことに対しては、自由主義国家群といえ、あるいはまた共産主義国家群といえ、いずれを問わず、何らかの方法において相当な援助をなしておるのが現状であります。
この点を私は、まあ外交問題はこの程度にいたしておきますが、最後にお尋ねをいたしたいのでありまして、どうも、いつも、自由主義国家群からは信頼をされ、共産主義国家群からは畏敬をされる国なんとかいうふうな表現を用いられまするけれども、そういうような用い方も、現在の情勢におきましてはどんなものでございますか。
○豊瀬禎一君 脳裏にあるなしではなくて、あなたは、かつて矢嶋委員の質問に対して、共産主義国家の代表が多いと思いますと、こう答弁をして、矢嶋委員からあやまちを指摘されて、なるほどそうですがと訂正をされたことがあるのですが、私はそのことを再度確認したかったのですが、先ほどのあなたの答弁を聞いていると、依然としてILOの理事会あるいは結社の自由委員会の構成は、共産主義国家群が多数を占めている、こういう事実
○豊瀬禎一君 その構成については、たとえば自由主義国家群と共産主義国家群とかりに二つに分けるとすれば、構成はどちらが多いとお考えになりますか。
これは武力攻撃でするか、武力によらざるものによってほしいかということを考えますならば、やはり共産主義国が侵略してくるという前提でなくて、武力を行使しないという前提から見ましても、日本を共産主義国家群の一つに入れたいという強い希望は、共産主義国家群の方にもあると思います。
(拍手)さらに、日韓台三国の軍事同盟を結んで台湾海峡を守り、金門、馬祖両島を守るのは、単に台湾政府の問題ではなくして、自由主義国家群を共産主義国家群の攻撃から守ることであると、公然と中国を敵視する態度を明らかにしたではないか。(拍手) 第三に、アメリカとの約束に従って、日米安全保障条約を相互援助条約の水準まで強化改定しようとしている。
(拍手)世界は自由主義国家群と共産主義国家群のみではありません。アジア・アフリカの地域には、西欧植民地主義からみずからの民族を解放して、新しき民族主義のもとに、いずれの陣営にも属さない自主独立の国家を形成しつつある国々があるのであります。日本は、アジアの一員として、これら民族国家との提携を強化して、いずれの陣営にも属せず、自主独立の外交を展開することでなければならぬと思うのであります。
すなわち岸総理が当初はっきりしておられたように、貿易や文化の交流、人道問題の交流はやるけれども、国交回復はやらないという線を今も人工衛星が上って共産主義国家群というものが相当強力な、国交の中で新らしい位置を持ち初め、そしてアメリカにおいても中共の承認の世論が高まってきつつある今日、依然として岸総理は日中の国交回復はやらないという態度をとられるのか、あるいは情勢を判断しておられるのか。
それは違うんだ、従来の保守党としては、サンフランシスコ条約を契機に、明確に自由主義陣営、自由主義国家群に参加しているのであるから、共産主義国家群に対しましてはこれは別だという、一つの基本的な考え方のもとに自主独立の外交を進めていくというのでありますか。それはきはめて重要な点だと思うのであります。
また、共産主義国家群の代表者がそれぞれモスクワをたずねております。ちょうど、徳川時代における、江戸を中心とした参観交代が国際的分野において行われるような気がするのであります。(拍手)もし何らの目的を持たず日本の総理大臣がアメリカを訪問することは、一種の私は屈辱であろうと存ずるのであります。(拍手、発言する者多し)国民がこれを許しません。