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248件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-21 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第26号

近藤政府特別補佐人 先ほどお答えしました、行政法規一般の話でございますけれども、徳島公安条例、先ほど先生が御指摘になりましたところでもちょっと最高裁が言っておりますけれども、一般法規は、規定の文言表現力に限界があるばかりでなく、その性質上多かれ少なかれ抽象性を有し、刑罰法規もその例外を成すものではないことから、どうしても合理的な判断を介在して運用せざるを得ないという面がありまして、行政法規はより

近藤正春

2021-05-21 第204回国会 衆議院 内閣委員会 第26号

徳島市の公安条例事件最高裁判決はこのように判示しております。ある罪罰法規が曖昧不明確のゆえに憲法三十一条に違反するものと認めるべきかどうかについては、通常判断能力を有する一般人理解において、具体的場合に当該行為がその適用を受けるものかどうかの判断を可能ならしめるような基準が読み取れるかどうかによって決定すべきであると。  どうでしょうか。お願いします。

屋良朝博

2016-04-05 第190回国会 参議院 法務委員会 第6号

政府参考人斉藤実君) 神奈川県警察におきましては、公安条例申請受理許可手続のときはもとよりでございますが、デモを実施する現場におきましても、デモ申請どおり実施されているかを確認するため主催者との間では常に連絡を取っているところでございまして、このデモにつきましても必要な指導を実施している中で主催者側からの申出がなされたものと承知をいたしております。

斉藤実

2016-04-05 第190回国会 参議院 法務委員会 第6号

政府参考人斉藤実君) 公安条例申請を受理するに当たりましては、いろいろとその当日の催物の状況ですとかあるいは過去に起きたトラブル等を情報提供いたしまして指導はいたしておるところでございますが、最終的に、デモをこのコースで申請をするとなれば、それは許可せざるを得ないというふうに認識いたしております。

斉藤実

2015-06-16 第189回国会 参議院 内閣委員会 第14号

刑罰法規明確性の原則について示した徳島公安条例事件における最高裁判所判例によりますと、ある刑罰法規が曖昧不明確のゆえに憲法三十一条に違反するものと認めるべきかどうかについては、通常判断能力を有する一般人理解において、具体的場合に当該行為がその適用を受けるものかどうかの判断が可能ならしめるような基準が読み取れるかどうかによってこれを決定すべきであると。

小坂憲次

2015-03-04 第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号

地参考人のお立場というのは、憲法学界の中では常に存在してきた少数説でありますけれども、基本的に憲法学観点から公共福祉というものを考えたときに、初期の最高裁判例のように、むき出しの公共福祉によって人権は当然制約されるという議論は卒業いたしまして、御承知のような宮沢教授の影響だけではなくて、最高裁判例の中でも、先ほど公共安寧秩序最高裁も当然だというのはこれミスリーディングでありまして、新潟公安条例判決

水島朝穂

2014-06-11 第186回国会 衆議院 法務委員会 第23号

過去に有名な最高裁判例がありまして、徳島公安条例事件判決、最判昭和五十年九月十日というのがありますけれども、そこでは、具体的場合に当該行為がその適用を受けるものか否かの判断を可能とするような基準が読み取れることが必要と、いわゆる罪刑法定主義に基づく明確性の理論を明らかにしたものだと思っています。  

階猛

2013-05-09 第183回国会 参議院 法務委員会 第5号

それと、一方、その規制ができないのかということについてでございますけれども、いわゆる公安条例という条例、自治体の条例がございますけれども、これについての運用について申し上げますと、まず集団行進、こういったものについては公安条例に基づく許可等を受けて行われるところでございますが、この許可申請が出された場合には、条例等の要件を満たしていれば許可しなければならないというふうにされているところでございます。

河邉有二

2008-11-14 第170回国会 衆議院 法務委員会 第2号

その後、プラカードが上げられる、風船とかこういうものが掲げられる、こういう事態になりまして、それに対して、そういうことはしてはだめだという警告をしたにもかかわらずプラカードを上げる、こういう行為があったので、これは公安条例第一条違反である、こういう判断をして逮捕したというふうに承知しております。

池田克彦

2008-11-13 第170回国会 参議院 法務委員会 第2号

そういう意味で、こういう非常に露骨な、まさに、まあ私はそもそも公安条例対象ではないと思うし、仮にあったとしても、極めてごく微罪なものに対してやっぱり国家権力を振りかざして襲いかかる、こういうやり方は私はやっぱり絶対やるべきではない、そういうふうに思います。

近藤正道

2005-02-17 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第3号

私は、徳島公安条例判決に見られるように、法律の範囲内ということを一定程度緩和して解釈するということが可能である以上、現在のシステム自体をいじる必要はないのではないかなというように考えております。  地方交付税を水平的な交付制度に改めるということについては私も検討の余地があると考えておりますが、これは、憲法ではなくて法律のレベルで考えるべき問題だと思っております。  以上です。

柴山昌彦

2004-11-25 第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第3号

そのような中で、徳島公安条例事件判決というものが昭和五十年に出ていて、法律条例との抵触関係については、ただ文言上比較するだけではなくて、その趣旨とか目的内容とか効果をきちんと判断して決めるべきだ、つまり矛盾、抵触があるかどうかを決めるべきだという判断がなされていますが、このような判断で、例えば上乗せ条例ですとか横出し条例というようなものの適法性を妥当な形で解決できるのではないかと思うんですが

柴山昌彦

2002-06-26 第154回国会 衆議院 内閣委員会 第15号

それから、六〇年安保のとき、公安条例がその後できてくるわけですが、そのときに言われたのは、デモ隊暴徒論という、デモ隊はいつ暴徒に変化し内乱状況になるかもわからない、だから公安条例をつくらなきゃいかぬ、警職法で警察官が銃を使えるようにしなきゃいかぬという歴史があるわけですね。時代とともにデモの形態も変わってくるし、自己表現の仕方、政治に参加する自己表現の仕方が今変わってきているでしょう。

仙谷由人

2002-05-29 第154回国会 参議院 憲法調査会 第7号

確かに集会やデモ規制目的の中には、同じ公共の広場や道路を同時刻に利用しようとする人々がいた場合、その調整を図るといったこともあり得るでしょうが、それだけでなく、公共安寧秩序の維持、つまり差し迫った危険を避け、地域の平穏や安全を維持するといった目的も考えられますし、最高裁も、東京公安条例事件判決の中で、デモ事前規制合憲としています。

百地章

1997-05-14 第140回国会 衆議院 外務委員会 第13号

○加藤(良)政府委員 ことしに入ってから、香港特別行政区の準備委員会、これは返還問題に責任を有する中国側の機関でございますが、そこの法律小委員会現行人権法の返還後の香港への適用について一部改廃を提案し、人権法制定に伴って改正された社団条例及び公安条例の廃止などを提案しておりまして、これを二月の中国全国人民代表大会、全人代において、こうした提案が修正の上、採択されたという事実があるというふうに私たち

加藤良三

1997-03-04 第140回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

それから、東京都におきましては、いわゆる公安条例によりまして、道路集団行進を行おうとするときということに該当いたしまして、許可手続としては、二本やる必要はなくて、一本でよろしいのですが、東京公安委員会許可も得なければならない、こういうことになっております。  それで、この件は、地球温暖化防止のためのデモンストレーションという、公益性が高いものでございます。

米田壯