1978-05-11 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第20号
だから、公共業体のストライキの問題とは一切切り離して民営論をやってみる、これは私は十分価値があると思う。どうもその辺が、何かひっかけられた、悪い言葉で言えばひっかけられたというような感じがしてしようがないんですけれどもね。総裁、ここでそういうことをおっしゃられることが、本心をおっしゃられる立場にあるのかどうか、大蔵大臣の前で言えるかどうか、それはわかりませんけれどもね。
だから、公共業体のストライキの問題とは一切切り離して民営論をやってみる、これは私は十分価値があると思う。どうもその辺が、何かひっかけられた、悪い言葉で言えばひっかけられたというような感じがしてしようがないんですけれどもね。総裁、ここでそういうことをおっしゃられることが、本心をおっしゃられる立場にあるのかどうか、大蔵大臣の前で言えるかどうか、それはわかりませんけれどもね。
なお、昨年公共業体のあり方につきまして、公共企業体審議会というものが行政管理庁に設けられまして、約半年ばかりいろいろな角度から、大所高所の立場から、大づかみな意見の交換をいたしまして、ある程度の結論を出しましたが、私もその委員会の席を汚したものでございます。
まず給与問題でありますが、本問題につきましてはかねて御承知の通り、昨年十一月八日に公共業体等中央調停委員会から調停案が提示されまして、これに対し組合側は全面的に受諾する態度を決定しましたが、公社側におきましては、調停の趣旨は尊重するが、公社財源の現状並びに今後の見通しから、今ただちにこれを実施に移すことは困難である旨回答し、政府部内並びに両当事者間において逐次折衝が重ねられ、その間当委員会におかれてもこれが
それはただいま上程に相なつております公共業体労働関係法案のそれにもうかがわれますが、同川に、たとえば國家公務員法の一部改正の法律案のごとき、あるいは日本國有鉄道法案、あるいは專賣公社法案等々に一貫する一つの見のがすことのできない、いわば法治的フアシズム傾向とでも申しますか、そういうものが顯著に露骨に相次いで現われつつある現状でございます。
そういうようなことはこの公共業体の特殊性にかんがみまして、よろしくない、労働協約の対象にすべきものでないという意味で、除外された次第でございます。