2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
今はもう高等部の方なんですけれども、中一から寄宿舎に入舎している生徒さんのケースです。 生まれつきの全盲、知的障害、進行性の難聴で片耳がわずかに聞こえる、自閉症傾向があるために公共交通機関が使えず、自家用車で片道一時間十五分かけて親が送迎する。月曜から金曜まで寄宿舎での宿泊を希望していたんですけれども、これが減らされてしまいまして、今泊まれるのは月、火、木だというんですね。
今はもう高等部の方なんですけれども、中一から寄宿舎に入舎している生徒さんのケースです。 生まれつきの全盲、知的障害、進行性の難聴で片耳がわずかに聞こえる、自閉症傾向があるために公共交通機関が使えず、自家用車で片道一時間十五分かけて親が送迎する。月曜から金曜まで寄宿舎での宿泊を希望していたんですけれども、これが減らされてしまいまして、今泊まれるのは月、火、木だというんですね。
お話がございましたように、具体的には、例えば入舎した生徒の日常的な食事や入浴、洗濯などに対する支援を通じて基本的な生活技術を身に付けさせたり、掃除などを通じて協力する態度を養ったりするほか、日用品費を管理させることを通じて金銭を適切に扱う能力を養う指導などが行われております。
○政府参考人(金森越哉君) 御指摘のように、寄宿舎は、入舎した障害のある児童生徒が毎日の生活を営みながら生活のリズムをつくるなど生活基盤を整えることができ、これら児童生徒の自立と社会参加を図る上で一定の役割を果たしているものと考えております。
また、先ほど言いましたけれども、入舎希望者の減少を理由に統廃合も進められているわけでありますけれども、利用者が定員に満たない寄宿舎でも、指導員の人手が足りずに入舎を制限しているところもあります。開設時から一度も見直されていない定員を基準に議論をするのはおかしいという識者の説得的な疑問もあるわけでありますけれども、これについてどのようにお考えでしょうか。
これは滋賀ではなくて別の大阪のある養護学校の話なんですけれども、この養護学校は、元々は病弱な子供さんが通うあるいは入舎する学校であり寄宿舎でした。戦後すぐは結核の子供さんたちに始まって、その後、肥満児それから不登校児、発達障害児と、この学校と寄宿舎が受け入れてきた子供たちは時代によって違ってきているんですね。
もう随分前ですけれども、そういう経過がありましたので、私の頭の中にこの問題がずっと刻まれておりまして、今年になって二月、手紙をくれた方の娘さんが入舎している滋賀県のある養護学校の寄宿舎を見学させていただきました。 学校と寄宿舎は廊下でもうすっとつながっておりまして、そのときは二十三人の子供たちが寄宿舎に入舎しておりましたけれども、十五人、指導員が交代で夜も付添いをされております。
例えば、東京は入舎希望者が大変たくさんで全員入れないんだそうです、今でも。ですから、通年入舎できる子供さんはごく少数で、学期ごとに交代して子供さんを入れている。それでも安心感があるというんですね。
その途中にというか入舎中に、例えば拘置所にいたり刑務所にいたりする中で突然この薬物が切れるというか中断していわゆる離脱症状というか、昔は禁断症状と言いました。離脱症状が出て、相当精神医学的な支援というかサポートあるいは治療が必要になってくる事例があるんじゃないかと思うんですね、それはちらほら聞いているんですが。
○矢野政府参考人 盲・聾・養護学校の寄宿舎は、近年の児童生徒の障害の重度・重複化に伴いまして、通学が困難な児童生徒の受け入れ、こういう役割に加えまして、入舎している児童生徒が生活のリズムをつくるなど、生活基盤を整え、自立し社会参加する力を養う、社会参加する力を培う、そういう重要な場となっていると考えているところでございます。
仮にこうした障害者が宿舎に入舎すると、住んでいるアパートについては生活保護から家賃を払っているわけですから、一たんアパートを引き払わなければいけません。この場合に、家族がいなければ帰省もできませんし、帰るアパートもないわけです。結局のところ、こうした障害者は訓練を受けることができなくなります。
次に、障害の重い児童生徒が特殊教育諸学校の寄宿舎に入舎することにつきまして、特別の配慮のもとに適切かつきめ細かな教育を行うために必要なものでありまして、この点は本条約第九条に反するものではないと考えております。
しかし、改善計画の中で例えば、寄宿舎の寮母の定数については、最低保障及び肢体不自由児の寄宿舎のみに改善が行われたにすぎず、障害児教育諸学校の寄宿舎に、重度・重複障害児の入舎がふえているという実情が無視されております。
それから、その他の特殊教育諸学校については、入舎児童生徒五人につき寮母一人ということでございますが、これは据え置きになっている次第であります。 それから、小規模寄宿舎の最低保障でございますけれども、これは八人でございますが、十人に改善することになっているわけでございます。
局長はさっき御答弁で、どういう子供が入っているか詳しくつかんでいないと言われましたが、提案者の説明にもあったように、東京都教育委員会の都立学校整備委員会心身障害児教育調査研究会の報告でも、入舎の理由が、一、通学困難のためというのが一四%、二、家庭的事情が二一%、三、教育上寄宿舎入舎が必要な子供というのは六五%になっています。病虚弱養護学校では医療保障、健康回復機能、そういう役割を持っています。
○安永英雄君 そこで、重度重複児のいわゆる寄宿舎に入る入舎というものが増加をして宿直回数が多いという現状の中で、寮母の健康が非常に破壊されている、こう聞いています。私も現地に行って、たびたびこの事情は見ています。大変な仕事であります。
こういうふうな事情が非常に多かったんでありますけれども、ごく最近は、教育的に見て本人の自立、それから生活習慣の確立、こういった必要な時期に来ておるので、どうしてもやっぱり教育的な観点から入舎を希望する人が非常に多いというふうにお聞きしますが、その実態わかっていますか。
しかし、例えば寄宿舎の寮母の定数については、最低保障及び肢体不自由児の寄宿舎のみに改善が行われたにすぎず、障害児教育諸学枝の寄宿舎に、重度・重複障害児の入舎がふえているという実情が無視されております。
○田中(克)委員 時間がありませんで、先に問題がちょっと残っておりますので急がしていただきますが、どのような障害を持っている子供にも教育権を保障するという基本に基づいてこの義務制が施行されて、どこの学校あるいは寄宿舎にも重度・重複児の入学、入舎がふえてきている状況は、最近は特に激しくなってきている。こういうことは先ほどからの質疑の中でも明らかになっております。
しかし、例えば、寄宿舎の寮母の定数については、最低保障及び肢体不自由児の寄宿舎のみに改善が行われたにすぎず、障害児教育諸学校の寄宿舎に、重度・重複障害児の入舎がふえているという実情が無視されております。
六年生で二週間、ことしが三度目として一ヵ月入舎をするということになっている。家庭では、家族が、この麻子ちゃんが障害児であることから大変大切にかばいつつ、そういうもとで麻子ちゃんが生活をしてきたため、精神的にも自立性が乏しい状況が続いていた。
○勝又武一君 ただいま御質問者が再三文部省にお聞きになっておりましたように、寄宿舎におけるまず基本的な生活指導という役割りはきわめて重要だと思っておりますし、同時に先ほど法律案の関係資料というのをお配りいたしましたが、この資料で見ましても明らかなように、教育的目的というので入舎しているのが東京、京都、沖繩と圧倒的に九〇%近くあるのでございまして、そういう意味でも、まず寄宿舎におきます寮母が果たす教育的役割
そうして、いわゆる寄宿舎について言うならば、近年、寄宿舎に入舎をする生徒も人数的にもふえてきていますし、重度の障害児も寄宿舎に入舎をするという傾向が増大をしている。私は養護学校の教職員や障害児を持つ父母の皆さん方からも障害児教育をめぐってのいろんな要望を各地で聞いているわけでありますが、寄宿舎の増設、そして寮母の増員の問題は最も切実な訴えの一つになっています。
これは重度・重複児の入舎が非常にふえておりますものですから、病弱児や常時薬をやらなければならない、こういうような者とか、健康に特別な配慮を必要とする者がだんだんふえてきておるわけでございますし、やはり保健婦助産婦看護婦法の第五条の職務内容を持ったような看護婦さんがぜひ必要だということで、こういうことも規定しておるわけでございます。
それから、寄宿舎の舎監の増をやっておりますし、寮母の最低保障の八名を十名にしておる、そこが変わっておりますし、それから寄宿舎の重度・重複児の入舎増で寮母の増もさせておるわけでございます。それからさらに、健康維持とか医療保障の側面から養護教諭をふやした、こういうところが一部手直しをしておるというところでございます。
しかし、たとえば、寄宿舎の寮母定数については、最低保障及び肢体不自由児のみの寄宿舎の寮母の改善が行われたにすぎず、障害児教育諸学校の寄宿舎に重複障害児の入舎がふえているという実情が無視されております。
○政府委員(三角哲生君) 御指摘のありました寄宿舎の問題でございますが、養護学校への就学形態としましてはスクールバスなど、あるいはマイカーの場合もございますが、そういう方法による通学、それから御指摘の寄宿舎入舎、それからさらに、先ほど委員おっしゃいました児童福祉施設、病院など、これに接した分校の設置、こういったようなさまざまな形態が実際上考えられますし、そしてやっておるわけでございますが、そして寄宿舎
ということでは、そのかなりのところで、「中には通学及び入舎適の子も何名かいる。通学をすすめても親の不安が大きい。」とか、茨城のように「通学方法の手だてさえ保障すれば通学可能な者は相当いる。」、栃木もそうですが、「通学、入舎できる子どもがいる。」、千葉もそう書いてあります。「手だてさえ保障すれば通学可能」、ずっと見ていきますと、通学可能な子供がかなり在宅しているわけです。
この点につきましては、現在普通交付税の計算上、スクールバスの場合には一台当たり三百万円、それから器宿舎の場合には入舎児童一人当たり十二万八千円の経費が必要であるという前提で、普通交付税計算上割り増し計算を行っております。
陳情に来られた寮母の代表からお聞きしたことでありますが、従来は寄宿舎というと、障害児を入舎させて、けがやまた事故もなく生活をさせればよいと、このように考えてきたけれども、そのような管理主義的な立場ではいけないのではないかという考えに立った。そして、寮母たちは、障害児の生活をもっと楽しいもの、豊かなものにしてあげなければならない。