2009-02-19 第171回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
そのうちの一割が滋賀県の両公社が負っているということでございまして、こうした現状の中で、昨年、県は、その債務を県が引き受ける免責的債務引き受けということを行いました。長期にわたってこれを分割して返済するということとしたわけでございます。平成二十年度から六十一年度の四十二年間、気の遠くなるような期間でございますが、その間、六百九十億円を返済するというような処理を決めたわけでございます。
そのうちの一割が滋賀県の両公社が負っているということでございまして、こうした現状の中で、昨年、県は、その債務を県が引き受ける免責的債務引き受けということを行いました。長期にわたってこれを分割して返済するということとしたわけでございます。平成二十年度から六十一年度の四十二年間、気の遠くなるような期間でございますが、その間、六百九十億円を返済するというような処理を決めたわけでございます。
したがって、分割する会社がそれまで負っていた債務を免れて承継する会社がその債務を負う、いわゆる免責的債務引き受けというものもその記載によって生ずることになります。このことによりまして、先ほど申し上げましたような債権者全員の同意を得なければならないという問題を解消しているわけでございますが、その結果、債権者の債権回収に影響を与える可能性が合併の場合よりも大きいことになるわけでございます。
本改正案による会社分割においては、検査役の調査が要求されていないため、先ほどの第一点、第二点の問題がなく、また、分割の効果として、債務を含めた権利義務が包括的に承継されるため、免責的債務引き受けであっても債権者の個別の承諾が不要であるということで、第三番目の問題もないということになるわけでございます。
次に、分社化の場合の債務の承継の問題ですが、民法の場合には、いわゆる免責的債務引き受けの場合には個別に債権者の同意が必要であるわけですが、これにつきましても、これを公告いたしまして、債務承継会社の分割の内容について開示しまして、異議があれば一定の期間内にこれを述べることを債権者に対して催告して、異議を述べなかった債権者については分割を承継したものとみなすということによって分割手続を円滑に進める。
○曾根参考人 これは四国電力と大宮鉱業とそれから日炭の方の三社の契約でもって免責的債務引き受けという形式で私の方は継承しております。