1980-05-07 第91回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
○漆間説明員 何回か前のこの席でも申し上げたかと思いますが、お二人が自殺をしたことによって、特に保田参与の自殺によって捜査は影響を受けるということをはっきり申し上げました。現実に私は受けたと思います。しかし、それがどのような受け方をしたかということはちょっと具体的に申し上げかねますので、受けたということでひとつ御了解をいただきたいと思います。
○漆間説明員 何回か前のこの席でも申し上げたかと思いますが、お二人が自殺をしたことによって、特に保田参与の自殺によって捜査は影響を受けるということをはっきり申し上げました。現実に私は受けたと思います。しかし、それがどのような受け方をしたかということはちょっと具体的に申し上げかねますので、受けたということでひとつ御了解をいただきたいと思います。
その次には、二月六日に保田参与がこれまた電車に飛び込み自殺をしております。新聞の報ずるところによりますと、保田参与は横領があるとかないとかいろいろ言われておりますが、これにしてみたところで、私はやはりこの三つの利益集団のしがらみの中での犠牲者に違いないと思いますが、この保田参与に対する処遇はどうでしょうか。
このいわゆる入ってくる面は、大きなルートはやっぱり故保田参与、佐藤前社長室長、そうして板野社長と、どうしてもこの線が入りの線である。それから出の線は板野社長から政界工作、こういう形であるということは、いままでのいろんな答弁や何かからわれわれが容易に想像できるところだと思うのです。
金の流れが故保田参与から佐藤前室長に来てここでばたっととまったというなら、とまるというならともかく、この物の流れ、金の流れというのはずっと進んで、必ずこれは行くべきところに行く。水は必ず低きに落ちるけれどもこの金の流れは高いところに行くわけなんですね。ですから、この捜査の自然の勢いとして、私は当然この板野氏の取り調べにいかないとこれは国民感情としては納得しない、繰り返しになりますが。
KDDの保田参与が亡くなって、玉置議員に贈答リスト、政界工作リストを預けてあったということが新聞に出ました。そういう保田参与が持っていた贈答リスト、こういうものは警察庁は手に入れておられますか。
それから、ある程度保田参与が金を残したとも言っておりますけれども、その件につきましても確認いたしておりません。 それから、その後の先日資料を差し上げましたつぼの件でございますけれども、あるいはと思いまして固定資産関係のものを一品調査いたしたのでございますけれども、固定資産にはございませんでした。
それから、この問題の中心と考えられておりました、報ぜられておりまする前社長であるとか、前社長室長とかという方々に対しましては、初めの時点においてはそれぞれ一回事情聴取をいたしまして、その後、ことしに入りましてからも一度事情聴取をしたらどうかというような、当時の古池会長兼社長の御指示もございまして、一月の中旬ごろでございますが、佐藤前室長、保田参与等に対する事情聴取を試みようといたしまして、刷新委員会
なお、保田参与につきましては、私は全然存じておりませんでした。そういう方がKDDにおられるということも、正直言って承知をしておらなかったわけでございます。
○漆間説明員 KDD事件の捜査の過程で保田参与が自殺されたことはまことに残念に思っておりますが、その原因が何であるかということにつきましては、必ずしもはっきりしたことを申し上げるわけにはいかないと思います。
そこで、保田参与のこと、それから佐藤前室長が逮捕されたことにかんがみ、板野前社長の今後の容疑がどういうふうになっていくのか、それはわかりませんが、逮捕の問題であるとか、その辺のところが考えられるのかどうか、あるいはもう佐藤前室長で全貌というものがはっきりしてくるのか、その辺をどうとらえておりますか。
○漆間説明員 内容とのかかわりがございますので、はっきり申し上げるわけにいきませんのは残念でございますが、一つは、この保田参与が自殺された現場における状況解明の資料として参考にいたしました。二つ目には、今後の捜査の手がかりとして内容的に参考になるものがあるかどうかという観点から検討しつつ捜査を進めておるというところでございます。
この中には「券組合せ明細」というのがありまして、「二百A掛ける十 扱者持参 保田参与」こうなっている。これを見てあなたはわかりませんか、これはどこの商品券の明細書か。刷新委員会でそのくらいわからなければいけませんよ。わかりますか。
そこで、保田参与が買ったんだ。買って、まず板野社長——天下の大悪人、この人は。この板野社長に五百万円ずつ二回商品券を渡している。板野さんに五百万ずつ二回、一千万円。この一千万円を、今度は佐藤室長——この間、新聞記者会見か何かでろくなことを言わぬ、うそばかり。この佐藤室長が板野さんから五百万円受け取っている。板野さんに一千万円行って、一千万円行った板野さんから五百万佐藤前室長が受け取った。
ところが保田参与の自殺以後、全体に事件究明がしりすぼみの方向をたどっているように思える。たしかに中心人物の一人を失ったことで、捜査は難しさをましたろう。しかし板野前社長や佐藤前社長室長らKDD「首脳」にまで捜査をすすめ、事件の核心に迫ることも可能ではないか。
それから、自殺をされた保田参与が参議院の玉置和郎委員ですか、この方にすべての資料を送って、全部の明細は私が把握をしておる、国会議員は百余名関係をしておる、こういうような言明もされておるやに聞いておりますが、当然捜査当局としては、いわゆる政官界工作の対象になった個人名を把握されておると思うのですが、この点どうですか。
○漆間説明員 保田参与の自殺によって捜査は影響を受けるのではないかというお尋ねでございますけれども、今後の捜査に影響がないということは言えないと思います。
先日の保田参与の自殺によって、事実上幕引きをする気配も一部うかがえるのでありますが、断じてあってはならないことだと考えます。 そこで、次の四点について伺いたいのでありますが、第一に、保田参与亡き後、今後の捜査の重点は必然的に板野、佐藤両氏に比重が重くならざるを得ないと思うがどうか。第二は、したがって、板野、佐藤両氏に対する事情聴取は当然すでに行っていると思うがどうか。
つい先日、KDD問題の重要な関係者である保田参与がみずから命を絶ったわけであります。保田氏を何回か取り調べておられるわけですけれども、取り調べは被疑者としておやりになったのか、参考人として取り調べられたのか、この点をまず国家公安委員長に伺います。
まとめてお聞きしたいと思いますが、それから保田参与のいわゆる自殺した件でございますが、遺書につきまして秋山弁護士に提出を求めておられるようでございますが、この入手の見込みがあるのか。以上合わせて二点、お伺いしたいと思います。
○近江委員 保田参与の自殺によりまして捜査には影響が相当出てくるのじゃないかと思うのですが、今後の影響につきましてお答えいただきたいと思います。
と申しますのは、保田参与の自殺といい、あるいはそれまでの経過を見ましても、このままいったらどうなるだろうか、三人目、四人目の犠牲者も出かねない、やはりと、こういう心配、疑問がある。それが実際でございますので、やはり冷厳にこの問題に対処していただきたい。
○榊委員 この問題は後でも触れますが、二番目の問題は、KDD保田参与の自殺の問題でありますが、きのうの保田参与の自殺問題は非常に大きな波紋を呼んでおります。これは山口社長室秘書役に次いで二人目の自殺でございます。
先般、衆議院逓信委員会で野党委員から要求がありましたパーティー券の配付先とか物品の配付先のリストについて、KDDの保田参与は提出すると言いながら提出されていないようでありますけれども、警察庁はそのリストを確認しておるのでしょうか。あるいは手に入れておるのでしょうか。
保田参与は会社に問い合わせたら所在不明だ、こういう返事が返ってきたわけです。それからあと、新聞によりますと、佐藤陽一前社長室長は、これもって所在不明だ、こういう状況なのです。私は、この間の日商岩井のグラマンの事件にしても、たびたび重要な証人に値する人物があのように奇怪な死を遂げる。
そこで、きょうは、実は私、きょうおいでの板野参考人を含め、佐藤前室長並びに保田参与、それから古池会長にはぜひ証人としておいでをいただきたいと思っていたのですけれども、残念ながらそういうことになりませんでした。
○沓脱タケ子君 それでね、私は四人の方々はぜひ証人喚問をしていただいて、保田参与にこの問題についてはただしたいと思っておりますので、重ねて証人喚問についてのお願いを申し上げておきたいと思います。委員長、いいですね。
○参考人(古池信三君) それから、保田参与のことでございますが、これはこの前衆議院の逓信委員会にも出席いたしましたが、それ以来非常に精神的に衝撃を受けたと見えまして、疲労こんぱいし、後頭部が非常に痛いということを前々から申しておりましたが、三十日までは会社に出ておったのですけれども、一日から連絡がとれなくなりまして、お宅の方にいろいろ電話をしましても、奥さんもどうも行方がわからぬということで心配をしておりました
また保田参与が行方不明ということになっておりますが、その後の状況はどうでしょうか。
理事会の妥協の産物が、現在なお現職であるからという理由で、古池会長兼社長並びに保田参与、いま総務部付でございますが、この二人にしてくれという自民党さんの言い分でございます。
保田参与の役割りといたしましては、社長室におりまして、部外からの、たとえば会費でありますとか協賛費、こういうものの要望がありますときにこれを処理する、あるいは社長室長の物品購入に対する手伝いをするというような仕事、それから社長室における物品の管理、そういう仕事を分担しておったと存じます。
○板野参考人 先ほどちょっと申し上げましたように、贈答品として買いましてもその品物はそういう費目で買うということでございまして、必ずしもそれが贈答されるということではなくて、先ほど保田参与からもちょっと話がございましたように、固定資産なり貯蔵品にある一定の時期においてはなるという関係でございます。
このパーティー券の問題につきましては、実際の取扱者は、先ほど御答弁いたしました保田参与が扱っておりまするので、私も詳しいことは存じません。以上でございます。
そして、その移動は保田参与がみずから認めたところでは、板野前社長が指示をしたものであるということが読売新聞等で報道をされておるのですね。 そこで、そうなりますと、関税法には、情を知って密輸品を運搬あるいは保管、その他のあっせんをした者もやはり関税法違反で犯罪になり、場合によったら三年以下の懲役になる、こう書いてあります。