2021-04-22 第204回国会 参議院 環境委員会 第7号
○政府参考人(鳥居敏男君) 保安林につきましては、森林法第二十五条等に基づきまして、保健保安林あるいは風致保安林というものがございますけれども、その指定又は解除に当たっては農林水産大臣は環境大臣に協議することとされてございます。これまでも必要な連携、調整を図っているところでございます。 国立・国定公園における自然環境の保護と利用は、その周辺地域と密接な関係がございます。
○政府参考人(鳥居敏男君) 保安林につきましては、森林法第二十五条等に基づきまして、保健保安林あるいは風致保安林というものがございますけれども、その指定又は解除に当たっては農林水産大臣は環境大臣に協議することとされてございます。これまでも必要な連携、調整を図っているところでございます。 国立・国定公園における自然環境の保護と利用は、その周辺地域と密接な関係がございます。
全域が暴風、防潮、保健保安林に指定されているほか、国の特別名勝に指定されている日本三大松原の一つであります。 この美しい松原は、常日ごろ、地域住民のレクリエーションの場として、また、小中学生の森林環境教育の場として親しまれております。
そういうことで、今、林野庁といたしましては、レクリエーションや健康づくり、森林環境教育の場としての活用だとか、あるいは保健保安林など、目的に応じた保安林の指定であるとか、地域住民やNPOの参加による保全・整備活動への支援であるとか、里山資源の有効利用の推進であるとかというようなことに取り組んでいるところでございます。
私が見てまいりました久居榊原風力発電施設は、室生赤目青山国定公園の第三種特別地域に伴う自然公園法上の許可だとか、水源涵養保安林及び保健保安林区域に伴う森林法上の解除、これが必要なところでございました。
例えば、保健保安林の利用者は急激にふえておりまして、これだけでも二億人を突破しているわけです。延べ人員でいくと、利用者は二億人を突破しでふえている。そして、そこにはレクリェーション基地をどんどんふやしているのであります。新しくこれからまだ利用すべきである。私は健康の上からいっても大いにこれは利用させるべきではないか。
また、国民の間で身近な緑の保全が強く叫ばれるとともに、景観の保全や野生鳥獣の観察等に対する要請も一層高まっておりますので、こうしたことに対応すべく保健保安林等の指定を促進し、また必要に応じ治山事業等を実施していく考えでございます。
林野庁といたしましては、そういったもののために保健保安林というものをつくっておるわけでございますが、こうしたものの整備を引き続き進めていくことにいたしております。
それから、四十九年度から五十八年度までの第三期には、都市化の進展、生活環境の悪化や森林レクリエーション需要の増大等に対処いたしまして、保健保安林等の整備を促進してまいりました。そして、五十九年度から平成五年度までの第四期には、保安林の質的整備を実施するとともに、地域の実情に即したきめ細かな保安林の配備を促進してまいったところでございます。
特に、平成六年度予算につきましては、この保安林整備臨時措置法延長の趣旨に沿いまして、特定保安林の整備を集中的に行います特定保安林整備緊急治山事業でありますとか、取水施設の上流等の保安林において水質保全施設等の整備を行う水質保全環境整備事業でありますとか、あるいは貴重な自然環境を保全する観点から保健保安林等の整備を行う自然環境保全林整備事業、こういったものを新たに創設いたしたところでございます。
我が国の保安林は種類がいろいろございまして、水源の涵養でございますとかあるいは防災、国土の保全というような保安林、それから生活環境の保全を図るための保健保安林というようなものから、いろいろあるわけでございますけれども、この指定面積は総面積で現在八百二十二万ヘクタールでございます。
私は県の審議会委員もやっておりますし、保健保安林の委員もやっておりますので、絶えずそのようなことは歴史の流れにおける立場というものはしっかり踏まえていかないと、勝手な個人的な利害関係に基づいてそんなことをやるべきではない、またやってはいけないというふうに考えておるところでございます。特にやってはいけないこと、やらなければならないことというものはぴしっと決まっております。
私もその保健機能ということについて考えてみま したけれども、何と説明していいのか、森林法を見ますと、保健保安林というものがあります。その指定の目的は「公衆の保健」ということになっております。また、森林組合法においても類似の用語が使用されているというふうに聞いておりますけれども、保健または保健機能もおおむね同じ意味だろうというふうに私は思います。
特に都市を中心にいたしまして緑に対するあこがれというものが非常に高まってきておりますので、快適な生活環境の確保、緑豊かな国土形成に対する要請に対処するため保健保安林等森林の保全整備を推進していきたいと、このように考えているところでございます。
これは保健保安林ということでございまして、私どもの方で五十九年十一月に協議を受けまして、環境保全上の観点から検討しまして同意したものでございますが、私どもとしては、保健保安林として景観上の観点それから自然環境の保全上の観点からは許容し得る限度内であるというふうに考えております。
○政府委員(田中恒寿君) 大臣からお答えを申し上げましたところでございますが、さらにそういう天然林施業を推進する森林施業といたしましては、択伐、漸伐等の森林施業を重視することのほか、やはり学術上存置すべきところにつきましては学術参考林とする、あるいは保健保安林という制度、風致保安林という制度もございまして、存置することの方が地域のいろいろな多面的な効用のために好ましいというところにつきましてはそのような
それから四十九年から現在までの三期におきましては、都市化の進展あるいは生活環境の悪化、あるいは森林レクリエーションの需要の増大等仁対処しまして保健保安林等の配備の促進、それから指定施業要件の整備が行われたわけでございます。
○秋山政府委員 西ノ湖地区でございますが、これは六百六十五ヘクタールございまして、ほぼ全域でございます六百六十二ヘクタールが先生お話しの水源涵養保安林になっておりまして、うち百九ヘクタールが保健保安林の兼種になっているわけでございますが、先ほど申し上げました第四次の地域施業計画におきましては、これは伐採を一切計画しておりません。ここにつきましては四十八年度以降伐採はやめております。
また、当該保安林の一部が先生お話しのとおり保健保安林になっていますが、レクリエーションの利用という公衆の保健休養に資することを目的としているわけでございますが、協議会は国民全体の一員としてこの保健保安林の利益を受益していると主張されておりますけれども、この利益というのは一般的な利益でございまして、個別具体的な利益とは言えないわけでございますので、私ども、これにつきましては直接の利害関係者とは認めていないわけでございます
○小川(国)委員 昨年の九月に、奥鬼怒スーパー林道建設のために保安林、いわゆる水源涵養保安林、保健保安林の指定を解除するという告示に対する異議意見書というものを栃木県自然保護団体連絡協議会が提出されたわけでございます。
○吉浦委員 最近全国各地で県民の森でありますとかあるいは市民の森など、森林と親しむことができる場所が設けられ、あるいは整備されつつあるようでありますが、保安林でも保健保安林、私余りよく知らなかったのですけれども、ほかに保健保安林など、その指定の目的からして単に行為等を規制するだけではなくて、必要に応じて積極的に整備し、あるいは地域の住民等にとって憩いの場となるというふうに考えるわけです。
○秋山政府委員 保健保安林につきましては、私はただそれを維持するということよりも、内容を要請に合った形で形成をしていく、それで森林レクリエーションの場に提供するということが必要でございますので、むしろそういう森林を整備するという形からこれを取り扱うと同時に、それを活用するに当たりましての道の問題であるとかあるいは施設等も整備していかなければならないということで、実はこれは私どもの仕事といたしまして生活環境保全林
きめ細かい保安林の指定となりますと、これは国土保全上、土砂流出と申しますか、土砂防止という面からの指定、また国土保全の中で水資源の涵養という面からの指定、さらには最近、いわゆる住民の方々の保健の面から必要な保健保安林の指定と、いろいろの配備をこれからしていかなければならぬわけでございますが、これらにつきましては、十分そのニーズに合った、きめの細かい指定をこれからしていかなければならぬ、かように考えておるところでございます
第三点は、安全な地域社会をつくるために、災害防止とあわせまして保健保安林、保健休養の機能を高める森林、約一万ヘクタールでございますが、これを実施してまいりたい、かように考えております。
私どもこの五年間の実行経過を見ますと、山地災害も大変その後ふえておりますし、水資源の涵養、水需要というものがきわめて重要になってまいりまして、水源林地帯の整備拡充をしなければならぬ、さらには、都市周辺の自然環境保全との絡みにおきまして、やはり保健保安林等の整備をしなければならぬというふうに、きわめてニーズが高うございます。
目下第三期の保安林整備計画につきましては、社会的な要請もございますので、保健保安林を中心にいたしまして整備を進めておりまして、目下のところ約七百万ヘクタールの保安林の指定を行っておるわけでございます。
○説明員(須藤徹男君) 概数でございますが、後ほど必要があれば資料はお届けいたしますが、現在保安林総数は約七百万ヘクタールでございますが、今後、保健保安林を含めまして百万ヘクタールを指定をしていこうということでございまして、総数約八百万ヘクタールを計画いたしておるのでございます。
○藍原政府委員 ただいま先生の方から保安林に特にこの松くい虫の被害がよけい出ておるというお話がございましたけれども、私どもといたしましては、必ずしも保安林だから出るのだということではなくて、たまたま里山付近に環境保全だとか防風保安林とかあるいは保健保安林さらには防潮保安林とか、昔から日本は里山、海岸付近に非常に大きな松林を持っております。
○安倍国務大臣 農林省所管の国有財産のうちで、将来活用の対象として考えられる主要なものは、国有林野及び国有農地等でございますが、このうち国有林野につきましては、先ほどもお話がございましたが、現在重要な課題となっておる都市環境の保全、整備のため、あるいは保健保安林の指定等を進めて、緑地の保護育成に努めるとともに、公園、学校、住宅等の公共的用途に供することが適当であるものについては、所要の活用を行っていきたいと