1969-03-18 第61回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
○佐久間政府委員 私どもも火災保険会社から消防施設の充実につきましてさらに積極的な御協力を得たいという気持ちは持っております。最近の五年間の火災の件数その他の数字を見てみましても、火災件数は、年々、多少のでこぼこはございますが、微増いたしており、またそれに応じて損害額もふえております。たとえば一件当たりの町村面積などにいたしますと、五年間に約二割減少いたしております。
○佐久間政府委員 私どもも火災保険会社から消防施設の充実につきましてさらに積極的な御協力を得たいという気持ちは持っております。最近の五年間の火災の件数その他の数字を見てみましても、火災件数は、年々、多少のでこぼこはございますが、微増いたしており、またそれに応じて損害額もふえております。たとえば一件当たりの町村面積などにいたしますと、五年間に約二割減少いたしております。
○佐久間政府委員 市町村で調査をしていただきまして、それを県で取りまとめて私どものほうへ伝達をしてもらう、私どものほうで審査いたしまして支給をする、こういう手続を考えております。
○佐久間政府委員 大ざっぱに言ってそんな見当かと思います。
○佐久間政府委員 そのとおりでございます。
○佐久間政府委員 ただいま御指摘の一つは、防空業務に従事して殉職した警防団員の問題につきましては、それは予算の中で一億円余の計上をいたしております。 それから、現在の消防団員の処遇改善の問題でございますが、これは補助金ではございませんで、交付税の中で基準財政需要額に計上いたしておますので、予算書には出ていないわけでございます。
○佐久間政府委員 ただいまお答え申し上げましたのは、消防本部署の政令指定の指定でございます。そこで先ほどちょっと四十と申しましたのは誤りでございまして、単独では十六程度、それから組合が約三十程度ということでございます。 それから、いまお尋ねのは救急業務の指定のお尋ねかと思いますが、これにつきましては、昨年は五万から四万に下げまして、明年度はこれを三万の市に拡充をしたいという計画でおります。
○佐久間政府委員 いたします。
○佐久間政府委員 損保債のワクの拡大と利率の引き下げの点でございますが、私どもも、ただいまおっしゃいましたような気持ちは、同じく消防を担当する者といたしまして、同じ気持ちで努力をいたしておるわけでございます。 ワクのほうは、四十二年度におきまして、従来十七億五千万でありましたのを二十一億、それからさらに四十三年度で二十三億に拡大をすることにいたしました。
○佐久間政府委員 お話のように、約五年間に五千億、市町村の交付税で基準財政需要額に計上しておるものもございますし、国から補助金で出したものもございますが、そのとおりでございます。その結果どれだけ消防力が充実したか、またその効果があらわれてきているか。一例を申し上げますと、建物火災一件当たりの焼損面積は五年間に約二割減少しております。
○佐久間政府委員 関東大震災級のものを想定いたしまして、東京都の消防庁におきましても、一応の計画を検討いたしております。東京都の消防庁で、現に東京都内で何カ所か避難地域を想定いたしまして、どこの住民はどこへ避難をするという計画を一応立てております。
○佐久間政府委員 私のほうの所管といたしましては、戦時中防空業務に従事して殉職された方のうち、警防団員につきまして、一時金を支給するという措置をとることにいたしました。殉職者につきましては、一人当たり七万円で千四百九十人、障害者に対しましては一人当たり五万円で十四人、合計いたしまして一億五百万円を四十四年度予算に計上いたしております。
○佐久間政府委員 防火管理者でございます。
○佐久間政府委員 堺港の事故の概要でございますが、原油タンカーであります和泉川丸と申しますのが、イランから原油を十一万五千トン積載いたしまして、十二月一日十五時に接岸をいたしました。同日十七時五十分に荷揚げ作業を開始いたしたのでありますが、一方、このエンジンオイルを抜き取りますために、昭和丸、大福丸、これはいずれも十五トンの小さなはしけでございますが、これが抜き取り作業を始めたわけでございます。
○佐久間政府委員 消防艇の問題でございますが、全国的に見ますと、お話のように、かなり整備されているところもございますが、全体といたしましてまだ十分でない状況でございます。実は従来から港湾内の消防業務につきまして、市町村の消防機関と海上保安庁との間でどのような責任の分担と申しますか、守備範囲をどう分け合っていくべきかというようなことにつきましていろいろいきさつがあったわけでございます。
○佐久間政府委員 消防職員につきましては、従来各市町村ごとにやっておったわけでございますが、市町村ごとでございますと、やはり認定もばらばらになるというようなこともございますし、また、一時に相当な該当者が出ました場合の市町村の負担の問題もございますので、私はやはりそういう基金制度ができましたことは、従来の事態の一歩前進であるというふうに考えておるわけでございます。
○佐久間政府委員 御趣旨はそのとおりと思いますので、努力はいたします。 ただ、消防力の基準につきましては、昨年消防小委員会でもいろいろ御議論がございましたが、現在の実情を考えますと、なお検討、手直しを要するような点もございますので、現在検討をしております。
○佐久間政府委員 現在四十一都道府県に設置されております。設置されておりませんのは京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県。それから指定都市では、横浜市、北九州市を除いた四指定都市に設置されております。
○佐久間政府委員 三十六年です。
○佐久間政府委員 先生いま具体的にいろいろ例をおあげになりましたけれども、私ども詳しく聞いておりませんが、ただこの状態は、いずれにいたしましても保安上好ましい状態ではないと考えております。したがいまして、松山市のほうに対しまして、すみやかに是正するように、解決に努力するようにということは、従来も指導をいたしてきております。
○佐久間政府委員 丸善石油のただいま御指摘のありました例につきましては、私どもも事情を伺っております。それで、ただいま御指摘のありました距離の問題でございますが、これは消防関係法令の規定に適合した状態になっているということは申し上げかねると思っております。
○佐久間政府委員 指導をいたしております。
○佐久間政府委員 その点も先生と考え方の方向は同感でございますが、一挙にそこまでいくこともむずかしかろうと思いますけれども、少なくとも相当大きな多数の人間が出入りするような施設の防火管理者につきましては、現在よりも訓練をきびしくやっていくということは一つ一つ検討していきたいと思います。
○佐久間政府委員 最近、御指摘のとおりに、婦人が男子の消防団員の不定を補いますために、協力をかなり積極的にされておるところが多くなってまいっております。特に男子が都市に出かせぎに出ていくような農漁村等におきましてこの点が多く見られるわけでございます。
○佐久間政府委員 前段の点でございますが、もしそういうふうに伝えられた点があるといたしますと、地元の隣接の市町村から消防団がかなり応援に来たそうであります。しかし、すでに市原市の消防が中へ入りまして、先ほど申しましたような措置をとっており、その措置をとるについては、それだけで十分であったということで、他の応援に参りました消防団は、門外で待機してもらった、こういうことがあったそうであります。
○佐久間政府委員 ただいまおあげになりました雑誌の記事は私まだ読んでおりませんが、先ほど申し上げました、地元の市原市の消防機関の活動が、ノーハウによって妨げられたということはないという報告でございまするし、それからまた、私も、なかったろう、そのとおりであったろうと思います。
○佐久間政府委員 ただいまの問題につきましては、先生から昨年の国会でも御質問をいただきまして、私どもといたしましても防空従事者につきましては何らか解決の方途を講ずべきものである、かように考えておるわけでございます。
○佐久間政府委員 これは法律上策定することになっておりますので、完備いたしておりまするが、ただ率直に申しまして、これは形式的には一応整っておりまするが、内容的にはなお検討を要する点があろうと思います。
○佐久間政府委員 夜間、照明の状況等にもよりまするが、大都市におきましては、相当高度の照明装置も持っておりまするので、避難させることにつきましては、十分可能であると存じております。
○佐久間政府委員 そのとおりでございます。
○佐久間政府委員 提案理由に対しまして、補足的に御説明申し上げます。 お手元にお配りしてございます消防法及び消防組織法の一部を改正する法律案要綱をごらんいただきたいと存じます。 第一は、消防法の改正でございます。その一つは、圧縮アセチレンガス等の届け出に関する事項でございます。御承知のように最近圧縮アセチレンガス、液化石油ガス等の事故が頻発しておるのでございます。
○佐久間政府委員 お手元に御配付申し上げております資料について御説明申し上げます。 第一は、超高層建築物及び地下街の防災対策についてでございます。三ページのところに、現行法令でこれらの対象物に対する規制がどうなっているかという表をつけてございます。
○佐久間政府委員 救急関係の第五表と第七表でございますが、さらに要綱がどういうふうに関連するかということがおわかりいただけますような説明の資料でもつくりまして、さっそく提出したいと思います。
○佐久間政府委員 入っておりません。
○佐久間政府委員 私に対する御質問じゃございませんが、ただ南海電車についての事実だけちょっと補足をさせていただきます。 南海電車関係の表彰の点につきましては、関係消防団、それから関係の医療機関に対しまして、消防といたしましても消防表彰規程に基づく表彰状を授与することにいたしております。たしか七日の日に知事から伝達をされるということになっております。
○佐久間政府委員 審議会の中で危険物部会と特殊災害部会と、部会を二つ設けて御審議願っております。先生の御質問の点は、危険物部会で御検討願っております。荒垣先生はそのほうの部会に所属しておられませんので、崎川先生にお答えいただくのが適当かと思います。