1958-04-08 第28回国会 参議院 法務委員会 第24号
○最高裁判所長官代理者(關根小郷君) 今、棚橋委員のお問いの点は、位野木調査課長がお述べになったと同様に考えておりますが、ただ、われわれの見方を申し上げますと、現在弁護士の方が裁判官におなりになるのに、特に長官とかあるいは最高裁の裁判官とか、たとえて申し上げますれば、自動車がついている地位とかそういった、名前が非常にいいとかそういった点がなければお入りにならない、結果論を申し上げますと。
○最高裁判所長官代理者(關根小郷君) 今、棚橋委員のお問いの点は、位野木調査課長がお述べになったと同様に考えておりますが、ただ、われわれの見方を申し上げますと、現在弁護士の方が裁判官におなりになるのに、特に長官とかあるいは最高裁の裁判官とか、たとえて申し上げますれば、自動車がついている地位とかそういった、名前が非常にいいとかそういった点がなければお入りにならない、結果論を申し上げますと。
三権分立のうちのトップだから特に増額の率を高くするという理屈も立つのじゃないか、それから今、位野木調査課長が言われましたように、内閣の方の関係と比較いたしましてやむを得ないのじゃないかということで、こうなったわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(關根小郷君) 法曹一元の問題につきまして、今大川委員の御質問に対して位野木調査課長からお話がございましたが、われわれといたしましても同じような考えを持っておりまして、できる限り給与を上げていただくことが、法曹一元をなめらかにする一つの大きなポイントだと思います。
○最高裁判所長官代理者(關根小郷君) 今位野木調査課長からお話がありましたように、敷地、庁舎等のどうしてもやむを得ない事情から、やむを得ざる事情で未開庁のものがあるのです、事実上。
なお、政府から横川法務政務次官、位野木調査課長、最高裁から闘根総務局長、海部総務課長、西山人事局給与課長がお見えになっております。
それからもう一つ、ここには書いてございませんでしたが、私帰って参りましてから、この連邦の憲法裁判所の法律の改正案の趣旨等につきまして、いろいろ位野木調査課長からも教えていただいたのでありますが、現在憲法裁判所は二部ございますが、これは二子的性格を持っているから、やはり一つの部にすべきだといった議論が相当強くて、現在は二十人ございますのを、どんどん減らして、一つの部にする方向に行っているようにうかがわれるのでございます
当委員会といたしましては、明三日大阪において本件の調査会を行うことになっておりますが、たまたま最高裁の關根総務局長、法務省の位野木調査課長の両君が、去る九月末から十一月初めにわたり、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア五カ国に出張され、各国の上告裁判所、憲法裁判所の制度並びにその運用状況等の調査を行われておりますので、本日は両君からその調査報告を伺い、当委員会の審査、調査に資することにいたしたいと
○説明員(關根小郷君) 今位野木調査課長から申された通りでありますが、私が感じましたのは、何と申しましても、英米系統では裁判官が合議をする場合の数が少い。先ほど申し上げましたように、英国では、五人あるいは三人、それからアメリカでは九人ないし七人でありますから、非常に比喩的で、申し上げようがあるいは悪いかと思いますが、ちょうど船に乗った船頭が多過ぎると山へ上ってしまう。
準備の都合上出発がおくれておりましたが、九月二十四日、諸般の手続を終り、当委員会から委員福井盛太君、同高橋禎一君、同じく猪俣浩三君、及び専門員小木貞一君の四名と、法務省位野木調査課長、最高裁判所関根総務局長の二名が加わった一行六名の調査団が羽田を出発、アメリカ、イギリス、西ドイツ、フランス、イタリアなどの視察を終え、本日夕刻羽田に帰ってこられることになっております。
○海部最高裁判所説明員 ただいま位野木調査課長から御説明がございましたので、最高裁判所といたしましても特に申し上げることもございませんが、最高裁判所におきましは、簡易裁判所の名称の変更及び管轄区域の変更につきましては、いずれも関係地方裁判所の意見を聞きまして、またこれを通じて地元市町村、関係官公署、弁護士会等の意見を聞いて、これを十分しんしゃくした上法務省に対して意見を述べておるわけであります。