1975-12-09 第76回国会 参議院 文教委員会 第2号
したがって、私から申し上げますならば、いまの御答弁なり先般の参議院予算委員会におけるところの御答弁は、あれは国会答弁であって中身は違うんだと、これは前の建設大臣の仮谷発言以上の私は内容を含んでおると思うんですが、そうじゃございませんか、どうですか。
したがって、私から申し上げますならば、いまの御答弁なり先般の参議院予算委員会におけるところの御答弁は、あれは国会答弁であって中身は違うんだと、これは前の建設大臣の仮谷発言以上の私は内容を含んでおると思うんですが、そうじゃございませんか、どうですか。
これを仮谷発言と言う。いいかげんなことを言っておる。そういうことを知っておってあなたはやっておるのか。 現在、和歌山県では県知事選挙も行われておる。この問題は非常に重要な問題をはらんでおるわけです。東京都においても、この問題で毎日のように一般新聞にも書かれておる。知っておってそういうことをやっておるのか。
一月二十四日に発表した「五十年度経済見通しと経済運営の基本的態度」は、仮谷発言ではありませんが、いいかげんな政府の指標だったのでありますか。経済担当副総理からもぜひお聞かせをいただきたいと存じます。
法律でもってこういうことをしてはいけないということを書いてあることをする場合と、たとえば仮谷発言のような問題は、政治家として信義を重んじなければいけないとか、あるいは議会における答弁、あるいは日常の行動というものがその間に差異があってはいけないということは政治論として成り立ってはいくと思いますけれども、法理論としては特別成り立っておらないと私は思います。
○福田(一)国務大臣 私は、いわゆる議員の責任という問題と一般の公務員との問題はやはり区別して考えていいのではないかというふうに考えておるわけでございまして、仮谷発言について、これは遺憾であるということであったわけでありますが、これについては、議員というものは選挙民から次の選挙で批判を受ける立場にあるわけでありますからして、その意味で、そのことだけで十分な責任をとらされておると思うのであります。
ところが、それではなお危いと、仮谷発言じゃありませんがね。植木発言なんかがニュースになるとまたぞろ大変だからというので、開発庁のあなたの部下たちが、たとえば喜屋武眞榮さんあるいはわが党の上原康助代議士等々県選出議員のところを回って、植木長官の真意ではないと、あれは。本意が正確に伝わらなかったという言い方をして、まあ消しゴムを使って歩いたわけです。
これはこの前の仮谷発言ではございませんけれども、議会の議決、満場一致、五十一年三月三十一日までという日限を切ってあるわけです。目途としてということについて総理のお考えを聞きたいんですが。
仮谷発言どころではないですよ。まさに、むしろ仮谷発言がここで実行されたというふうにわれわれは考えざるを得ませんよ。しっかり答弁をしていただきたいと思います。
○宮之原貞光君 この間の仮谷発言、ですね、この問題を契機にいたしまして、その前にまた稻葉法務大臣の発言問題もありまして、いわゆる閣僚の発言というもののあり方ということが非常に私は重要な問題になってきておると思います。
(拍手) 第三の質問は、さすがの田澤委員長も世論に押されまして、かつ、議長裁定もございまして、ついに、去る十月十六日の仮谷発言を処理する議院運営委員会におきまして、これまでの暴挙を陳謝いたしました。皆さん、遺憾の意ではありません。陳謝であります。これは、私の承知いたします限り、陳謝とは、初めてのことでありまして、一体どういう意味を持つのか。
○国務大臣(三木武夫君) 仮谷発言に対しては軽率であったということを再三確認しております。また、本問題に対する政府の姿勢についても国会軽視のそしりを免れません。今後再度このような失態を繰り返さないよう、繰り返した場合は総理大臣として厳重に対処いたします。 このことを申し上げる次第でございます。
そこで、今回の仮谷発言でありますけれども、この仮谷発言にいたしましても、総理は、不用意の発言である、軽率の発言であると、いかにもこれを軽くお考えでありますけれども、私はやっぱりこれは本音だったと言いたいのであります。
○中村利次君 私は時間をできるだけ短縮するつもりで、すでに各議員からいわゆる仮谷発言そのものについてはいろいろ質問がございましたし総理の答弁もありましたから、これを省略します。仮谷発言があって、それに対する政府及びこの政府を助ける立場にある与党の政治的な政治姿勢について伺いたいと思うんです。
○三木内閣総理大臣 私は、しばしば言っておるように、この仮谷発言を擁護しようと思わない。軽率であった、これは厳に将来に戒めなければならぬと言っておるのでありますから、したがって、これを評価——評価とはどういうことを言われるのか知りませんが、これはやはり軽率な発言である、こういう誤りを二度と繰り返してはいけない、こう考えております。
不規則発言にもありますが、それでは仮谷発言の問題については何もしないというふうに理解してよろしいか。いわゆる具体的な責任を問う処置はとらない、こういうことなんでしょうか。その点明確に、きわめてはっきりわかるように言ってください。どうぞ。
○大久保(直)委員 まあ、弁明の余地がないということはそのとおりであると肯定をいただいたことになると思いますが、私は、今般の仮谷発言というものは、単に仮谷建設大臣個人の問題にとどまるべき事柄ではないと認識いたしております。