2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
熊が人里に下りてくる理由というのをちゃんと理解をして、その防除、これをまずしっかりやっていく必要があるんだと思います。
熊が人里に下りてくる理由というのをちゃんと理解をして、その防除、これをまずしっかりやっていく必要があるんだと思います。
その概要を見てみますと、北海道内のヒグマ捕獲数は、平成二十五年度から三十年度には約一・五倍、六百三十二頭から九百十八頭、ヒグマによる農業被害額も、二十五年度から三十年度には約二・五倍、九千三百万円から二億二千八百万円に増加、ヒグマの出没は、札幌を始めとする市街地で多発し、離島である利尻島でも見られるなど、近年、人里への出没が多発しており、人身被害や家畜被害も発生していると、一九八九年以降、ヒグマが人
人里離れたところで一キロとか二キロの道路を整備する、道路を何十キロも造るようなことは考えていないというイメージを語っていらっしゃるわけで、緊急に整備をすることが必要なものという法律の規定から見ても、十年以上掛かるというのは、掛けるというのは非常に長い印象を持つんですが、実際どのような規模のものが整備をされているのか、全体をお話しされるのはちょっと時間的にも無理だと思いますが、概要だけでも分かるところでもあれば
かつては幻の動物とされたカモシカですけれども、近年は生息数が増えていて、農林業被害に悩まされている地域もあるということで、これは、ニホンジカが増えていることによって、本来ですと山の奥深くですとか標高が高い場所に生息しているカモシカが餌を求めて人里に出てきているということなんです。
例えば、温室効果ガス排出量がとめられず、最悪のシナリオになっていく場合には、永久凍土が解け出して、そこから新たなウイルスが噴出するのではないかということも言われていたり、あるいは森林伐採等々によって、エボラ出血熱がまさにそうですが、人里におりてきて、そこからコウモリから人間に感染した、そういう感染経路もありますから、そういった意味においては、国民の命、暮らしを守るためにも、やはり全力でこちらは連携をして
環境省の方でも勉強会をされたというふうにお伺いをいたしましたけれども、国立感染症研究所の、あっ、国立環境研究所の五箇先生のお話を私も三月か四月に拝見をいたしまして、開発による森林の伐採などですみかを奪われた野生動物が人里近くに来て、未知の感染症の発生につながるんだというようなことを五箇先生がおっしゃっていたかと思います。
○片山大介君 今年は山の木の実りも少ないとか、何かいろいろなのがあって人里に下りてくるというのもあると思います。
○国務大臣(小泉進次郎君) 事前に熊がという質問が分かっていればもっと詳細にお答えできたと思いますので、また改めて機会をつくっていただければと思いますが、今、人間のこの生活の中で、食べ残しを食べに来るとか、そして人里まで下りてくるという事案が多くなっているということは私も承知はしています。
全国的に熊が人里に出没する事例が多くなってきています。山梨県でも多数報告されています。 なぜ熊は人里へ下りてきているのでしょうか。環境の変化が影響していると思われますでしょうか。
今のお話をこの法律が担保していただいて、山をつくって、その人里に来る山の生き物たち、熊や鹿やイノシシや猿などなど、本来おる生活圏の中に餌がなくて、食い物がなくて、それを求めて里へ出てくるんですね。コミュニティーに出てきて、それを我々は、人間は迷惑だと思うんです。また迷惑です。
ここに書いていますように、一九六〇年代末に、学生時代に大人の障害者の収容施設、当時はそういう言い方をしました、にボランティア活動に参加しまして、障害ある人が当時、人里離れた山の中に閉じ込められ、仕事らしい仕事にも就くこともなく、ずっとその中で生活し続けなくてはならないということに大きなショックを受けました。
山で暮らせぬから人里へ来ている、農作物に悪さをしたりやるわけですから。 人工的に崩した環境ですから、国が施策としてリードして自然林へ戻していくという作業なんかしたらどうかと思うんですが、その辺はこの機にやる考えないですか。
すなわち、野生鳥獣が人里に出てくる理由は幾つかあると。一つは人里に人が少なくなったからであるけれども、もう一つは山の奥に木の実が少なくなったからだと。
それ以外のエリアでは、例えば、奥山では、本来食べ物が見つかるはずの熊が、人工林の杉が植えられてきたことでその熊の食べ物が見つからない、人里の雑木林に隠れて畑を荒らしたり、また人家を襲ったり。動物たちにとっては、自然の山が、今これは自然ではないわけです。奥山でさえです。
まず、ツキノワグマ、ヒグマによる人身被害の件数でございますが、ドングリ類の不作等が要因となりまして、こういった熊が人里に多く出没する年に増加する傾向がございまして、毎年五十件から百五十件前後で推移をしております。このうち、死亡事故が発生しました年におきましては、一件から四件の死亡事故が報告されているところでございます。
その際、野生イノシシをめぐる環境が変化をして、例えば山から人里に下りてくる野生イノシシが増えてきているとすれば、野生イノシシを介した豚コレラウイルスの拡大のおそれが増大するということにもつながるわけでございます。 環境省はどのようにこの野生イノシシの生息状況把握をされているか、また、その増加に対応しての対応策についても併せてお伺いをいたします。
例えば、南の方から来る方にとっては雪があるだけでそれが観光資源になるとか、ラッシュアワーの電車を体験してみるとか、アニメの聖地を訪れるとか、あるいは、先ほどもお話がありましたけれども、人里離れた祖谷なんという四国の平家の落人の、ああいうところに、民家を改修して、ひっそりと滞在したいんだなんという方もいらっしゃいますし、今の時期ですと、一面に広がる平野の田んぼを見たいんだという方もいらっしゃると思います
人里離れた隔絶された土地の奥深く隠されてしまえば、漏れ出していようが、そのままにされていても分かりません。 最高の処分方法が発見されるまで、若しくは人間の営みが続く限り、人間の目で管理され続けることを担保する以外に安全はないと考えます。
人間の側からすると、畑を荒らされ、迷惑な存在ですが、動物は生きるために食べ物を探しに人里にやってきているわけですので、駆除して埋蔵処分というのはかわいそうな気がします。人間の都合で動物の命を奪っているわけですので、ぜひ、駆除したジビエの利活用をしていただきたいと思います。 ジビエの利活用に対する農林水産省の取組について教えてください。
一方、山村地域では、森林所有者の不在村化ですとか林業生産活動の低迷等によりまして経営管理が不十分な里山林が見られるため、熊等の野生動物が人里にあらわれるといった問題が生じております。今御指摘のとおりであります。
人里、里山、奥山と呼ばれていた構造に異変が生じており、野生動物の暮らしの垣根の明確な線引きも難しくなっている状況の中で、適切な森林管理のあり方が改めて問われている時代に来ていると私は思います。 広大な森林県に暮らす者として、また国政を預かる政治家として、これからも真摯に議論を進めてまいります。 ありがとうございました。(拍手) 〔国務大臣麻生太郎君登壇〕
人里、さらに市街地へとイノシシが出てくる例というのがたくさん生まれているということで、環境省が、イノシシの保護及び管理に関するレポートをまとめております。このレポートでは、「今後イノシシの市街地への出没は増加していくことが危惧される」とあるわけです。 このような市街地出没の危険性、問題点というのはどんなものがあるのか、このことについて、レポートの中身も踏まえて説明をお願いしたいと思います。
○塩川委員 ドングリ、堅果類の豊凶によって、熊の人里へのさまざまな移動が被害にもつながっている。そういう状況について把握をすることで、周知をしていく、注意喚起を行っていくということです。そういう点でいえば、イノシシについても同様のことが言えるんじゃないのかと思うわけですね。