2019-03-14 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
そこで、今お話のあった水産研究・教育機構のことでありますけれども、今の御説明のとおりだと思うんですけれども、これは、平成二十九年それから三十年にかけて、年をまたいでいるので正味半年ぐらいですけれども、ここで、水産庁と水産研究・教育機構で共同で開催したこの検討会、正確に言うと、研究体制のあり方に関する検討会、そこで、サケ・マスの人工ふ化放流について、今のお話のとおり、関係者間の議論が必要である、このように
そこで、今お話のあった水産研究・教育機構のことでありますけれども、今の御説明のとおりだと思うんですけれども、これは、平成二十九年それから三十年にかけて、年をまたいでいるので正味半年ぐらいですけれども、ここで、水産庁と水産研究・教育機構で共同で開催したこの検討会、正確に言うと、研究体制のあり方に関する検討会、そこで、サケ・マスの人工ふ化放流について、今のお話のとおり、関係者間の議論が必要である、このように
○国務大臣(山本有二君) 御指摘のとおり、岩手県では、下安家サケ・マス人工ふ化場、県北サケ・マス人工ふ化場、小本川サケ・マス人工ふ化場、松山サケ人工ふ化場、この四つのふ化場が全壊いたしました。今シーズンは使用できない見通しでございまして、漁獲への影響が懸念をされております。
そして、帰ってきたサケの卵を活用して人工ふ化、増殖事業を行う。つまり、稚魚をつくってそれをまた放流する、それの繰り返しで資源というものが永続的に利用できる、こういう仕組みになっているわけでありますが、震災によりまして、このアキサケの回帰に大きく影響をいたしました。減少したわけであります。
人工ふ化による稚魚放流に取り組んで大きな成果を上げるという観点から、サケ・マスは効果があるんだと、とりあえずこの必要性を百歩譲って認めたとしても、ただ、サクラマスというのは、今の技術では人工増殖は難しくて、むしろ、産卵場などの河川環境に配慮して、やはり自然産卵によって資源増殖、維持を図るのが合理的だという見解があるようです。その方が一定の成果が得られている。
サクラマスの資源造成については、先ほど申し上げたような、関係者の意見も聞きながら、人工ふ化放流や親魚が遡上できる環境の整備、こういったことに取り組むことが重要であると考えております。
○政府参考人(田原文夫君) ちょうど先ほど大臣からも具体的な数字お答えになられたわけでございますが、最近ではサケ・マスの人工ふ化放流事業ということで年間十八億尾という程度の放流を行っております。
私が今日お伺いしたいのは、鹿児島県の奄美大島の加計呂麻というところで、水産庁主導でクロマグロの稚魚の放流に向けた人工ふ化の取組がされております。私も何回か現地を見させていただいているんですけれども、その成果に大きな期待をしているんですね。そういうことで、これまでの成果について、また今後の取組について教えていただけば有り難いと思います。
例えば、ローレンツという有名な生物学者が、人工ふ化をいたしましたアヒルのひなの前に自分の顔を最初にさらしたことが運の尽きでございまして、そのアヒルたちは一生の間、このローレンツ先生の後を一日じゅう追っかけ回す、よたよたおしりを振りながら後をついて歩くという非常にユーモラスな写真がいろいろなローレンツ先生の著作に紹介をされております。
さらにユニークなのは、ダチョウなんですが、これは高たんぱく質で健康にいいということで、最初六羽ほど導入したわけですが、これがもとになって、人工ふ化をして今百羽までふやした。そして、今言ったイベントのようなものにダチョウの肉を抱き合わせてやるといったような、とにかく次々に夢というものを発信している、こういう地域が現在あるわけですよ。
これまでウナギの人工ふ化につきましては、もう既に成功例はありましたものの、受精卵が安定的に確保できないとか、それからふ化仔魚、これはふ化したばかりの稚魚のことをいいますが、ふ化仔魚の飼育ができないなど、種苗生産に向けまして解決すべき数々の問題点が残されていました。
かつ、佐賀県の水産試験場では、人工ふ化等の増養殖技術が確立して、稚魚の放流等も行っておられまして、積極的にムツゴロウの増殖に努力しておられるところでございます。
これらの合弁企業でございますけれども、北洋におきます我が国漁船の操業機会の確保に貢献するという面とともに、サケ・マス類の人工ふ化場の設立あるいはタラだとかカニ、エビ等の漁獲、水産加工等の事業を行っておるわけでございますけれども、押したべて申しますと、これらの合弁企業は、昨今のロシア経済の混乱等を背景にいたしましていずれもかなり苦しい経営状況にあるというように私は承知しております。
サケ・マスの生理・生態上では、湧水のあります上流域において親魚を捕獲し、ふ化、放流することが望ましいというふうに我々考えておりますが、現実には河川の状況、人工ふ化を行う施設その他の状況の関係等で、多くは河口近くにやな、ウライを設置いたしまして親魚を捕獲し、湧水等のありますところで稚魚を育成し、各河川に放流している状況にございます。
シラスウナギのことはこの前もお聞きしましたけれども、こういう人工ふ化に対する研究というものもやってもらいたい、もうさまざまの要請が来ております。 そのような地域のいろいろな要請に対して、今度こういう農林漁業金融公庫法等の一部を改正されます。
なお、若干明るい材料といたしましては、本年二月に水産庁の養殖研究所で人工ふ化いたしました仔魚が、わずかではございますがえさを食べたという事実が確認されまして、マスコミ等々でも報道されておりますけれども、若干そういう明るい面も見え始めてきているという現状でございます。
もう御案内のとおりでございますが、日本の場合、日本沿岸に回帰するサケは全量人工ふ化放流したものによっておるわけでございます。ほかのアメリカ、ソ連等におきましても、そのためにサケ・マスふ化場を造成するとかあるいは河川の環境を維持するとか、そういうサケ・マス資源の増大のためにそれぞれの国が多大の人的あるいは物的な投資をやっておるわけであります。
今、日本に回帰しておりますサケ・マスはもうほとんど人工ふ化したものでございます。各国ともふ化場をつくりそれで放流し、あるいは河川をきれいにしてそこで産卵場を整備するというような投資をしてやってきたわけでございますけれども、それ以前はそういうことがなかったというごとで、多分母川国自身がそういう関心がなかったのじゃないか。
そのために、日本の場合でありますと、もうほとんど人工ふ化放流、これはもう、かつてはほとんどサケの回帰というものがなかった戦後の状態から、いろいろな百年の歴史の知見を踏まえてそういう技術を蓄積し、それによって今までの二十万トン近い漁獲を得るような段階になったわけでございます。
○鶴岡政府委員 外国における研究の詳細というのは、申しわけないのですけれども把握してないわけでございますけれども、一例、台湾におきましては嘉義県というのですか、そこで養鰻を行っている業者が昨年人工ふ化に成功し、最終的には二十五日ぐらい生存したというのを承っております。そういうことで民間ベースで継続して研究が行われているのではないかというふうに承知しております。
○鶴岡政府委員 なかなかウナギは、太平洋のはるか沖合の深海部で産卵するというふうに言われておるわけでございますけれども、先ほど申しましたその生態系がほとんど解明できていないという点で、今先生御指摘のように秋におりた親魚が卵を産んでどういうふうになるのか、人工ふ化する場合、人工でやる場合に、そういう自然の生態系の解明というのがわからないとなかなか容易でないところもあろうかと思います。
○元信分科員 私は、最近のシラスウナギ人工ふ化研究の問題点について伺いたいと思います。 私の選挙区は浜名湖、ウナギの産地でございまして、実は私も、今を去る二十年ぐらい前になりますが、当時静岡県の水産試験場の職員で、このウナギの人工ふ化の研究をしておった者でございますが、私も人工ふ化の研究で国の補助もいただきまして、足かけ七年ぐらいやらせていただきました。
○説明員(石田周而君) サケはかなり資源がふえてきたことは事実でございますけれども、まだサケにつきましてはほとんどのものが人工ふ化放流技術によりまして資源が維持されいるるという状況でございます。
○元信委員 マグロの人工ふ化というのはもうできているんですね。近畿大学で、亡くなられました原田先生が何回か成功されておる。したがって、もう技術的にできるということはわかっているわけですから、それを安定的に事業として軌道に乗せるということが必要だろうと思うんです。 そこで、水産庁では日本栽培漁業協会に委託をして、沖縄県の石垣島でマグロの親魚の育成を目指して試験をされていますね。
この十年ほどの間に、水産養殖関係の研究はバイオテクノロジー等の活用により大きく進みましたが、この研究所でも、利用価値の大きい雌の魚だけを生産する技術、ヒラメの高密度養殖技術、ウナギの人工ふ化技術等の開発に大きな成果を上げているとのことでした。 翌日は、度会町に行きました。ここは伊勢茶の産地ですが、昨年四月、三十年ぶりに大きな霜害に遭ったため、昨年から今年にかけて防霜ファンを設置しました。