2021-04-27 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
○井上哲士君 これまで政府はこのRCEPの交渉経過をほとんど明らかにしてきませんでした。そして、今御答弁があったようなことをずっと繰り返されて、農業には影響はないから試算も必要がないということを言われてきたわけですね。そういう政府の説明に、関係者の中から農業への影響を楽観視する声も実際ありました。 鈴木教授自身がこう言われているんですね。
○井上哲士君 これまで政府はこのRCEPの交渉経過をほとんど明らかにしてきませんでした。そして、今御答弁があったようなことをずっと繰り返されて、農業には影響はないから試算も必要がないということを言われてきたわけですね。そういう政府の説明に、関係者の中から農業への影響を楽観視する声も実際ありました。 鈴木教授自身がこう言われているんですね。
○国務大臣(茂木敏充君) 紙議員から、まず、交渉経過の説明についてお尋ねがありました。 一般的に、外交交渉の経過に関する情報については、他国との信頼関係、他の外交交渉に与える影響等を考慮し、少なくとも一定の期間はこれを公表しないことが外交上の恒例となっております。
一月以降、現時点まで、次なる交渉に向けた議論というのを、どのような議論を行ってきておるのか、具体的なこれまでの交渉経過について御説明いただきたいと思います。
やはりメッセージがきちんと伝わるということが重要でありまして、二元外交とならないよう留意しつつ、過去の交渉経過等も踏まえた上で、政府一丸となって対応していきたいと思います。
さきの日米首脳会談では、トランプ大統領がアメリカの保護主義を貫く姿勢をより強め、日本側に対してかなり強く譲歩を迫ったのではないかと言われている中で、交渉経過、やはり透明化することが求めているのではないかと思われます。私たちはこのことを憂慮しまして、現在、国民生活や国内産業に大きな影響を与える重大通商交渉においては、国民に対する情報提供の努力義務を政府に課すという法案まで準備をしている状況です。
財務省の森友学園の国有地売却について、問題とされた交渉経過を示す書類が破棄されており、重要書類の保存、管理に大きな課題があることが明らかになりました。
そういう意味では、こういう提案をしたけれども向こうからこういう反論があって、それに対して精査しているけれどもこうだというような意味で、ある程度の交渉経過、これはなかなか手のうちを見せることはできないにしても、今こういうような段階で、こういうようなことが今行われているので、今こういう部分が難しいんだというようなことを、もう少し経過を説明をしていただくということは、私は必要なんじゃないかな。
副大臣、お伺いしたいんですけれども、地権者は、その森林法違反のことについて、是正する、原状に回復するというふうに交渉経過の中で述べているんですか。これはちゃんと明らかにしないと大変なことになりますよ。 それから、瑕疵ある物件を国有財産として取得していいんですか。違法開発のおそれがあることも知らずに地権者と売買交渉をしていいんですか。これについてどうですか。
加えて、少し懸念するのは、やはりTPP交渉の際もそうだったんですけれども、交渉経過、極めて不透明、非公開なのでそうかもしれませんが、ブラックボックスというふうになっております。これがやっぱり影響を受ける産業や国民の皆さんに大きな不安を広げているのではないかという懸念もあります。
それで、法案は、現在行われている交渉がどうなるのかということについて、この法案が日本の領土の問題の解決のためにつながるのか、あるいはロシアの実効支配に道を開くことになるのかならないのかというのは懸念が払拭されていない中で、私自身は、やっぱり切り離すべきだったなと思いますけれども、しかし、今後のこの交渉経過にも十分注視していく必要があるんだということを改めて指摘をいたしまして、質問を終わります。
当然公開できないものもあると思いますが、過去の答弁を調べてみますと、茂木大臣は、その交渉経過について記録残していないんだというふうに答弁をされています。いや、本当にそうなのかなと。民間企業でも何か大きな交渉をする際には、当然相手が何を言ったかエビデンスをきちっと残していく必要がありますので、こう言ったでしょうということを後々振り返るためにも、当然議事録なり記録は取るんです。
また、交渉経過における一定の情報開示が行われてもよかったんじゃないかなというふうに思う場面もございます。交渉を進めるべき中でそういうことができなかったのかということも含めて御質問したいと思います。
改めて、当時の応接記録、その手控え、個人メモ、メールなど相手方との交渉経過が分かる資料について、調査の上で委員会に提出をされたいと思います。委員長、お取り計らいいただきたいと思います。
一昨年の国会審議では、TPP12の交渉経過などについて、黒塗りの資料が提示されました。秘密保持契約の問題があったにせよ、情報公開とはとても言えるものではありませんでした。 TPP12の合意後、三百回以上説明会を実施してきたということを本年四月に政府は答弁をされておりますが、審議は深まったでしょうか、国民の理解は深まったでしょうか。
オリジナルのTPP協定の審議の際にも、国民や国会で上げられた不安の声に対して、政府は丁寧な説明を行わず、日付と表題以外は全て黒塗りの交渉経過メモを示しました。秘密保持の義務があるから情報は出せない、それを定めた書簡も秘密だから見せられないと政府は説明をいたします。 もちろん、外交上のやりとりについて秘密にしなければならないことがあることは一定理解をします。
TPP12とは異なり非公開とはされていない以上、可能な限りの交渉経過が明らかにされねばなりません。 しかしながら、政府並びに茂木大臣の対応は、相手国の事情を盾に、公開したのは交渉経過の概要とその都度の記者ブリーフや記者会見のコピーのみでした。これは交渉経過の説明にはなり得ません。もしそれをして情報公開というのなら、一つ一つの判断がなぜとられたのかは闇の中になってしまいます。
協定の第三の問題点は、交渉経過に係る情報公開が全くなされていない点であります。 今回のTPP11協定における凍結項目の決定過程などについても、政府はその内容を全く明らかにしておりません。国民の知る権利を徹底的にないがしろにする政府の姿勢は、決して容認できるものではありません。
今回の森友学園問題のこの検査については、十分な体制と時間を掛けて検査したものと思われますが、結果として、肝腎要な売却に関連した交渉経過の記録、それがないままに、見逃したままに検査をされたということに課題があるのではないかと思います。
最初に、TPP交渉経過の開示及び説明についての御質問がありました。 TPP12の大筋合意後、合計百三十三時間に及ぶ国会審議や三百回以上実施してきた説明会等で、合意内容に関しては、情報を幅広く提供して、丁寧に説明をしてまいりました。この過程において、協定の内容等に関する各種資料、分野別や中小企業向けの資料など、計四千ページ以上に及ぶ資料を公表いたしております。
なぜなら、政府は、日本が交渉入りの際に他の交渉参加国と締結した秘密保持契約を盾に、一昨年の国会審議で、TPPの交渉経過などについて、ノリ弁当と呼ばれた黒塗りの資料しか示さなかったからです。TPPの交渉経過が主権の存する国民に対して開示されていないという状態は、今も変わりません。 そのような状態で、どうして再びTPP協定の内容について国会審議を行えるのでしょうか。
そういう意味で申し上げれば、今、麻生大臣は昨日の答弁でも、国会で提出を、言われている文書を出せということを求められたのに対して、捜査中だから、それに影響を及ぼすことが可能性としてあるので今は出せない、あるかないかも認められない、こういうことをおっしゃられているわけですけれども、先般は、逆に、情報公開請求に対して、ない、廃棄していたといった交渉経過を記した資料がいきなり出てきたということもあったわけであります
でも、だからといって、交渉経過も全て、今までの議論も全てごみの問題であるにもかかわらず、これを考慮することは一切なく七億六千万円に路線価で戻るというのは、国民の納得を得られません。 このことについてもう一度伺います。
財務省は、学園側との交渉経過が含まれる内部文書を、ことし一月に五件、今月になって二十件公表しました。会計検査院が昨年十一月に国会提出した報告書には、これら文書の内容は反映されていません。財務省が一年間隠し続けていたからであります。 昨年の通常国会で、学園との交渉記録等を全て廃棄したと繰り返し答弁した財務省の佐川宣寿前理財局長、現国税庁長官の答弁は、全くの誤りだったわけです。