1966-11-10 第52回国会 衆議院 商工委員会 第5号
○板川委員 その大亜産業が、最近バナナ輸入に関する事業を同じ大亜通商というものに譲渡したというのだが、それはいつですか。
○板川委員 その大亜産業が、最近バナナ輸入に関する事業を同じ大亜通商というものに譲渡したというのだが、それはいつですか。
○板川委員 それでは譲受した大亜通商というのはどういう会社ですか。いっできた会社ですか。だれが取締役になっておりますか。
○板川委員 大亜通商というのができたのが七月七日、登記は。
さらに二十四年の十一月に首相官邸におきまして創立総会を開いたといわれ、国会においても問題になりました新亜通商株式会社、これは密貿易を大体主眼とするところの会社であるというようにわれわれ聞いおるのありますが、との新亜通商株式会社の創立総会はどこで開いたか、そしてこれに関係している主たる人物はどういう人たちであるか、あなたの方にわかつておつたらお聞かせ願いたいと思います。
しかも、こういうことをやりながら、密輸、募兵のあの海烈号の背景と目されている戰犯分子の新亜通商会社の第一回の打合会を首相官邸で行わせ、細菌戰犯その他の国際的人道と平和の加害者どもの検察は、渉外関係に籍口してサボリ続けておる実情ではないか。
去年の十月の十三日の香港の華商報に、いわゆる日本の募兵、密輸工作機関のいろいろな暴露記事が載つておりますが、町では、やはり去年の六月二日に首相官邸でその第一回の発会式をあげた、準備会を持つたという、いわゆる密輸に関係がある新亜通商株式会社というものがこの背後におどつており、それには相当な政府の與党の幹部も参加しておるというようなことが伝えられております。
それからもう一つ前の新亜通商ですか、あれを調べたことがありまするが、あれは決して政府の何人も、與党の何人も、関係しておつたわけではないのでありまして、たまたまあの新亜通商の仕事をやつておつた人が政府の某氏と友人でありまして、その人が巧みに利用されまして、ここへ来たついでにちよつとあなたの部屋を貸してもらいたいと言つたので、そこで何か書きものをするのかと思つたところが、そうでなしに、人を集めて評議したということがあつたそうでありまして
この上村達雄という人間は、過般の国会の本会議におきまして、問題となりました新亜通商、これは大体われわれの調べたところによりますと、密貿易を主として目的としてつくられた会社のように思われる節があるのでありますが、この新亜通商の中心人物であるところの今成拓三という人の分家にあたる今成クミという人の家に身を寄せて、お世話になつておつたということが判明しておるのであります。
○梨木委員 私が申しましたこの新亜通商の問題も、一回四億円何がしかの砂糖の密貿易に成功したというのですが、この点はわれわれ民間人の耳にも入つておるのでありますから、この点は一体検察庁が調べておられるのか。今わからないというのならば、次会までに御報告を願いたいと思います。
○梨木委員 それではその次に、新亜通商というのは、実は中国との貿易で、約四億円ばかりの砂糖の密貿易に成功しておるということも、われわれは聞いておるのであります。こういう点について、法務府には一体どういう報告が入つておるか。検察庁はどうい捜査を進めておるか。これを伺いたいと思います。
きのう総理の施政演説に対する志賀君の質問の中に、新亜通商株式会社というのがありましたが、あれを首相は何と答弁したか、私は聞いていない。速記録も見ていないので知らないからお尋ねするのですが、あれを首相官邸でやつたという事実があるかないか、伺いたい。
新亜通商株式会社というものがありまして、これは昭和二十四年のことでありますが、そのもくろみ書には、発起人が第一回打合会を本年六月二日首相官邸において開き、とあります。新亜通商株式会社というものの文書の中に、こういうことが書いてある。はたして事実とするならば、首相官邸はそういうことに使われるべきものであるか、これを一点伺いたい。
もう一つは、例の新亜通商株式会社のことについて、首相官邸が第一回の打合会に使われたこと、戰争犯罪人として追放された者が官邸を使つたこと、この点について吉田首相は何と考えるか。この点についてお尋ねいたします。(拍手) 〔国務大臣吉田茂君登壇〕