1952-05-26 第13回国会 衆議院 人事委員会 第16号
しかし、もとよりそういう何か文字として、実践され得る——われわれの考えておるところと、一般隊員の考えておるところとが一致するような指導精神というものをつくるべく、努力は続けておりますので、大臣からお話がありましたように、遠からず、無理のない、みんなが納得した、いわゆる予備隊精神と申しますか、そういうふうなものを確立し得るものと、かように考えておる段階でございます。
しかし、もとよりそういう何か文字として、実践され得る——われわれの考えておるところと、一般隊員の考えておるところとが一致するような指導精神というものをつくるべく、努力は続けておりますので、大臣からお話がありましたように、遠からず、無理のない、みんなが納得した、いわゆる予備隊精神と申しますか、そういうふうなものを確立し得るものと、かように考えておる段階でございます。
これは予備隊の創設されました当時から、予備隊の基本精神である、言いかえますならば予備隊綱領と申しますか、あるいは予備隊精神とかいうものを、至急に、まず最初に確立する必要があるのではないかというような議論もほかにもありましたし、また内部に入りました幹部におきましてもそういう考え方を持つておつた者も多々あるのであります。
それで警察予備隊の指導理念ですね、指導精神、言い換えますと、誰でも職業に就くときには一つの誇りというものを持つて仕事をすると思うのでありますが、警察予備隊の隊制は、隊の制ですね、隊制はどういう、その中心と申しますか、誇りと申しますか、警察予備隊精神というようなものを持つているのか、持たすべく教育をしておるのか、その点を承わりたい。