1960-03-30 第34回国会 参議院 法務委員会 第11号
事件といたしましては、三月二十五日から高松宮殿下が山形県に御来県になるということで、そのお泊りになる湯野浜温泉の亀屋ホテル、肘折温泉の村井旅館、油田市の菊水ホテル、この三カ所が宿泊予定でございますので、その旅館の従業員の赤痢菌の保菌検索を行なった際に起きた事件でございます。そのうち亀屋ホテルで起きた事件が新聞に報道されておる事件であります。
事件といたしましては、三月二十五日から高松宮殿下が山形県に御来県になるということで、そのお泊りになる湯野浜温泉の亀屋ホテル、肘折温泉の村井旅館、油田市の菊水ホテル、この三カ所が宿泊予定でございますので、その旅館の従業員の赤痢菌の保菌検索を行なった際に起きた事件でございます。そのうち亀屋ホテルで起きた事件が新聞に報道されておる事件であります。
そういうことをほんとうに恥ずかしく、また当委員会でこういうことを取り上げてやらなければならぬということ自体、いろいろ原因もあると思うのでございますけれども、直接公衆衛生局長及び法務大臣の所管のことから起きたということにつきまして、これからどうぞこういうことのないように注意していただきたいと思うわけでございますが、実際亀屋ホテルの問題のときに、直接の指導者というのでしょうか、責任者はだれだったんでしょうか
○高田なほ子君 亀屋ホテルの従業員三十六人を四つんばいにして検便した事件、この事件は、私どもの党では非常に重要視をいたしております。
その検便の実施状況でありますが、まず鶴岡市の湯ノ浜一番地、株式会社亀屋ホテル二階七十一号室におきまして、鶴岡保健所の予防課長ほか二名の職員が受付事務に当たりました。その隣室の七十二号室の八畳の間におきまして、保健婦一名、男子検査技術者一名が直接採便を行なったのであります。
○国務大臣(井野碩哉君) 鶴岡の亀屋ホテルの事件に関しましては二十五日に新聞に出ておりましたので、二十六日に鶴岡の法務局に調査を命じまして、十人ほどの係官を呼んで現在調査をしております。事実は相当人権問題に深い関係を持ちますので、私の方としては十分調査の上、新聞に出ておりますことが事実でございますれば適当な措置をとって参りたい、かように考えております。
○政府委員(鈴木才蔵君) 新聞に出まして、去る二十六日のことでありますが、問題となりました鶴岡市の湯野浜の亀屋ホテルの従業員に対して、あるいはこの検査をしました人たちを山形の地方法務局の人権擁護課で呼びまして、その真相を確かめております。おっつけ私の方に報告があると思います。