2000-04-26 第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会公聴会 第1号
それで、質問なのですけれども、先ほど制度面からすると答えるのが非常に難しいというお答えだったのですが、中田公述人と三井公述人が議員としての経験がおありですね。
それで、質問なのですけれども、先ほど制度面からすると答えるのが非常に難しいというお答えだったのですが、中田公述人と三井公述人が議員としての経験がおありですね。
あと三分ぐらいしかございませんので、申しわけないんですが、三井公述人と中田公述人に、先ほど労働問題のお話がちょっとありまして、三井公述人のメモの方にあったんですけれども、今、綿末公述人もおっしゃったんですけれども、いろんな地域あるいはいろんな分野で女性が進出をしていくというものの基本になるのは経済的な自立、社会的自立があると思います。
それでは、中田公述人にお願いいたします。中田公述人。
次に、中田公述人にお願いいたします。
○中田公述人 どの土地がでしょうか。
中田公述人からは、北海道の炭鉱は現在八山あるが、五十六年の出炭量は一千三十五万九千トン、炭鉱労働者は一万二千人と、ピークの昭和三十三年の七万九千人に比べ、この間六万七千人も減少している。また、この二十年間、毎年閉山が続き、夕張だけでもすでに二十二山が閉山に追い込まれ、現在では二山のみとなっている。炭鉱を抱えた市町村は、今後とも炭鉱の町として生きていくことに大きな不安を感じ苦悩している。
夕張市長中田公述人は、産炭地域の夕張市は自主財源比率がきわめて低く、財政基盤が弱い状況にある。地域経済は、石炭産業にのみ依存してきたため、相次ぐ閉山によって疲弊し税収が激減した反面、生活基盤の整備、閉山跡地の処理など地域振興対策の解決に迫られ、財政需要は増加を余儀なくされている。自主財源の乏しい地方自治体に国の抜本的財政対策を望みたい。