2004-04-05 第159回国会 参議院 決算委員会 第7号
お手元に行きましたか、「中期財政展望等による公債発行見込額と実績額との対比」、これは、いわゆる各年度ごとに出ておりますが、その年度の予算書に添付されている資料から取ったわけでございまして、これはある一定の条件がありますから、大体平均的な数値を取っております。
お手元に行きましたか、「中期財政展望等による公債発行見込額と実績額との対比」、これは、いわゆる各年度ごとに出ておりますが、その年度の予算書に添付されている資料から取ったわけでございまして、これはある一定の条件がありますから、大体平均的な数値を取っております。
質疑はこのほか、鳥インフルエンザ問題への対応策、児童虐待、地域再生への取組、治安対策、ドミニカ移民問題、沖縄米軍基地問題、FTAへの対応策、環境問題、医師・看護師問題、中期財政展望の妥当性、食料自給率、道路公団の民営化、司法制度改革、教育問題、デフレ脱却への対応策、不良債権問題、中小企業対策など、広範多岐にわたりましたが、その詳細は会議録によって御承知願いたいと存じます。
この中期財政展望によると大体二〇一〇年がその目標、ターゲットになっているんだろうと思うんですが、私どもは、別に積極財政論者というわけではなくて、二〇一〇年度にこの目標を達成するためにも、三十兆円の枠というのはない方がやりやすいのではないかということをかねがね主張させていただいているつもりなわけです。
それで、中期財政展望なんかを見ても、実は十四年度三十兆円以内にするなんて割と簡単なんですよね。金利だって実は高目に見積もっているわけですし、公共投資予備費だって入っているわけですよ、十四年度の中期展望というのは。だから、十四年度三十兆円以内に抑えるというのはそんなに難しくない話なんですね。
といいますのは、御承知のように、中期財政展望におきまして一応は平成十五年度まで正確な数字を予測しておりますが、この状態を見まして、十四年度におきましては三十三兆三千億円足りません。三十三兆三千億円足らない、国債発行しなきゃならぬという数字が出ております。十五年におきましては、三十五兆の国債を発行しなきゃならぬ、だから三兆五千億円の国債を増発しなきゃならぬという数字が出ております。
ただいまの御答弁で、これからの赤字国債を減らしたいというようなふうに私はお受けしたんですが、実はその辺が私は非常に心配でして、今まで財政問題を御質問させていただくときに、いつも大蔵省が予算案を出したときに中期財政試算ですか、前はそう呼んでおりましたけれども、今般取り寄せましたら中期財政展望と言葉が変わって、どうしてこう変わったのかわからないんですが、それを参考にさせていただいて、これは、たしかことしの
○国務大臣(宮澤喜一君) 中期財政展望は、峰崎委員もよく御承知のとおり、幾つかの仮定数値を置きまして一種のプロジェクションをしたものでございますから、現在の状況における基本的なプロジェクションでございます。 それによりますと、基本的に、仮に成長率が高くなってもその結果金利が上がるので、それは恐らく国債の金利を非常に高めるであろうし、その結果の割には税収の増というものは大きくない。
○星野朋市君 まず最初に、私は大蔵大臣に中期財政展望の件についてお伺いをいたしたいと思います。 中期財政展望につきましては、ことしも名目成長率の三・五と一・七五の二通りの試算がなされました。
○小池晃君 三%は高過ぎるというお話でしたが、今後の長期金利について大蔵省は中期財政展望を出しておられます。経済成長率一・七五%という低成長でも利率三%と見込んでおられるわけで、つまり、大蔵省のシミュレーションによっても、国民は地域振興券によって将来一兆六千億円もの借金を二十一世紀に支払っていくということになるわけであります。
ところで、そういう基本的態度で今まで来ておると思っておりましたところ、せんだっての閣議報告ですか、大蔵省から出された中期財政展望の試算が出ております。
中期財政展望というのは決して、三・五の成長を遂げたとしても、財政の累積が減るどころか、むしろ年々、単年度の発行額すらふえていくという指摘をいたしました。私はこうなると思うんです。
ところが、これはきのうの質問でもございました、例の大蔵省の中期財政展望、これを見たときに、この論理は全く成立しない。虚構である、あるいはもっと言えばうそである、私はそう言わざるを得ないと確信をいたします。これは私は、今度の予算の最大の問題だと思うのですね。 つまり、説明をいたします。 ここに中期財政展望がございます。試算が四つ出してございます。試算一は、名目成長率を三・五%と見ております。
○国務大臣(宮澤喜一君) 別の委員会でも浜田委員からそのお尋ねがございまして、中期財政展望は殊に浜田委員がお役所におられたときに最初におつくりになったお一人ですから大変思い入れも深いし、お詳しいんですが、今となっては当時とは大分意味合いがこの表は違ってきたと。私が申しますと余りお気に入らないのかもしれませんが。 今回のような大きな国債をいつまでも発行しているわけには私はいかないだろうと思います。
○星野朋市君 次に、中期財政展望の件についてお伺いをいたします。 私はこれがいろんな面で重大な意味を含んでいると実は思っているんですが、世間ではまだこれはほとんど知られていない。実は先日も日銀に同じような形で質問をさせていただいたんですが、名前は申し上げませんけれども、日銀の某幹部はこれは一つの試算でしょうぐらいの頭でしかないんです。
ただ、問題は、先日大蔵省が発表した中期財政展望、これはもう御存じだと思いますけれども、政府の目標が依然としてまだ新しく改定されておりませんので、財政構造を伴ういわゆる経済政策の数字をそのまま引きずっているわけですね。
それを除くと四・七という、昨年来の財政構造改革の中の中期財政展望とか中期財政試算とか、これに一応沿う形になるけれども、この部分を含むと九・七になる。突出して財政構造改革路線が破綻したということがわかる。それでこういうふうな簿外処理のような格好で整理をした、こう考えております。
これは松永大蔵大臣が御就任のときも中期財政展望の中にそういうものを織り込んでいるわけです。 どういうことかというと、構造改革ができれば日本は三・五%の成長を遂げられるけれども、構造改革ができなければ一・七五%である、それからそのときの失業率も三・五%である、こういう中期展望というのがいまだに生きているんですよ。そうすると、現在の失業率というのは何だと、構造改革は一向になされていないじゃないか。
さて、大蔵大臣、大蔵省は中期財政展望について、今、経済企画庁長官がお答えになったように、財政の収入面について特に名目成長率三・五%と一・七五%の二通りの計画をお立てになっておりますが、間違いございませんか。
これは、中期財政展望を出されたけれども、展望は全くないですよ。それは、今までの財政再建の財政依存度五%以下というのさえやめちゃうわけでしょう。本当に日本の将来はこれでいいのか、これで責任を持った内閣なのかと私は言いたくなります。それで頼りにするのは消費税だけだということになったら、それはもう絶対許されないですよ。
毎年、中期財政展望を発表されます。この前提は今の経済計画、五カ年計画の名目五%の成長率で計算されているわけでしょう。そんなものを納税者が見てそういった中期展望を信用するでしょうか。 私は、これからの経済というのはどのあたりまで実質成長率が望めるのか、また努力したらどこまで実質成長率を高めることができるのか、そのあたりの基本的なところをもっと検討しなければならないんじゃないかと思います。
予算が国会に提出されるときに、大蔵省は中期財政展望という試算を同時に国会に提出しておりますけれども、これは何の拘束力もないんです。ですから、私はある程度拘束力を持たせるような中期財政計画をつくらなければ、いつも何か場当たり的な予算編成に終わってしまうのではないかというふうなことを考えております。