2015-06-02 第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
これは昭和四十五年の中曽根防衛庁長官の答弁です。一番下の三行の赤の部分を読み上げたいと思います。「制服の相当な力を持っておる人間が内局の責任あるポストにつくことは適当ではないという考えに立って、いわゆる長官補佐機関の文民優位という形を実行しております。」。 文官統制そのものでありませんか。
これは昭和四十五年の中曽根防衛庁長官の答弁です。一番下の三行の赤の部分を読み上げたいと思います。「制服の相当な力を持っておる人間が内局の責任あるポストにつくことは適当ではないという考えに立って、いわゆる長官補佐機関の文民優位という形を実行しております。」。 文官統制そのものでありませんか。
○国務大臣(中谷元君) 内局というのは、そもそも政策的見地によって大臣を補佐するということでございますので、あの当時の中曽根防衛庁長官はそのような趣旨で政策的見地を行う内局の責任あるポストにおいては制服は適当ではないと述べたと思っております。
○藤田幸久君 端的にこの佐藤総理の文官統制の部分、中曽根防衛庁長官の文官統制の部分、それから竹下元総理の文官統制の部分、そこについて評価をしてください。
また、佐藤総理大臣も、昭和四十七年三月十六日の参議院内閣委員会において、文民統制は政治の優先である旨答弁しており、中曽根防衛庁長官も、昭和四十五年五月十二日の参議院内閣委員会において、文民優位とは政治家や国会が軍事を掌握することである旨答弁しております。さらに、竹下内閣総理大臣も、昭和六十三年二月二十三日の衆議院予算委員会において、防衛政策を立案する際に文官と自衛官が話し合う旨答弁しています。
過去の答弁を読みましても、中曽根防衛庁長官が、昭和四十五年の五月十二日ですけれども、「国家公務員相互においてせびろが制服に優越するということではない。」「文民優位とは政治家や、あるいは国民の代表である国会が軍事を掌握することである」と答弁をいたしたり、また、「文民優位とは政治優位であると考えておりまして、私たち政治家の責任においてこの問題は推進してまいりたい」。
○下地委員 中曽根防衛庁長官が、昭和四十五年四月の十五日、 三軍がばらばらにならないように、そういう意味で内局においてこれを統合するということは非常に大事な要素でもあるのです。 内局というのは長官を補佐する。いろいろ部隊、各幕に対して指示を与えるときも内局が審査して、そして報告にくるのも、また上から下へ下達するのも、内局を通してやるというシステムになっておるのであります。
○中谷国務大臣 同じく中曽根防衛庁長官の発言でございますが、同じように、 シビリアン・コントロールということは、政治理念が軍事理念に優越するということであり、国民代表である政治家、あるいは国権の最高機関である国会が軍事を掌握するとかいうことであって、国家公務員相互においてせびろが制服に優越するということではない。
そして、昭和四十五年四月十五日の中曽根防衛庁長官はこういうふうにおっしゃっていますね。 私は内局による統制というのは必要だと思っているんです。 三軍がばらばらにならないように、そういう意味で内局においてこれを統合するということは非常に大事な要素でもあるのです。そういう意味におけるシビリアンコントロールというのはある程度あるでしょう。なぜならば、内局というのは長官を補佐する。
例えば、中曽根防衛庁長官の発言として、昭和四十五年五月十二日の参議院の内閣委員会において、 シビリアン・コントロールということは、政治理念が軍事理念に優越するということであり、国民代表である政治家、あるいは国権の最高機関である国会が軍事を掌握するとかいうことであって、国家公務員相互においてせびろが制服に優越するということではない。 と答弁をしております。
さらには、中曽根防衛庁長官は非常にやっぱり含蓄のあることを言われていて、文民統制という言葉について、私は、部内の背広の者が制服の者に威張るということではない、それは政治理念が軍事理念に優越するということであると。具体的に言えば、国民の代表である政治家が軍事を掌握することである、そういう意味において、国権の最高機関である国会云々とあって、その下です。
ここも整理していただかなきゃいけないし、中曽根防衛庁長官のお話を引かれましたが、佐藤総理は、四つの面から構成されているといって、自衛隊のいわゆる、これはあれですよ、文民統制の要件を四つ言われたんです。文民統制の要件を四つ言っているんです。その四つを今回の統一見解はいつの間にか一つ落ちているんです、落ちているんです。
この会談記録を見ると、中曽根防衛庁長官は、国防の基本方針というのがあるわけですけれども、この国防の基本方針に関して、個人的な考え方であるが、世界の誤解を防ぎ国内のコンセンサスを維持するために核兵器は持たないと書いた方がよい、ただし米国の核兵器の導入については留保しておいた方がよいと思うと述べている。 このように述べたという記録があるということは、そのとおりですね。
昭和四十六年二月二十七日の衆議院予算委員会におきまして、統一見解という形で中曽根防衛庁長官より答弁をしておる次第でございます。
例えば、随分前になりますけれども、中曽根防衛庁長官のときに、国会答弁において、一応時間的にいえば一年のうち半数以上が米軍が使用するというのでは主客転倒となる、そういうことも述べられていますね。 日常的に米軍が使っている施設・区域を移管する場合、この問題をどうクリアされるんですか。
なぜこれを問題にするかといいますと、地位協定の二条四項(b)に基づいて米軍が日本の施設を共同使用する基地について、一九七一年当時の中曽根防衛庁長官の解釈をめぐるのがあるんですよ。一時、一応時間的にいえば一年のうち半数以上を向こうが使うというのでは主客転倒になるというふうに答弁しているわけです。これに照らしても、二百七十日優先に使えるというのはおかしいんじゃないですか。どうですか。
そこで、かつて、昭和四十五年二月の衆議院予算委員会において、先輩議員が、そういうことが決まっているのに国民には何も知らされていない、どういう手段で国民に知らせるのかと質問されたときに、当時の佐藤総理、それから中曽根防衛庁長官ともに、今国民は平和な生活を営んでいる、そういう刺激的なことを知らせる段階ではない、ただいまの状況では、そういう点まで心配して国民に知らせる必要はない、このように答弁をされています
一九七〇年四月十四日、参議院予算委員会の分科会で、当時の中曽根防衛庁長官が、海上警備行動は海上保安庁の船舶が攻撃を受けて危殆に瀕して、それを、相手を排除するということで正当防衛の範囲内で必要な行為として許される、そういうものでありますという答弁をしておられる。
かつては土屋義彦という中曽根防衛庁長官のときに参議院から防衛政務次官が出たけれども、私の以後出ない。だから、防衛庁のことを参議院で知っているのは私だけと思っている。永野さんがいるけれども、この方は内局じゃないんだから、制服組で全体は見られないんです。全体を知っているのは私なんです。この私がそう言うんだから、そういう意味で外務省と防衛庁は再検討の時期に来ていると思いますので、そこらあたり。
○政府委員(西廣整輝君) 従来のお話がありますのでそこだけお答えさしていただきますが、AWACS等について、AWACSを将来とも持たないという御答弁をしたことはないと思いますが、たしか中曽根防衛庁長官のときだったと思いますけれども、E2CにするかAWACSにするかという論議が若干あったと思います。
そうしたら、また中曽根防衛庁長官は手を挙げて、訂正をいたします、六発使用しました。 最初は持っていないと言ったのに、六発使用しました。本当に六発だけですかと言ったら、また防衛庁長官に役人が走って行って何か耳打ちした。中曽根さんは手を挙げて、委員長、そのときの委員長は亡くなられた中野四郎さんです。訂正します、六回使用しました。六発が六回になった。
いろいろ私は調べてみたわけでございますが、戦略守勢と言っておられますが、特に自衛の範囲内の自衛力の運用について、当時、中曽根防衛庁長官が具体的にどのように考えられておられたかは必ずしもはっきりすることができませんでした。 自来、今日まで衆参両院のいろいろな場で、この専守防衛が具体的に何を意味するのかということが論じられてまいりました。
私は何も古いことを取り上げて言っているわけではなくて、中曽根防衛庁長官の物の考え方と、現在のこの新しい防衛計画の中に流れておる思想的な脈絡なりその問題点というものが、おおむねにおいて同じものが多くあるからこそ、将来の大きな問題として、今の問題としてお聞きをするわけでございます。(拍手) 一つは、国防の基本方針を変える、こういう前提に立った当時の中曽根案の内容であります。
私の調べではこれが初めですが、四十五年九月二十九日の参議院内閣委員会では中曽根防衛庁長官が国民経済その他との関係で一%、これはあなたが私にお答えになったのです。そして四十七年三月七日の衆議院予算委員会では江崎防衛庁長官が、一%は三次防当時からの不文律だと答えられた。そして四十七年に四次防が決まって、このときに一%というのがはっきり出てまいりました。
かつて一九七〇年に中曽根防衛庁長官がレアード国防長官と会談したとき、発表しているんですけれども、中曽根防衛庁長官はアメリカの核兵器の再導入について留保しておく方がよい、そう言ったんですね。
ところで、防衛白書のことについてお伺いしますが、どうも調べてみますと、一九七〇年、佐藤内閣のとき、中曽根防衛庁長官のときが防衛白書の第一回の刊行のようです。この防衛白書というのはどういう性格の文書ですか。
いまの御指摘の、たとえば期間を区切ってあるいは時間を区切ってという場合に、どのくらいの割合だったらどうだといったようなことをいまここで申し上げられる段階ではございませんが、趣旨は先ほど申し上げましたように、あくまでもあの当時の中曽根防衛庁長官がお答えになった考え方でやっていきたいと思っております。
○山花委員 中曽根防衛庁長官当時に初めて白書ができまして、その後まだしばらく白書が出ていなかった、こうした経過の中にも中曽根現総理大臣の防衛問題に対する一つの姿勢が大変よくあらわれていると思うわけです。
私が聞くところによりますと、なお調査の必要があると思いますが、当時中曽根防衛庁長官の刊行に当たっての談話は確かに印刷され、添付されたのだけれども、その後回収されてしまったということから国会図書館に現物がないわけでありまして、実は先ほど国会図書館で調べたばかりの問題ですから、どうなっているか、わかりましたらということで初めにお伺いしておきたいと思うのですが、防衛庁の方で、なぜ中曽根防衛庁長官の刊行談だけが