2013-11-28 第185回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
そうやっておっしゃりながら、高校入試とか中学校入試とかはもう全国的に見るとまさにその逆を行っている、今。一発勝負の傾向で、一点刻みですよ、一点刻み。中学入試に至っては、僕もかつて小学校におりましたけれども、三学期になると受験生はもう学校にも来ない。学校で勉強するよりも家庭で受験勉強をしている方が入試には役立つと、そういった子供も実際にいっぱいいます。多くいます。むしろ多いぐらい。
そうやっておっしゃりながら、高校入試とか中学校入試とかはもう全国的に見るとまさにその逆を行っている、今。一発勝負の傾向で、一点刻みですよ、一点刻み。中学入試に至っては、僕もかつて小学校におりましたけれども、三学期になると受験生はもう学校にも来ない。学校で勉強するよりも家庭で受験勉強をしている方が入試には役立つと、そういった子供も実際にいっぱいいます。多くいます。むしろ多いぐらい。
そこで適性検査というものが行われておりますけれども、中学校入試と全く同様に適性検査という名前の入学試験が実は行われておりまして、文科省の判断でも、適性検査じゃなきゃいけない、入学試験はいけないと言っていますが、内容的には入学試験に近いですねという話はさんざん承っております。そうすると、私立学校と公立学校、どこが違ってくるのか。
ですから、その考え方として、高校入試の場合には、その高校入試が必要だというのは、定員が超過していなくもやはり試験を行うという適格者主義というのがあったかと思うのですけれども、その高校入試の考え方を中学校入試におろしてきたというふうにやはり理解せざるを得ないのですが、そういう理解でいいのでしょうか。