2021-04-15 第204回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
中共政権ができ上がったのは昭和二十四年です。そして、朝鮮半島はどうか。まだまだ混乱状態であります。まだ統一した統治機構はありませんでした。昭和二十三年になって初めて、李承晩率いる韓国が宣言をし、そして、それから一か月遅れて、金日成の北朝鮮が建国を宣言する。まだ朝鮮戦争が始まる前なんです。そのときにできた憲法であります。
中共政権ができ上がったのは昭和二十四年です。そして、朝鮮半島はどうか。まだまだ混乱状態であります。まだ統一した統治機構はありませんでした。昭和二十三年になって初めて、李承晩率いる韓国が宣言をし、そして、それから一か月遅れて、金日成の北朝鮮が建国を宣言する。まだ朝鮮戦争が始まる前なんです。そのときにできた憲法であります。
ただ、その一つの中国というのは、いわゆる中共政権から主張される場合は台湾は一つの州にすぎないんだと、台湾州、台湾地方にすぎない。したがって、そういう立場からこれをいずれ統一すると言う。また台湾は台湾で、中国は一つであると、これも言っているわけです。しかしその台湾の立場は、そもそも台湾は昔から独立国なんだと、台湾というより中華民国政権は一九一一年の辛亥革命以来。
アメリカで大豆のできが悪いということがわかったときに、ふしぎなことに、去年の九月に、輸入しなければならない六万五千トンであったと思いますが、その大豆をすぱっととめたのが実は中共政権です。私はだから奥さん方に言っております。皆さん、田中角榮先生が悪いのではありませんよ、みそが上がった、とうふが上がった、しょうゆが上がったということを恨むなら、毛沢東を恨みなさいと説明しておるのです。材木でもそうです。
中共政権が確立した四九年十月一日以降では、全部で六千六百万人が殺されている」。 いま自由化で騒いでいるチェコもご多分にもれない。共産党が権力を握った四八年二月から四九年十月の間に“国家の敵”五万人が逮捕され、うち三万人が人民裁判によって“死”を含む判決を受け、一万人が強制収容所送りとなっている。 と書いてあります。共産主義というのがいかにおそろしいか、これを見ただけでも私はもうはっきりわかる。
もちろん台湾人も中共政権下にはいりたいとは思ってはいまい」という発言をしておられるわけですが、これはこのとおりですか。
大陸の中共政権は一九四九年に成立したのであるから、それ以前の国民政府による国連憲章の締結や、敗戦日本国の降伏文書調印——これはともに一九四五年であります。——は、国際法上当然に中共政権によって承認せられる。しかし、一九四九年大陸中国に、中共政権が成立した後の一九五二年に、台湾に落ちのびた国民政府との間に結んだ日華平和条約については、全く同一に論ずることは許されないという説は傾聴に値する。
これが将来中共政権に対して云々ということでございますが、これは、日華条約は一に台湾政権との間の関係においていたしたのであって、中共政権についての関係はないのであります。」こう言っていますね。同じ日、別な質問で、やはり曽祢さんの質問に対するお答えであります。
その後、中国側の国内の変化によって一部変動し、大陸が中共政権となり、台湾、澎湖島が今日の国民政府となった。しかし、これはあくまで新しい国の誕生とはだれも言いません。一つの中国ですから、これは新しい国の誕生というわけにまいりません。そうなるならば、少なくとも代表して調印をした蒋介石政府の代表する中国によって平和条約を結んだ、ここに私は誤りはないと思います。法律的にも現実的にも誤りはないと思います。
七億五千万人の人民を支配する中共政権の現実は、一衣帯水の隣国日本の立場において、それはきわめて微妙なものがあり、また、歴史的、文化的、地理的に交流の深かった双方にとってまことに重要な課題であろうと思います。去る十月十三日のカナダの中共承認、引き続き十一月六日にはイタリアも承認に踏み切っております。
おそらく中国のとった終戦時の寛大なる処置、これは蒋政権であろうが・あるいは中共政権であろうが、すべてに対して日本国民は心からいまだに忘れられない感激を覚えておるものだ、かように私は確信しております。こういうような事柄も、やはりそのまま伝えることができるならば、今日のような誤解は招かなくても済むんじゃないかと、かように思います。
北京政府といったら、台湾政府といいますか、台北政府というのですか、そのほうがいいかもしれませんが、要するに、中共政権と国民政府政権と、二つに分かれておる。そこで台湾海峡をさしはさんできびしく対立していることであります。しかも両政府とも、二つの中国には絶対反対であると言っておるのでありまして、この態度は変わらないものと思われるのであります。
それは、もしもカナダが中共政権を承認した際において、そのときに、台湾政府が直ちにそれに対して国交断絶というような形をとらないような、何らかの働きかけをしたかというような意味合いのお話がございましたが、その働きかけをしたというお話がございました。
中共政権がその前にできておるわけでありますが、その後、中ソ関係というものの変化がどうもだれも予想できなかったし、また、これが今後どういうふうに変わってくるか予想がつかない。ことに、中国の紅衛兵があの時期にああいう事態で事が起こってくるということは、どうも専門家といえども予測がつかなかった。将来、台湾海峡というところでどういう事態が起こるか、これもなかなか予測が困難だ。
また、一九四九年にいまの中共政権が成立しておるのですが、中ソ同盟友好条約というのが一九五〇年に締結されております。
○国務大臣(椎名悦三郎君) とにかく、中国は一つであるという両方の主張があるわけでありますが、沿革的に中華民国を代表政権と認めていることは、これは現実の姿で、それによって日本としては対処してまいっておりますが、しかし、もうこの中共政権ができて中国大陸を支配してすでに十六、七年たっている。この事実というものは、またこれは認めざるを得ない。
ただ変わったところありとしますならば、一口に申しますと、確かに旧ダレス時代と申しますか、その時代の中共政権に対する考え方の基本が、これは悪い政権であっていずれは倒れるんだという一つの前提があったのではないかと思います。したがって、当時はそういう前提に立ちまして、もちろん米中会談というものは当時ございましたけれども、それ以外にいわゆる非公式の折衝というものも一切しておらなかったわけでございます。
中共は中共で、台湾全体が当然中共政権の支配下にあるのだ、こう言って両方とも譲らない、こういう状況でございまして、非常にむずかしい問題でありまして、結局国際世論の動向によってだんだんきまっていくべきものである、したがって、国際世論というものの動向を見るためには、やはり重要指定方式で、ただ一票や二票の差で勝ち負けを決するというようなことでなしに、この問題を慎重に重要事項として処理する、こういうやはり態度
このことは特に東シナ海を隔てて、琉球からちょうど四百マイル離れたところにある中共政権の場合、間違いのない事実であります。中共政府は隣国を支配して、自国の政治制度を隣国に強制しようとしているのであります。中共は相変わらず好戦的で、アジアの自由を愛好するすべての住民にとっては絶えざる脅威であります。中共の態度とその明白な意図こそは、アジアにおいて現在自由が脅かされているおもなる理由であります。」
しかるに、一部の国々がいまだにこの条約に署名せず、なかんずく、わが国に隣接する中共政権が、この条約を欺瞞であるとして、公然これに反対し、みずからの核武装を高言していることは、まことに遺憾であると申さねばなりません。
○村山(喜)委員 当時はそういう見解をおとりになっても、国際的な情勢でそのような情勢解釈も成り立ったかもしれないけれども、今日の段階においては、池田総理大臣が国会の施政方針演説の中でも触れられましたように、現に六億五千万の人口を有し、中共政権が厳然として存在している事実については、これを事実として認識をしていくという立場から問題を提起されており、そういうような事態から考えてまいりました場合に、すべての